五十嵐貴久
- 職業・肩書き
- 作家
- ふりがな
- いがらし・たかひさ
ジャンル
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
1961年12月14日生まれ。東京都出身。小説家及び推理小説家。成蹊大学文学部卒業。同大学卒業後の1985年、扶桑社に入社、一年目は販売部、二年目は編集部に所属する。1997年、再び販売部に配属されたことを機会に、本格的に執筆活動を始める。2001年、初めて執筆した長編小説『TVJ』(2005年、文藝春秋)で、第18回サントリーミステリー大賞の優秀作品賞を受賞。同年、『リカ』(2002年、幻冬舎)で第2回ホラーサスペンス大賞の大賞を受賞し、翌年2002年に小説家デビューを果たす。同作品は、テレビ朝日系「土曜ワイド劇場」にてテレビドラマ化された(2003年3月1日放送)。ホラーサスペンス小説である「リカ・シリーズ」は、『リターン』(2013年、幻冬舎)、『リバース』(2016年、幻冬舎文庫)、『リハーサル』(2019年、幻冬舎文庫)と引き続き出版されている。
2007年、『シャーロック・ホームズと賢者の石』(2007年、光文社)で第30回日本シャーロック・ホームズ大賞を受賞した。また、2008年には『相棒』(2010年、PHP研究所)で第14回中山義秀文学賞候補、2011年には『サウンド・オブ・サイレンス』(2011年、文藝春秋)で第28回坪田譲治文学賞候補になった。
「交渉人シリーズ」は、『交渉人』(2003年、新潮社)、『交渉人 遠野麻衣子・最後の事件』(2007年、幻冬舎)、『交渉人・籠城』(2010年、幻冬舎)の三部作であり、『交渉人』はWOWOW「ドラマW」(2003年8月17日放送)とテレビ朝日系「土曜ワイド劇場」(2005年3月26日放送)でテレビドラマ化された。
その他の著書に、『誘拐』(2012年、双葉社)、『アンサーゲーム』(2019年、双葉社)、『マダーハウス』(2019年、実業之日本社)など多数ある。