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黒木渚

黒木渚 写真:干川 修
職業・肩書き
タレント・その他
作家
ふりがな
くろき・なぎさ

プロフィール

最終更新 : 2022-6-27

1986年、宮崎県生まれ。シンガーソングライター。2012年『あたしの心臓あげる』でデビュー、14年からソロ活動開始。独特の文学的な歌詞で生々しく女の強さ、生を歌う。22年、ベストアルバム『予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる』をリリース。著書に『檸檬の棘』『本性』など。

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毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある一冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、黒木渚さん。 (取材・文=河村道子写真=干川 修) 中・高時代は厳格な全寮制の学校で図書館の蔵書とひたすら向き合い、大学ではポスト・モダン文学を専攻。自身の音楽家としてのルーツは“音楽ではなく文学”という黒木さんにいたっても、近所の犬を殺した犯人を15歳の少年が探しゆく一冊は、「はじめ、読みづらかった」という。 「最初の数ページで、主人公は偏りのあるタイプの子だな、とわかったのですが、いったんその情報から離れて読むと感情移入がしづらくて。そこで気付いたのは、今、私が感じていることは、そのまま彼の生きづらさなんじゃないか、ということでした。普通の人たちの言葉の裏にある気持ちが読めないという彼の感覚を追体験できることが、この本の面白さのひとつだと思いました」 「私も世の中と折り合いのつかないところがあるので、“少し誇張された私”みたいな感じもした」と黒木さんが言う、人とうまく付き合えない少年は、得意な物理や数学、類まれな記憶…

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黒木渚ロングインタビュー「私のルーツは音楽ではなく文学」

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一度聴いたら、耳から、心から離れない。独特の文学的な歌詞で生々しく女の強さ、生を歌い続ける孤高のミュージシャン・黒木渚。ライブで仕掛ける演劇的要素、アルバムやPVで見せるアート的発想……。様々な表現を展開してきた彼女が、ついに真骨頂である小説をリリースした。デビュー作『本性』に込めたものとは──。 『本性』 講談社1400円(税別) 「一年後に死ぬわよ」と占い師に言われたサイコは、2年後の今も生きている。モノしか愛せない友人・エリちゃんと一緒に。普通って何?変って何よ?こじらせ女子の行き着く先は──「超不自然主義」、夫との生活に不満を持ち、出会い系サイトで知り合った男に会うため、東京へ向かった恵。だが、男とはうまくはいかず、飛び乗ったタクシーで放浪を始めるが──「東京回遊」、ある日、パチンコで大勝ちした、その日暮らしをする岩崎。そんな彼に声をかけてきたのは風俗嬢のアッコ。二人は一緒に住むようになるが、まともに愛し合っていられたのは束の間。二人の愛は奈落の底へ──「ぱんぱかぱーんとぴーひゃらら」どうしようもない、けれど愛しい人々が息づく連作小説集。 くろき・なぎさ●1986…

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