今市子
- 職業・肩書き
- マンガ家
- ふりがな
- いま・いちこ
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
4月11日生まれ。富山県氷見市出身。血液型はAB型。東京女子大学文理学部卒業。愛鳥家としても知られる。森川久美などのアシスタントを務めた後、1993年に「コミック・イマージュVol.6」(白夜書房)にて『マイ・ビューティフル・グリーンパレス』(コミック・イマージュ)で漫画家デビュー。1995年から漫画雑誌「ネムキ」(朝日ソノラマ)のVOL.23にて『百鬼夜行抄』の連載をスタート。「ネムキ」は2013年に1月号で終了したが、2013年4月に創刊された「ネムキ」の後継誌となる「Nemuki+(ネムキプラス)」(朝日新聞社)で引き続き連載を継続。2013年の時点で、コミックス累計発行部数460万部を突破し人気シリーズとして知られている。
『百鬼夜行抄』は、妖怪が見える主人公がテーマのストーリーで、シリアスでありながらユーモラスに描かれているのが特徴。2006年に「第10回文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門にて優秀賞を受賞、緻密に計算された会話などに独自の時空間があること、絵の技術や構成力などを評価された。2002年にドラマCDが発売、2003年と2006年に舞台作品が生まれ、2007年にはTVドラマ化された。朝日コミック文庫から文庫版も出版。
また、漫画雑誌「花音」(芳文社)にて『あしながおじさん達の行方』や『楽園まであともうちょっと』を連載するなど、BL作品も多く執筆している。そのほか、代表作のひとつである『文鳥様と私』は、ペットの文鳥について描いたエッセイコミックで、2019年3月に第19巻が発売。『幻月楼奇譚』も大人気シリーズ。コミックスのほかドラマCDも販売されている。