佐伯泰英
- 職業・肩書き
- 作家
- ふりがな
- さえき・やすひで
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
1942年2月14日生まれ、福岡県北九州市出身。日本大学藝術学部映画学科を卒業。1971年から1974年までスペインに滞在。その後、スペインと闘牛をテーマにしたノンフィクション『闘牛士エル・コルドベス 1969年の叛乱』(1981年、集英社)と『闘牛はなぜ殺されるか』(1998年、新潮社)、長編ミステリー小説『ゲルニカに死す』(2000年、角川春樹事務所)を発表。スペイン語圏を舞台にした冒険小説などを多く執筆した後、1999年に『密命』(祥伝社)を発表し、時代小説に転向した。主人公の元豊後相良藩士である金杉惣三郎と、下町の人情あふれる人々との物語を描いた同作品は全26巻を超える人気シリーズとなり、2008年にはテレビ東京金曜時代劇枠で「密命 寒月霞斬り」としてテレビドラマ化された。
『居眠り磐音』は、九州の豊後関前藩の中老・坂崎正睦の嫡男である主人公の佐々木磐音を中心に描いた時代小説シリーズ(2002年~2016年刊行、文春文庫。全51巻)。同作品は、「陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜」として、2007年から2017年にかけてNHK総合テレビでドラマシリーズ化。2019年には映画化された(松竹、主演・松坂桃李)。2017年1月からは続編となる『空也十番勝負』シリーズがスタートした。
その他の著書に、『吉原裏同心』(2003年~2016年、光文社文庫。全25巻)、『鎌倉河岸捕物控』(2001年~2018年、ハルキ文庫。全32巻)、『秘剣』(2002年~2006年、祥伝社。全5巻)、『酔いどれ小籐次留書』(2004年~2013年、幻冬舎文庫。全19巻)などのシリーズ作品の他、長編時代小説『春淡し』(2019年、光文社文庫)、『まよい道』(2019年、光文社)など多数。
受賞歴
最終更新 : 2018-6-8
- 1982年
- 『闘牛士エル・コンドベス1969年の叛乱』第1回プレイボーイドキュメントファイル大賞