山田悠介
- 職業・肩書き
- 作家
- ふりがな
- やまだ・ゆうすけ
ジャンル
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
1981年6月8日生まれ、東京都出身の小説家。サバイバルものやデスゲームなどのホラーを中心とした作風は、特に中高生に人気がある。学生時代はあまり読書も好まない性格だったが、2001年に高校を卒業したことを機に、西暦3000年の佐藤姓抹消計画を描いたホラー小説『リアル鬼ごっこ』(文芸社)を自費出版。制作期間はわずか2か月だったが、刊行から6か月ほどで1万部を突破。2015年には累計200万部を超える超話題作となった。
また、同作品を原作とした漫画や映画、テレビドラマなどが制作された。2008年には、映画『リアル鬼ごっこ』、2010年にその続編の『リアル鬼ごっこ2』、2012年に『リアル鬼ごっこ3』『リアル鬼ごっこ4』『リアル鬼ごっこ5』の三部作が上映された。2013年には連続テレビドラマ版「リアル鬼ごっこTHE ORIGIN」が放送された。
武装集団に占拠された超有名進学校の特進クラスのサバイバルゲームを描く『パズル』(角川文庫)は2004年に出版され、2007年3月からは「月刊少年エース」で漫画化、掲載された。
2005年に発表された『スイッチを押すとき』(文芸社)は、生きる意味を問い命の大切さを描いている。2010年に出版された『キリン』(角川書店)は、天才精子バンクで誕生した天才数学者の兄と、“失敗作”とされた弟の姿を描き、話題になる。
その他の著書に、2003年には『@ベイビーメール』(文芸社)、『親指さがし』(幻冬舎)、『あそこの席』(文芸社)と複数の作品を発表し、2004年の『×ゲーム』(幻冬舎)や2006年の『レンタル・チルドレン』(幻冬舎)など多数の著作がある。映画化作品も多く、2003年出版の『@ベイビーメール』と2004年出版の『8.1』(文芸社)は2005年に、『親指さがし』は2006年に映画化された。