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施川ユウキ

職業・肩書き
マンガ家
ふりがな
しかわ・ゆうき

プロフィール

最終更新 : 2020-2-6

静岡県生まれ。月刊ComicREXで連載中の「バーナード嬢曰く。」(一迅社)が2016年10月~12月にTVアニメ化。2014年には、「オンノジ」「鬱ごはん」(秋田書店)とともに、3作品あわせて第18回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。

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『ダ・ヴィンチ』2019年4月号【目次】

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★表紙:浜辺美波 ●特集1 本当は教えたくない? あの人の、行きつけ本屋さん ◎本読みのあの人に聞く 私の好きな本屋さん [インタビュー]朝井リョウ、辻村深月、橘ケンチ、永江朗、浜本茂(本の雑誌社)、三島邦弘(ミシマ社) ◎目利き書店員がつくる渾身の本棚 [インタビュー]花田菜々子、久禮亮太、宇田川拓也、新井見枝香、栗俣力也、北澤里佳、田口幹人 ◎目利きはどこで本を買っている? 本屋事情アンケート ◎おさえておきたい!最旬本屋さん&本好き注目スポット ◎[描き下ろしマンガ]はるな檸檬、施川ユウキ ●特集2 デビュー15周年記念 辻村深月特集 ~“今”とたたかう私たちへ~ ◎[ブックガイド]『傲慢と善良』への道のり ◎[書評]山田昌弘、藤田香織 ほか ◎婚活経験者座談会 ◎ロングインタビュー辻村深月の“今” ●インタビュー&対談 瀬尾まいこ、住野よる、藤井太洋、赤松利市、神津凛子、澤村伊智、今村夏子、吉井智津、葉真中顕、谷口悟朗、斎藤工、片山慎三、遊助、ハナコ、西加奈子×鶴岡慧子ほか ●あの人と本の話:三浦春馬、黒川芽以、TAKAHIRO ●ノベル ダ・ヴィンチ 青春小説の金字塔、まさかの続編が誕生 『続 …

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何万年も生きたとしたら、苦悩もレジャー? 施川ユウキ『銀河の死なない子供たちへ』【ロングインタビュー後編】

何万年も生きたとしたら、苦悩もレジャー? 施川ユウキ『銀河の死なない子供たちへ』【ロングインタビュー後編】

『銀河の死なない子供たちへ』上巻(施川ユウキ/電撃コミックスNEXT) ■人類は滅んでも残るもの ――『銀河の死なない子供たちへ』は作中で、宮崎賢治の詩『星めぐりの歌』から『Amazing Grace』、『ロミオとジュリエット』などの過去の芸術作品が登場します。創作において過去作品を参照することを、施川さんはどのようにお考えですか? 施この漫画に関しては、文明の名残りみたいなものが断片的に出てきてるイメージですね。人類は滅んでも詩は残る…みたいな。あと、それらを出すことで、自ずと舞台が地球であり未来であることがわかるっていうのもあると思います。元々、引用とかカッコイイと思ってるので、割としがちですが。 第一話のラストシーンでは、新約聖書の言葉が引用される。 ――これまで施川さんはご自身の作品の中で、言葉遊びや、大喜利的なことを描いてきましたね。 施単純に言葉遊びが好きなんです。ただ、キャラクターにそういうのを言わせても、キャラクター性となかなか結び付けられなくて、最近は頻度が減りました。キャラが言ってるというより、作者が言わせてるみたいな印象になってしまって。さっきの話でも…

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不死や永遠を日常化した時に生じる感情とは? 施川ユウキ『銀河の死なない子供たちへ』【ロングインタビュー前編】

不死や永遠を日常化した時に生じる感情とは? 施川ユウキ『銀河の死なない子供たちへ』【ロングインタビュー前編】

『銀河の死なない子供たちへ』上巻(施川ユウキ/電撃コミックスNEXT) 施川ユウキさんといえば、昨年アニメ化もされた読書あるあるコメディ漫画『バーナード嬢曰く。』や、終末的世界を舞台にした『オンノジ』『ヨルとネル』の描き手としても知られています。自身初の本格的なストーリー漫画に挑んだ『銀河の死なない子供たちへ』について、本作誕生のバックストーリーや漫画に対する考えを、前後編に分けて語ってもらいました。 インタビュー最後には「ダ・ヴィンチニュース」読者に向けた、描き下ろしイラストも掲載! *本インタビューは、10月14日にComicWalkerに掲載されたインタビュー記事のロングバージョンです。 ■サクサク読める漫画を描きたいと思った ――『銀河の死なない子供たち』を執筆した経緯を教えてください。 施川ユウキ(以下「施」)新作を始めようと編集者と話していて、カルト宗教の中で暮らす女の子達の話とか、藤子・F・不二雄先生の『21エモン』のようなドタバタトリオによる日常SFとか、色々アイデアが出ては消えていきました。とりあえず掲載媒体の「@vitamin」(アットビタミン)がWEB媒…

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「もう自分はアイスの当たり棒を交換しにいけない年齢だ」絶望グルメ漫画『鬱ごはん』約3年ぶりの新刊、鬱々さは増すばかり!

「もう自分はアイスの当たり棒を交換しにいけない年齢だ」絶望グルメ漫画『鬱ごはん』約3年ぶりの新刊、鬱々さは増すばかり!

『鬱ごはん』(施川ユウキ/秋田書店) ふつうのグルメ漫画では、「訪れた飲食店のこと」「そこで出てきた料理や、自分で作った料理のこと」「その料理の美味しさ」などが、つぶさに観察・分析されて、描かれている。 しかし、1人で食事をするとき、みんなそんなに料理のことや、お店のことばかり考えているだろうか。自分の将来などについてぼーっと考えつつ、1人の寂しさもあいまって、暗い気持ちになったりしているのではないだろうか。 そもそも食っているものの大半は、グルメ漫画のように美味しいものではなく、普通の味だったり、時にはむしろマズかったりするのではないだろうか……。 約3年ぶりの新刊となる第2巻が発売された『鬱ごはん』(施川ユウキ/秋田書店)は、そんな鬱々とした一人メシを描いた漫画だ。第1巻も「自分で作ったカツサンドがキャベツの量が多すぎてベチャベチャに」「賞味期限切れのカンヅメの中身をトイレに流す」など傑作の話が多かったが、2巻は鬱々さも面白さも切れ味が増していた。 たとえば主人公の鬱野たけし(22歳・就職浪人中)が、夏カゼをひいた日に、ガリガリ君らしきアイスを食べたときの話…

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