重松清
- 職業・肩書き
- 作家
- ふりがな
- しげまつ・きよし
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
1963年3月6日、岡山県久米郡久米町(現・津山市)生まれ。早稲田大学教育学部を卒業。出版社勤務を経て、フリーライターに転職。執筆活動をスタートし、1991年『ビフォア・ラン』(ベストセラーズ)で作家デビュー。1999年に、1997年発売の『ナイフ』(新潮社)が「第14回 坪田譲治文学賞」、1999年発売『エイジ』(朝日新聞社)が「第12回 山本周五郎賞」を受賞。2000年発売の『ビタミンF』(新潮社)が2001年に「第124回 直木賞」を受賞。
2003年発売『疾走』(角川書店)が2005年に映画化。2005年に発売された『その日のまえに』(文藝春秋)と『きみの友だち』(新潮社)がそれぞれ2008年に映画化。同年、2007年発売の『青い鳥』(新潮社)も映画化された。文藝春秋の発売した全12冊の「はじめての文学」シリーズより、2007年に『はじめての文学 重松清』(文藝春秋)を発売。『卒業ホームラン』や『カレーライス』など短篇8篇が収録された。講談社100周年書き下ろし作品として2009年に発売された『十字架』(講談社)が、2010年に「第44回 吉川英治文学賞」を受賞。本作は2015年に映画化された。2014年に、2013年発売『ゼツメツ少年』(新潮社)が『第68回 毎日出版文化賞』を受賞。2013年発売の『ファミレス』(日本経済新聞出版社)は2016年に角川文庫より上下巻が発売され、2017年に『恋妻家宮本』として映画化。2011年に発売された『せんせい。』(新潮社)に所収された『泣くな赤鬼』が2019年に映画化されるなど映画作品が多数。小説以外にルポルタージュや時評、評論なども執筆。
著作には他に『定年ゴジラ』(講談社)、『日曜日の夕刊』(毎日新聞社)、『カカシの夏休み』(文藝春秋)、『流星ワゴン』(講談社)、『きよしこ』(新潮社)、『小学五年生』(文藝春秋)、『カシオペアの丘で』(講談社)、『くちぶえ番長』(新潮社)、『ブランケット・キャッツ』(朝日新聞出版)、『とんび』(角川グループパブリッシング)、『ステップ』(中央公論新社)、『きみ去りしのち』(文藝春秋)、『かあちゃん』(講談社)、『ポニーテール』(新潮社)、『また次の春へ』(扶桑社)、『赤ヘル1975』(講談社)、『一人っ子同盟』(新潮社)、『どんまい』(講談社)、『木曜日の子ども』(KADOKAWA)など多数。
受賞歴
最終更新 : 2018-6-8
- 1999年
- 『ナイフ』第14回坪田譲治文学賞
- 1999年
- 『エイジ』第12回山本周五郎賞
- 2001年
- 『ビタミンF』第124回直木賞
- 2010年
- 『十字架』第44回吉川英治文学賞
- 2014年
- 『ゼツメツ少年』第68回毎日出版文化賞 文学・芸術部門