上田秀人
- 職業・肩書き
- 作家
- ふりがな
- うえだ・ひでと
ジャンル
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
1959年大阪府生まれ。1984年大阪歯科大学卒業。1987年大阪府で「ウエダヒデト歯科医院」を開業。日本推理作家協会会員、日本文芸家協会会員、日本歯科医師会会員など複数所属。さまざまな趣味や特技を持ち、ケアマネージャーなどの資格も取得している。1994年に故山村正夫氏主催の小説講座に入門。1997年に「第20回小説クラブ新人賞」佳作『身代わり吉右衛門』でデビュー。本作は、2001年発売の「風の孤影―特選時代小説アンソロジー1」(桃園書房)に収録。時代小説や歴史小説を中心に執筆、歴史の知識が存分に生かされた作風で注目を集める。
全12巻の『奥右筆秘帳』(講談社文庫)は「この時代小説がすごい!」の2009年版と2014年版で文庫シリーズ第1位に輝き、2014年には「第3回歴史時代作家クラブ賞」のシリーズ賞も受賞するなど大人気作品となった。2010年には『孤闘 立花宗茂』で「第16回中山義秀文学賞」を受賞。
2013年発売の『波乱 百万石の留守居役(一)』(講談社文庫)に始まる「百万石の留守居役」シリーズは、外様の藩が舞台のストーリー。2018年の『分断 百万石の留守居役(十二)』発売時には、シリーズ累計100万部突破が発表された。「禁裏付雅帳」シリーズは、2015年発売の『禁裏付雅帳(一)政争』(徳間文庫)でスタート、2019年に『禁裏付雅帳(八)混沌』が発売されたロングスパン作品。2018年発売の『旅発 聡四郎巡検譚(一)』(光文社文庫)でスタートした「聡四郎巡検譚」シリーズ、全7巻完結の「織江緋之介見参」シリーズ、全8巻完結の「勘定吟味役異聞」シリーズなど、著書には多くのシリーズ作品がある。上下巻の『竜は動かず 奥羽越列藩同盟顛末』などの短期シリーズほか、『鳳雛の夢』や『大奥騒乱 伊賀者同心控え』『傀儡に非ず』などの単行本含む多数執筆。