成田名璃子
- 職業・肩書き
- 作家
- ふりがな
- なりた・なりこ
ジャンル
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
1975年、青森県生まれ。東京外国語大学仏語学科卒業の小説家およびライトノベル作家。フリーのコピーライターとしても活動する。2011年2月に投稿作品「逃げる雪男、追う鬼女」が第12回ボイルドエッグズ新人賞で最終候補に選出される。2012年の投稿作品「やまびこのいる窓」が、第18回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉を受賞し、受賞作を改稿および改題した作品「月だけが、私のしていることを見おろしていた。」(メディアワークス文庫)で作家デビューを果たす。2016年には、「選ばれた者は受験に失敗する」と言われるクラス対抗駅伝をめぐり、部活のベンチを温めるだけのメンバー5人を描いた青春小説「ベンチウォーマーズ」(メディアワークス文庫)で、第12回酒飲み書店員大賞を受賞した。
「東京すみっこごはん」(2015年、 光文社文庫)は、商店街の脇道にたたずむ古い一軒屋集う人々の交流と家庭料理の温かさを描いた連作小説。「東京すみっこごはん 雷親父とオムライス 」(2016年、光文社文庫)、「東京すみっこごはん 親子丼に愛を込めて」(2017年、光文社文庫)、「東京すみっこごはん 楓の味噌汁」(2018年、光文社文庫)とあわせたシリーズ全4作が発表されている。
その他の書籍に、古びた靴修理店「コルドニエ・アマノ」の店主・天野健吾を取り巻くミステリアスな顧客のストーリーを描いた連作ミステリー「不機嫌なコルドニエ 靴職人のオーダーメイド謎解き日誌」 (2015年、幻冬舎文庫)、「ハレのヒ食堂の朝ごはん」(2016年、ハルキ文庫)、「咲見庵三姉妹の失恋」 (2018年、新潮文庫)などがある。