西條奈加
- 職業・肩書き
- 作家
- ふりがな
- さいじょう・なか
ジャンル
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
1964年、北海道池田町生まれ。東京英語専門学校を卒業。貿易会社などに務めたのち、2005年に『金春屋ゴメス』(新潮社)が「第17回 日本ファンタジーノベル大賞」の大賞を受賞しデビュー。2006年に「NHKオーディオドラマ」にてラジオドラマ化。同年、『芥子の花 金春屋ゴメス』(新潮社 2009年に『金春屋ゴメス 異人村阿片奇譚』に改題され文庫化)が発売された。
時代小説から、2011年発売の『無花果の実のなるころに』(東京創元社)などの現代小説まで、SF作品も含めて幅広い作風で執筆。『無花果の実のなるころに』で始まる「お蔦さんの神楽坂日記」シリーズは、2013年に第2弾『いつもが消えた日』(東京創元社)、2016年に第3弾『みやこさわぎ』(東京創元社)が発売された。2010年発売の『善人長屋』(新潮社)も、2013年発売『閻魔の世直し―善人長屋―』(新潮社)、2015年発売の『大川契り―善人長屋―』(新潮社)と続くシリーズ作品。
2011年発売の『涅槃の雪』(光文社)が、翌年「第18回 中山義秀文学賞」を受賞。2014年発売の『まるまるの毬』(講談社)が、翌年「第36回 吉川英治文学新人賞」を受賞した。2018年発売の『無暁の鈴』(光文社)は代表作のひとつ。2019年に、『まるまるの毬』の続編となる『亥子ころころ』(講談社)が発売された。著作にはほかに『烏金』(光文社)、『恋細工』(新潮社)、『千年鬼』(徳間書店)、『睦月童』(PHP研究所)、『九十九藤』(集英社)、『上野池之端 鱗や繁盛記』(新潮社)、『ごんたくれ』(光文社)、『隠居すごろく』(KADOKAWA)など。