相場英雄
- 職業・肩書き
- タレント・その他
- ふりがな
- あいば・ひでお
ジャンル
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
1967年、新潟県三条市生まれ。時事通信社に入社し経済記者として活動。経済速報メディアの編集、日銀金融記者クラブや兜記者クラブでの職務を経験し、在職中の2005年に『デフォルト(債務不履行)』を発表。本作品が第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞し、作家デビューを果たす。2006年に時事通信社を退社後、専業作家の道へ。2012年に出版された『震える牛』はBSE問題、食品偽装問題を扱った推理小説で、2016年1月には単行本・文庫本累計28万部もの大ヒット作となる。本作品は2013年6月には三上博史主演でドラマ化された。2013年刊行の『血の轍』は第26回山本周五郎賞、第16回大藪春彦賞にノミネートされ、谷原章介主演でドラマ化。
2016年に出版された『ガラパゴス(上・下巻)』は、両親ともに町工場育ちで、自身も町工場を経営する父親の背中を見ながら、子どもの頃から工場の社員たちと家族同然の付き合いをしてきた経験を活かして描かれている。作家生活10周年の節目を記念した作品でもあり、『震える牛』で登場した警視庁捜査一課継続捜査担当の田川信一が活躍する社会派ミステリー。本作は第29回山本周五郎賞にノミネート、2016年版「週刊文春ミステリーベスト10」で第17位にランクインする。
他の著書として、2015年に「小説新潮」で連載をスタートさせ、2017年に単行本として出版された『不発弾』(2018年に『不発弾~ブラックマネーを操る男~』のタイトルでドラマ化)の他、『ナンバー』、『トラップ』、『復讐の血』、『トップリーグ』等多数ある。