知念実希人
- 職業・肩書き
- 作家
- ふりがな
- ちねん・みきと
ジャンル
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
1978年10月12日、沖縄県南城市生まれ。東京慈恵会医科大学卒。日本内科学会認定医。医師の家系に生まれる。小説家への夢を叶えるため内科医を目指し、2004年から医師として勤務。内科の認定医を取得したのち執筆活動に力を入れる。3年~4年の投稿生活を経て、2011年『レゾン・デートル』で「第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞。翌年、同作品を改題し『誰がための刃 レゾンデートル』(講談社)で作家デビュー。医療ミステリー作品を主に執筆。
2014年発売『天久鷹央の推理カルテ』(新潮文庫nex)に始まる「天久鷹央」シリーズが人気を博す。2018年に『火焔の凶器—天久鷹央の事件カルテ—』(新潮文庫nex)が発売。累計100万部を突破した。2014年発売の『仮面病棟』(実業之日本社文庫)が、2015年に「啓文堂書店文庫大賞」を受賞しベストセラーとなる。2016年発売の『時限病棟』(実業之日本社文庫)を含む「病棟」シリーズは、累計70万部を突破。作家デビュー5周年と実業之日本社創業120周年を記念した、2017年発売の『崩れる脳を抱きしめて』(実業之日本社)が、「第8回広島本大賞」と「第4回沖縄書店大賞」を受賞。「2018年本屋大賞」にもノミネートされ、記念トーク会やサイン会などが開催された。2018年発売の『ひとつむぎの手』(新潮社)も「2019年本屋大賞」にノミネート。2015年発売の『神酒クリニックで乾杯を』(角川文庫)が2019年にドラマ化。
ほかの著書に『白銀の逃亡者』『あなたのための誘拐』『螺旋の手術室』『優しい死神の飼い方』『屋上のテロリスト』『黒猫の小夜曲(セレナーデ)』『祈りのカルテ』『レフトハンド・ブラザーフッド』など。2018年からウェブサービス「note」内の著者ページにて、「天久鷹央」シリーズの掌編小説やエッセイなどを執筆。