中村春菊
- 職業・肩書き
- マンガ家
- ふりがな
- なかむら・しゅんぎく
ジャンル
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
12月13日生まれ、O型。1998年に『東山道転墜異聞』にて商業デビュー。デビュー当時は、時代物のストーリーを多く執筆していた。『東山道転墜異聞』は1998年にコミックス化され、2005年に新しく「あすかコミックスCL-DX」からコミックスが発売されており、2巻で完結。同年、ドラマCDも発売された。ボーイズラブストーリーを中心に描いているが、スクウェア・エニックスの漫画雑誌「月刊Gファンタジー」で連載されていた『√W.P.B.』は、ボーイズラブ以外の漫画として知られている。
2002年6月からKADOKAWAの雑誌「CIEL増刊TresTres」にて、現代が舞台の『純情ロマンチカ』の連載を開始。2003年5月にコミックスの第1巻が発売された。2008年に『純情ロマンチカ』はシリーズ累計300万部を突破するなどのヒット作品となり、『純情ロマンチカ』と『純情ロマンチカ2』がアニメ化。2015年には『純情ロマンチカ3』が放送された。2018年9月にコミックス第23巻が発売、刊行15周年を迎え、描き下ろしの「純情ミックス」も同時収録された。また、藤崎都著による小説『純愛ロマンチカ』では、原案と作画を担当。電子書籍などで販売されている『永遠少年』などでも作画を担当している。
KADOKAWAの漫画雑誌「エメラルド」などでの連載で知られる『世界一初恋』も人気シリーズ。2008年6月にコミックス『世界一初恋 ~小野寺律の場合~』が発売。2011年にはアニメ化され、「世界一初恋」と「世界一初恋2」が放送された。2014年には『劇場版 世界一初恋 〜横澤隆史の場合〜』が全国ロードショーで上映。『世界一初恋 バレンタイン編』も同時上映された。2018年には『純情ロマンチカ』の15周年と『世界一初恋』の10周年を記念した「中村春菊原画展」などのイベントが開催。コミックスの特装版に付いている婚姻届を提出すると、好きなキャラクターの名前を自由に書ける結婚証明書がもらえるなどのユニークな企画も設けられ、グッズ販売も行われた。2011年に登録されたTwitterの公式アカウント「純情ロマンチカ&世界一初恋★公式」で最新情報などを配信。