長濱ねる「高校生の頃に恥ずかしくて読めなかった青春熱血漫画が、最近は胸にくる」【Reader Store 10周年祭り特別企画】
【PR】 2019年に欅坂46を卒業し、今年7月より新たな活動をスタートさせた長濱ねるさん。 かねてから無類の本好きとして知られ、ブログなどを通じて文章を書くことでも評価を得てきた根っからの文系の人だ。現在は雑誌『ダ・ヴィンチ』にて、念願でもあったエッセイを連載している。 そんな彼女と本の話をしてみれば、その思考回路はやはり奥深いことこの上なかった。柔和なたたずまいの中にもしなやかで凛とした芯を感じさせる22歳は、世間が思う以上の大器かもしれない。 自分で選んだ児童書をたくさん並べた本屋さんをつくりたい ───グループを卒業してから今年7月までの間、何をしていたんですか? 1年間、本当に穏やかな生活をしていました。実家に帰って家族とも過ごしたし、ひとりでラーメン屋さんに行ったり、ひとりで焼鳥屋さんに入ってお酒を飲んでみたり(笑)。本もたくさん読めて、楽しい毎日でしたね。 ───ねるさんといえば、ファンの間でも読書家として有名ですが、そもそも読み始めたきっかけというのは? 母がすごく本を読む人で、実家には大きな本棚があるんです。そこから星新一さんのショートショートなどを選ん…