東出昌大「“愛とはなんぞや”と、僕自身、この舞台を通し、考え抜いていくことになると思います」
毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある一冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、この夏、東京・下北沢、本多劇場を皮切りに、岩松了の書き下ろし新作舞台『二度目の夏』で主演として立つ東出昌大さん。愛と嫉妬がうずまく恋愛劇において、“自分が自分でなくなるような”境地へと踏み込んでいく、その意気込みを伺った。 東出昌大ひがしで・まさひろ●1988年、埼玉県生まれ。最近の出演作に映画『寝ても覚めても』『菊とギロチン』など多数。 2015 年、初の舞台『夜想曲集』、昨年、三島由紀夫原作『豊饒の海』で主演を務める。映画『コンフィデンスマンJP—ロマンス編—』が公開中、連続ドラマW『悪党~加害者追跡調査〜』放映中。 ヘアメイク:AMANOスタイリング:及川泰亮衣装協力:カーディガン9万8000円、パンツ4万4000円(YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルームTEL03-5463-1500)(すべて税別)、その他スタイリスト私物 “角幡唯介を知らないのか”。それは、本をテーマにしたテレビ番組で対談したことから交流が生まれ、今では共に山に行くようにもなった登山…