万城目学
- 職業・肩書き
- 作家
- ふりがな
- まきめ・まなぶ
ジャンル
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
1976年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒。一般企業で経理職に携わった後、執筆活動に専念する。2006年に『鴨川ホルモー』で第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞しデビュー。2009年には山田孝明主演で映画化される。2作目『鹿男あをによし』は直木賞にノミネート。本作品は玉木宏、綾瀬はるか主演でドラマ化された。いずれも、現実世界と非現実的な世界をシンクロさせ、ファンタジータッチに仕上げる「万城目ワールド」と呼ばれる独特の作風で描かれているのが特徴的で、多くのファンから支持されるロングセラーとなっている。
他の著書に『プリンセス・トヨトミ』、『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』、『とっぴんぱらりの風太郎』、『悟浄出立』があり、この4作はいずれも直木賞にノミネート。『プリンセス・トヨトミ』では咲くやこの花賞を受賞し、『悟浄出立』では山田風太郎賞にもダブルノミネートされた。また、2014年9月には兵庫県の城崎温泉にて、地域限定で『城崎裁判』を刊行。現地に滞在し書かれた作品で、耐水性のあるストーンペーパーを採用し、表紙がタオル、というユニークな装丁が目を引く。特殊な装丁の本作品について、「ぜひ温泉に浸かりながら楽しんでほしい」とコメントしている。
エッセイも執筆しており、少年時代からの歩みを綴った『ザ・万歩計』、国内外の旅の感動を描いた『ザ・万遊記』、こよなく愛する趣味の日常から非日常な旅のエピソードまで幅広いトピックを扱った『ザ・万字固め』などがある。
受賞歴
最終更新 : 2018-6-8
- 2005年
- 『鴨川ホルモー』第4回ボイルドエッグズ新人賞