誉田哲也
- 職業・肩書き
- 作家
- ふりがな
- ほんだ・てつや
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
1969年8月18日生まれ。東京出身の小説家。中学時代からロックバンドを始め、学習院大学経済学部経営学科を卒業後は、家業を手伝いながらプロのミュージシャンを目指す。90年代の後半、ミュージシャンの道は諦め、知人に勧められ格闘技ライターとして寄稿を始める。その後、小説家を目指すために執筆活動を始め、2002年、『ダークサイド・エンジェル紅鈴 妖の華』(2003年、学習研究社)で「第2回ムー伝奇ノベル大賞」優秀賞を受賞し、デビューを果たす。2003年には『アクセス』(2007年、新潮社)で「ホラーサスペンス大賞特別賞」を受賞。その後、警察小説シリーズ『姫川シリーズ』の第一作『ストロベリーナイト』(2006年、光文社)は「第9回大藪春彦賞」候補にあがり、2013年には竹内結子主演により映画化(東宝)された。また、青春小説『武士道シリーズ』の『武士道セブンティーン』(2008年、文藝春秋 )は、2009年に「第24回坪田譲治文学賞」候補になった。
27歳の門倉美咲と25歳の伊崎基子、2人の女性警官を主人公とした警察小説シリーズ『ジウ』は、『ジウ〈1〉―警視庁特殊犯捜査係』(2008年、中央公論新社)、『ジウ〈2〉―警視庁特殊急襲部隊』(2009年、中央公論新社)、『ジウ〈3〉新世界秩序』(2009年、中央公論新社)の三部作で始まった。その後、スピンオフ作品の『国境事変』(2007年、中央公論新社)、『ハング』(2012年、中央公論新社)、『歌舞伎町セブン』(2013年、中央公論新社)、『歌舞伎町ダムド』(2014年、中央公論新社)、『歌舞伎町ゲノム』(2019年、中央公論新社)が発表された。また、『ジウ 警視庁特殊犯捜査係』としてテレビ朝日系列でテレビドラマ化された(2011年7月29日-9月23日、全9話)。
その他の著書に、『月光』(2006年、徳間書店)、『世界でいちばん長い写真』(2010年、光文社)、『プラージュ』(2015年、幻冬舎)、『ノーマンズランド』(2017年、光文社)、『ノワール-硝子の太陽』(2018年、中央公論新社)など多数。
受賞歴
最終更新 : 2018-6-8
- 2002年
- 『ダークサイド・エンジェル紅鈴 妖の華』第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞
- 2003年
- 『アクセス』第4回ホラーサスペンス大賞 特別賞