濱嘉之
- 職業・肩書き
- 作家
- ふりがな
- はま・よしゆき
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
1957年福岡県生まれ。中央大学の法学部を卒業後、警視庁に入庁。警備部警備第一課や公安部公安総務課で勤務したのち、警察庁警備局警備企画課や内閣官房内閣情報調査室で勤務。再び公安部公安総務課に戻ったのち、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞や警察庁警備局長賞など多数を受賞し、2004年に警視庁警視で辞職した。その後、衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年に『警視庁情報官』(講談社文庫)で作家デビュー。2009年に『公安特命捜査 警視庁情報官2』が発売された。
『警視庁情報官』は、2010年に『警視庁情報官 シークレット・オフィサー』として発売。『公安特命捜査 警視庁情報官2』は2011年に改題され『警視庁情報官 ハニートラップ』として発売。同年発売の『警視庁情報官 トリックスター』と続き、「警視庁情報官」シリーズ作品となる。経験が生かされたストーリーは“インテリジェンス警察小説”とも呼ばれ、2011年には『完全黙秘』(文春文庫)の発売により「警視庁公安部・青山望」シリーズもスタート。長期に渡って親しまれたのち累計100万部を突破し、2018年発売の『警視庁公安部・青山望 最恐組織』で完結した。
著作にはほかに、2015年発売『ヒトイチ 警視庁人事一課監察係』(講談社文庫)に始まる「ヒトイチ」シリーズ、2017年発売の『院内刑事』(講談社+α文庫)や2018年発売の『院内刑事 ブラック・メディスン』(講談社+α文庫)などの「院内刑事」シリーズなどがある。また、危機管理コンサルティング会社代表も務めている。本名の江藤史朗名義でテレビや雑誌など各メディアでコメンテーターとしても活動。