乃木坂46 鈴木絢音 チャールズ・ブコウスキー、中島らもなど自分自身と真逆の作家が好きな理由【私の愛読書】
乃木坂46の鈴木絢音さんは、辞書を読むのが好きだという。辞書好きが高じて、辞書作りに携わる人々との対談を収録した著作『言葉の海をさまよう』が3月7日に発売された。多忙ななか、今でも毎週のように本屋に行くという鈴木さんは、辞書以外にどんな本を読んでいるのだろうか。 さまざまな分野で活躍する著名人にお気に入りの本を紹介してもらう連載企画「私の愛読書」。今回は、乃木坂46の鈴木絢音さんにご登場いただいた。彼女の意外な一面を知ることができるセレクトをインタビューと共にお届けする。 (取材・文=金沢俊吾) 『死をポケットに入れて』 鈴木:どうしよう。愛読書、いっぱいあるんですけれど、1冊だけですか? ――いえ、何冊でも大丈夫です。 鈴木:どうしようかな……ちょうど今読んでいる本はチャールズ・ブコウスキーの『死をポケットに入れて』です。私、中島らもさんがめちゃくちゃ好きで、一気に読まずになるべく長い人生をかけて読んでいこうと決めているんです。そんななか、ブコウスキーは中島らもにちょっと似てるところがあるなと感じて好きになりました。 『死をポケットに入れて』(チャールズ・ブコ…