垣谷美雨
- 職業・肩書き
- 作家
- ふりがな
- かきや・みう
ジャンル
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
1959年9月生まれ。兵庫県豊岡市出身。明治大学文学部文学科フランス文学専攻を卒業。ソフトフェア会社に勤務した後、『竜巻ガール』(2006年、双葉社)で「第27回小説推理新人賞」を受賞し、小説家デビューを果たす。作家・曽野綾子氏に影響を受けた。40代の女性が高校時代にタイムスリップするストーリーや、夫の彼女と心が入れ替わるストーリーなど、もしもの世界を表現する「if小説」といわれるジャンルの作品を多数執筆している。
『結婚相手は抽選で』(2010年、双葉社)は、少子化対策のための法律「抽選見合い結婚法」を取り巻く人々の見合い事情をコミカルに描いた長編小説。同作品は野村周平主演により、フジテレビ系でテレビドラマ化された(2018年10月~11月放送、全8話)。
『姑の遺品整理は、迷惑です』(2019年、双葉社)は、亡くなった姑の遺品整理をする嫁・望登子の心の負担をユーモラスに描いた長編小説。ほかにも長編小説として『子育てはもう卒業します』(2013年、祥伝社)がある。同作品は就職や結婚、出産、子育て、嫁姑、実家との確執、職場復帰など、3人の母親の口には出せない悩みや心の葛藤を等身大に描いている。
『老後の資金がありません』(2018年、中央文庫)は、蓄えた老後資金がみるみる失われていく主婦・後藤篤子の金難と奮闘を描く家族応援小説。その他の著作に、『あなたの人生、片づけます』(2013年、双葉社)、『if サヨナラが言えない理由』(2014年、小学館)、『あなたのゼイ肉、落とします』(2016年、双葉社)、『定年オヤジ改造計画』(2018年、祥伝社)など多数ある。
受賞歴
最終更新 : 2018-9-20
- 2005年
- 『竜巻ガール』第27回小説推理新人賞