萩原利久が選んだ1冊は?「プレーも生き方も、すべてが憧れ。この本で初めて知った事実もありました」
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2024年7月号からの転載です。 毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある一冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、萩原利久さん。 (取材・文=野本由起写真=TOWA) NBAで活躍するステフィン・カリー選手を尊敬し、「カリーのような俳優になりたい」と語る萩原さん。そこまで惹かれる理由とは? 「最初はやっぱりプレーでした。カリーは、そこまで恵まれた体格ではないのに、努力と技術だけで上り詰めていくんです。僕も中学でバスケを始めたので、そのプロセスに感化され、自分も練習を積めばこうなれるかもしれないと希望を見出しました。そこから彼の生き方にも共感するようになったんです。今では、彼のすべてが憧れ。この本では、幼少期からの生い立ちも語られ、初めて知った事実もたくさんありました」 3月には、現地で試合を観戦。 「カリーの代名詞と言えばスリーポイントシュート。ボールを構えただけで、驚くほどの歓声が沸くんですね。『毎回このプレッシャーの中でゴールを決めてるんだ』と、あらためて尊敬しました。彼は…