19世紀パリ×吸血鬼×スチームパンク! 魔導書に導かれし吸血鬼と人間たちの物語──TVアニメ『ヴァニタスの手記』花江夏樹・石川界人対談
吸血鬼(ヴァンピール)に呪いを振りまくといわれる、機械仕掛けの魔導書(グリモワール)「ヴァニタスの書」。この書に導かれ、吸血鬼の青年ノエと吸血鬼専門医を自称する人間ヴァニタスが、運命の邂逅を果たす──! 現在放送中のTVアニメ『ヴァニタスの手記』は、19世紀パリを舞台にした呪いと救いの吸血鬼譚。原作者・望月淳さんのコミックを、『鋼の錬金術師』『交響詩篇エウレカセブン』など、数々のハイクオリティアニメを制作したボンズが流麗なアニメーションに仕上げている。 その放送に合わせて、ダ・ヴィンチニュースでは原作者や制作スタッフ、キャストへのインタビューを実施。今回はヴァニタス役の花江夏樹さん、ノエ役の石川界人さんのふたりが登場、役柄への思い、吸血シーンの感想を語る! 噛み合わなさやぎこちなさが、ヴァニタスとノエの関係性の面白さ(花江) ──まず、原作や脚本を最初に読んだ時の感想を聞かせてください。 花江:「ヴァンピール」や「ヴァニタスの書」といった専門用語が多いので、最初は難しい話かなと思ったんです。でも、読み進めていくうちに、この世界観がとても魅力的に思えてきました…