ヒグチユウコ
- 職業・肩書き
- タレント・その他
- ふりがな
- ひぐち・ゆうこ
ジャンル
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
画家・絵本作家。多摩美術大学の油画科卒業。卒業制作が福沢一郎賞を受賞。1999年から東京を中心に個展で作品を発表し始め、個展開催を軸にファッションブランドや画材メーカーなどとの様々な企業とのコラボなどを経て、2015年からオリジナルブランド『Gustave higuchiyuko(ギュスターヴ)』を展開。資生堂の「マジョリカマジョルカ」のイメージイラストなどでも人気を得た。
2014年に発売された『ふたりのねこ』(祥伝社)で絵本作家デビュー。2014年3月に発売された『ふたりのねこ/ねことニャンコのまんまるサテンバッグ付』がバッグ付き絵本として発売直後に反響を呼び、2014年12月に書き下ろしカバーなどで新装された『ふたりのねこ』が絵本として発売された。2015年11月に発売された『せかいいちのねこ』(白泉社)は、本物の猫になりたいぬいぐるみとさまざまな猫が出てくるストーリーで大人気シリーズの第1弾。2017年9月に続編の『いらないねこ』(白泉社)が発売され、2018年11月にシリーズ第3弾として描きおろしの口絵付きの『ほんやのねこ』(白泉社)が発売された。2016年9月に発売された『ギュスターヴくん』(白泉社)は、球体関節のあるテディベアを中心に制作している、ぬいぐるみ作家の今井昌代との共同制作も注目の作品。同時期に、描き下ろしで布張りと金の箔押しの限定手帳が付いた『ギュスターヴくん 豪華手帳つき限定版』も発売された。同じく2016年9月に発売された『ボリス絵日記』(祥伝社)では、Twitterで展開していた4コマ漫画「#ヒグチユウコ絵日記」を一冊の本にまとめ、ゆるくシュールな日常を描いている。
ほかにも『ヒグチユウコ作品集』『MUSEUM ヒグチユウコ塗り絵本』『ヒグチユウコ 100POSTCARDS[Animals]』(グラフィック社) 、『すきになったら』(ブロンズ新社)など多数の著書を出版。2019年1月から3月にかけて世田谷文学館で行われた『ヒグチユウコ展 CIRCUS』は、巡回展として兵庫や広島、静岡、高知など各地での巡業が予定され、画歴約20年の中で生まれたたくさんの作品が公開される集大成となり著者初の大規模個展。展覧会のために作られたオリジナルグッズやフィギュアマスコットなども販売された。