※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2024年12月号からの転載です。 ジュエリーのモチーフは、ひとつひとつに意味がある。星は魔除け、鍵は繁栄、馬蹄は幸運を呼び込むとされ…
文芸・カルチャー
2024/11/9
ダラダラと続いた夏が終わり、ようやく秋がやってきました。”秋の夜長”なんて言葉通り、夜に本を読んだり外の風を感じたりする時間も増え、ずっとこの季節が続けばいいの…
文芸・カルチャー
2024/10/11
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2024年7月号からの転載です。 『こまどりたちが歌うなら』 ●あらすじ● 前職に疲れ、親戚の伸吾が社長を務める小さな製菓会社「吉成製菓」…
今月のプラチナ本
2024/6/6
『こまどりたちが歌うなら』(寺地はるな/集英社) 対人関係で悩む時、いつも同じことを思う。この人が“悪”の成分100%の人間だったら、どれほど楽だろう、と。好きな部分…
文芸・カルチャー
2024/3/26
今年、『川のほとりに立つ者は』で2023年本屋大賞9位に入賞した寺地はるなさん。2021年には『水を縫う』で河合隼雄物語賞を受賞するなど、さまざまな賞にもノミネートされ…
文芸・カルチャー
2023/8/30
『わたしたちに翼はいらない』(寺地はるな/新潮社) いじめ、自殺、復讐、嫉妬、侮蔑……あらゆる立場にある人間の機微を丁寧に掬い上げ、表立っては言えないが確実に存在…
文芸・カルチャー
2023/8/18
『ほたるいしマジカルランド』(寺地はるな/ポプラ社) 「仕事」に対する捉え方は、人によってさまざまだ。仕事を「生きがい」と言う人もいれば、「生きるため」と割り切…
文芸・カルチャー
2023/8/4
『汝、星のごとく』で「2023年本屋大賞」を受賞した凪良ゆうさん 全国の書店員が選ぶ、いま一番売りたい本を決める「本屋大賞2023」の受賞作が4月12日決定した。 20回目と…
文芸・カルチャー
2023/4/12
いよいよ本日4月12日(水)、「本屋大賞2023」が発表される。全国の書店員が選ぶ「いま一番売りたい本」を決めるこの賞のノミネート作は今年も個性豊か。ハラハラドキドキ…
文芸・カルチャー
2023/4/12
『川のほとりに立つ者は』(寺地はるな/双葉社) 生まれつき備わっているものは、人によって違う。だが、その前提を私たちは忘れがちだ。自分にとっては造作もないことが…
文芸・カルチャー
2023/3/1
『川のほとりに立つ者は』(寺地はるな/双葉社) 自分が当たり前にできることを、うまくできない他人がいる。それができない人を「ダメな奴だ」と切り捨てるのは簡単だ。…
文芸・カルチャー
2022/11/28
『大人は泣かないと思っていた』(寺地はるな/集英社文庫) 「男は仕事、女は家庭」という価値観は、今や昔のものになりつつある。とはいえ、「泣くな、男の子だろう」「…
文芸・カルチャー
2022/11/19
『今日のハチミツ、あしたの私』(寺地はるな/角川春樹事務所) 〈あなた自身が、あなたを大事にしてないから。あなたがあなたを嫌っているから。だから周りの人はみんな…
文芸・カルチャー
2022/6/6
『大人は泣かないと思っていた』(寺地はるな/集英社文庫) 大人は泣かないと思っていた、というのが真実ではないことを、たいていの大人は知っている。泣かないのではな…
文芸・カルチャー
2021/10/27
『夜が暗いとはかぎらない』(寺地はるな/ポプラ社) 感動の短編連作集『夜が暗いとはかぎらない』の文庫版が2021年6月4日(金)に発売。持ち運びやすいサイズとなって再…
文芸・カルチャー
2021/6/22
声に出すことなく、飲み込んでしまう言葉がある。おかしいと思っても、周囲を気にして声を上げられない。立場上、「こんなことは言えない」と自重する。小学4年生の息子を…
小説・エッセイ
2021/6/14
『ほたるいしマジカルランド』(寺地はるな/ポプラ社) 寺地はるなさんの小説にはいつも、名もなき人たちの、かわりのきかない、たった一つの人生が描かれている。映画や…
文芸・カルチャー
2021/3/4
『どうしてわたしはあの子じゃないの』(寺地はるな/双葉社) 『どうしてわたしはあの子じゃないの』(寺地はるな/双葉社)の、タイトルを見ただけでドキッとする。誰だっ…
文芸・カルチャー
2021/1/7
『どうしてわたしはあの子じゃないの』(寺地はるな/双葉社) すぐれた誰かがそばにいると、自信が揺らぐ。他者との比較によって自分の価値は変動する。この比較軸を自分…
文芸・カルチャー
2020/12/31
『希望(きぼう)のゆくえ』(寺地はるな/新潮社) 先日、ひさしぶりに父に会って驚いた。最近料理に凝っているそうで、スマートフォンでレシピを検索し、手際よく美味し…
文芸・カルチャー
2020/4/18
『夜が暗いとはかぎらない』 ●あらすじ● 舞台は大阪市近郊の暁町にある、「あかつきマーケット」。閉店が決まっているにもかかわらず、マスコットキャラクターのあかつき…
今月のプラチナ本
2019/6/6
『夜が暗いとはかぎらない』(寺地はるな/ポプラ社) 世界は自分だけのものじゃない、と初めて気づいたのはいつのことだっただろう。今でもときどき、考える。たとえば電…
文芸・カルチャー
2019/4/14
『月のぶどう』(寺地はるな/ポプラ社) たしか、成人祝いの席でのことだ。はじめてのワインの味に、大人たちはなぜこんなものを好きこのんで飲むのだろうと、顔をしかめ…
文芸・カルチャー
2018/10/20
『大人は泣かないと思っていた』(寺地はるな/集英社) 就職や結婚、転職、死別。大人になると、さまざまな出来事を乗り越えなければいけない転機がやってくる。中でも、…
文芸・カルチャー
2018/8/28
キングダム 74
【推しの子】 16
ブルーロック(32)