『なんどでも生まれる』(彩瀬まる/ポプラ社) やわらかなフワフワの羽根で包まれ、体の内奥まで温められたような気分だ。心が幸せで満たされ、強張っていた体がほぐれて…
文芸・カルチャー
PR 2024/6/6
第166回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が発表された。選考会は1月19日(水)、都内で開催され、「芥川龍之介賞」は砂川文次氏『ブラックボックス』に、「直木三十…
文芸・カルチャー
2022/1/19
『新しい星』(彩瀬まる/文藝春秋) 大人になればなるほど、大切な人との別れが増え、このまま歳を重ねていくことが無性に怖くてたまらなくなる。生きることは失うことな…
文芸・カルチャー
2021/11/20
『川のほとりで羽化するぼくら』は、七夕伝説に材をとりつつ、空想の翼を軽やかにはためかせた短編集。収録された4編は、世界観や設定こそ異なるものの、どれも“川の向こ…
小説・エッセイ
2021/9/6
本日発売の「文庫本」の内容をいち早く紹介! サイズが小さいので移動などの持ち運びにも便利で、値段も手ごろに入手できるのが文庫本の魅力。読み逃していた“人気作品”を…
文芸・カルチャー
2020/4/8
『やがて海へと届く』(彩瀬まる/講談社) 「絆」 「がんばろう日本」 「がんばろう東北」 2011年3月11日からおよそ8年。あの日に思いを馳せると、まるで一瞬、時が止まっ…
文芸・カルチャー
2019/3/10
『あのひとは蜘蛛を潰せない』(彩瀬まる/新潮社) 『あのひとは蜘蛛を潰せない』(彩瀬まる/新潮社)は、この世の中でもがきながら生きる「繊細な人たち」をあぶり出し、…
文芸・カルチャー
2018/11/26
『不在』(彩瀬まる/KADOKAWA) 好きな人と結ばれて幸せ、ではなく、他者に依存しないエンディングを迎えてほしいと思います。と、担当編集者から指摘を受けて、マンガ家…
文芸・カルチャー
2018/7/12
『くちなし』(彩瀬まる/文藝春秋) 本書『くちなし』(彩瀬まる/文藝春秋)には7編の短編小説が収録されている。表題作「くちなし」のほか「花虫」「愛のスカート」「け…
文芸・カルチャー
2018/3/31