※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2024年5月号からの転載です。 『チョコレートコスモス』では演劇、『蜜蜂と遠雷』では音楽(ピアノ)。小説家の恩田陸は、人間が身体を駆…
文芸・カルチャー
2024/4/7
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2024年5月号からの転載になります。 『spring』 ●あらすじ● 「あたしはずっと春ちゃんの存在に戦慄し続けている。」その名に一万もの春を…
今月のプラチナ本
2024/4/6
『spring』(恩田陸/筑摩書房) 私がはじめて物語の人物に恋をしたのは、サン=テグジュペリ氏による『星の王子さま』を読んだ時だった。詩的な言葉を奏でる王子さまに、…
文芸・カルチャー
PR 2024/3/31
『夜明けの花園』(恩田陸/講談社) 『三月は深き紅の淵を』(恩田陸/講談社文庫)に収録された「回転木馬」からはじまった、恩田陸氏による「理瀬シリーズ」。ファンの間…
文芸・カルチャー
PR 2024/2/9
『夜果つるところ』(恩田陸/集英社) 2023年6月26日、恩田陸の小説『夜果つるところ』(集英社)が発売された。同作は今年5月に発売されたミステリー・ロマン大作『鈍色…
文芸・カルチャー
2023/8/1
『夜果つるところ』(恩田陸/集英社) おびただしい血が流れ、累々と死者を積み上げていくというのに、どうしてこの物語はこんなにも美しいのだろう。人は、禍々しいもの…
文芸・カルチャー
2023/6/26
『鈍色幻視行』(恩田陸/集英社) 2023年5月26日(金)、人気作家・恩田陸の最新作『鈍色幻視行』が発売された。同作はおよそ15年もの執筆期間を経て書籍化されたミステリ…
文芸・カルチャー
PR 2023/6/12
『鈍色幻視行』(恩田陸/集英社) 「密室」とは、私たちミステリー好きにとって、なんて甘美な響きをもつ言葉なのだろう。外部から切り離された閉鎖空間。そこでは、その…
文芸・カルチャー
2023/5/26
『スキマワラシ』(恩田陸/集英社文庫) 古い建物には記憶が宿る。そこで生き、生活してきた人たちの感情が蓄積されている。もし、それを感じ取ることができたとしたら…?…
文芸・カルチャー
2023/3/17
映画『キングダム2遥かなる大地へ』やNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演中の山本千尋さん 私にとって読書とは、人生においてのガイドブックです。尊敬する先生方が本を…
文芸・カルチャー
2022/8/19
Amazonでは、2022年5月26日(木)23:59まで、キャンペーン対象の電子書籍を購入すると、50%がポイントで還元される「Kindle本ポイントキャンペーン」が開催中だ。そこで…
文芸・カルチャー
2022/5/18
出典:Amazon Amazonでは2月17日(木)23時59分まで「最大50% OFF Kindle本 小説・ライトノベルセール」を開催中だ。本稿では、セール対象商品の中から、ダ・ヴィンチWeb…
文芸・カルチャー
2022/2/16
「14年の連載を経て紡いだ 美しくもおぞましい吸血鬼SF」──そんなキャッチコピーとともに届けられたのは、時の重みがずっしり伝わる580ページ超の大作。舞台となるのは、…
小説・エッセイ
2022/2/5
ダ・ヴィンチ6月号 マンガ通が愛する作品を語り合う「嗚呼、このマンガが好きすぎる。」を特集した『ダ・ヴィンチ』6月号が5月6日に発売された。各界のマンガを愛する目利…
マンガ
2021/5/6
『灰の劇場』(恩田陸/河出書房新社) ミステリーからファンタジーまで、デビュー当時からジャンルの枠にとらわれず多種多様な作品を送り出し、2017年には『蜜蜂と遠雷』…
文芸・カルチャー
2021/3/30
声優としてTVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』などに出演、さらに映像や舞台でも活躍を繰り広げる佐藤日向さん。お芝居や歌の表…
アニメ
2020/10/17
直木賞作家・恩田陸がこれまでどこにも出していなかった秘蔵の創作ノート。 恩田さんいわく、 「久しぶりに高校~大学にかけてのノートを発掘して『うひゃー、恥ずかしい…
文芸・カルチャー
2020/2/14
『ドミノin上海』(恩田陸/KADOKAWA) 出会うはずのないバラバラの人生を過ごしてきた人々が、運命のドミノ倒しの連鎖によって東京駅へ集結し、とんでもない事件に立ち向…
文芸・カルチャー
2020/2/6
『歩道橋シネマ』(恩田陸/新潮社) 夕暮れだろうか、それとも夜明けか。ひんやりとした建築物の合間からのぞく鮮やかな空の装丁が美しい『歩道橋シネマ』(恩田陸/新潮社…
文芸・カルチャー
2019/12/28
文章力がなくても「バズる」文章は書ける。文芸オタクで書評ライターの三宅香帆さんが、村上春樹さん、林真理子さんなど著名人の文章を例に、「なぜこの文章が人を惹きつ…
文芸・カルチャー
2019/8/23
恩田陸の小説を原作とした映画「蜜蜂と遠雷」の特報映像が解禁。ピアノの旋律と共に4人のピアニストが映し出される映像は、「演奏シーンへの期待が高まる」「4人のキャラ…
エンタメ
2019/6/30
『蜜蜂と遠雷』(恩田陸/幻冬舎) 恩田陸がピアニストの世界を描いた『蜜蜂と遠雷』が、実写映画化されることが決定。「あれを映像で表現できるの!?」「どんな音楽が奏で…
エンタメ
2018/11/3
『ユージニア』(恩田陸/KADOKAWA) 殺人事件が起こった。――犯人は誰なのか。本来なら、それを追及するのが推理小説の楽しみであり、目的だろう。だが、『ユージニア』(…
文芸・カルチャー
2018/10/18
『麦の海に沈む果実』(恩田陸/講談社) 『麦の海に沈む果実』(恩田陸/講談社)は、不思議な世界観に夢中になる読者が多く、長きにわたって読み継がれている名作の一つで…
文芸・カルチャー
2018/10/16
『蜜蜂と遠雷』(恩田陸/幻冬舎) 文字を追っているはずなのに、音楽が聴こえてくる。読者は時にコンサートの聴衆になり、時にピアニストにもなれる。メロディが聴こえて…
文芸・カルチャー
2018/5/21
『ネバーランド』(恩田陸/集英社) 学校とは、私にとってどういう場所だったのだろうか?自分が高校生だった時はそんなことを考えもしなかったが、「あの日々」が今の自…
文芸・カルチャー
2018/5/1
『夜のピクニック』(恩田陸/新潮社) 『夜のピクニック』(恩田陸/新潮社)は、10年以上前に出版され、今もなお多くの読者の心を揺さぶり続けている不朽の青春小説だ。 …
文芸・カルチャー
2018/4/30
『ドミノ』(恩田陸/KADOKAWA) ドミノは倒れ始めると、あっという間に終わってしまう。けれど、それを見守る観客たちの心は、単純なものではない。様々な仕掛けに驚き、…
文芸・カルチャー
2018/4/30
『Q&A』(恩田陸/幻冬舎) 人の狂気は下手なホラー映画より戦慄させる。『Q&A』(恩田陸/幻冬舎)を読み終えた後も体はゾクゾクしていた。真夜中だったせいもあるかもしれな…
文芸・カルチャー
2018/2/25
一年を振り返るコンテンツが増えると年の瀬を感じる。有名なところでは、日本漢字能力検定協会のキャンペーンで毎年発表される“今年の漢字”や、自由国民社がユーキャンと…
社会
2017/12/28
キングダム 74
【推しの子】 16
ブルーロック(32)