『ボタニカ』(朝井まかて/祥伝社) 好きなものを貫き通せる人には、必ず、その支えとなる人物がいるのかもしれない。NHKの朝の連続テレビ小説「らんまん」を観ながら、ふ…
文芸・カルチャー
2023/8/6
『落花狼藉』(朝井まかて/双葉社) 吉原を舞台にした小説というと、遊女たちの悲しき恋の物語が連想されがちだが、朝井まかて氏の『落花狼藉』(双葉社)は、吉原創建の…
文芸・カルチャー
2022/8/31
『白光』 ●あらすじ● まだ開国して間もない明治5年、「絵師になります」と宣言して故郷の笠間(茨城県)を飛び出した山下りん。武士の家に生まれ、結婚するのが当たり前と…
今月のプラチナ本
2021/9/6
『類』(朝井まかて/集英社) 親という存在は一体何なのだろう。初めて目の前に現れる他者であり、愛着せずにはいられない相手であり、畏敬の対象でもある。大人になって…
文芸・カルチャー
2020/9/11