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過去の桐野夏生

'桐野夏生'タグの記事一覧(9件)

  • レビュー

    ままならない男女の日常をリアルに描く桐野夏生の新作短篇集! 結婚の理想と現実の間で苦しむ主婦が選ぶ道は

    『もっと悪い妻』(桐野夏生/文藝春秋) 人の心は複雑だ。ひとりで生きていきたいと願う強さと、何かにすがらなければ生きていけない弱さを抱えている。特に愛や恋が絡む…

    文芸・カルチャー

    2023/6/29

  • レビュー

    80年代バブル期、夜中まで営業電話をかけ続けた証券会社の企業戦士たち。桐野夏生が描く成り上がりの物語『真珠とダイヤモンド』

    『真珠とダイヤモンド』(桐野夏生/毎日新聞出版) 1974年生まれの筆者は、バブル経済の恩恵にあずかった記憶がまったくない。1970年生まれの社会学者/詩人・水無田気流…

    文芸・カルチャー

    2023/2/28

  • レビュー

    音信不通の親友を追って単身カンボジアへ。独裁政権の影におびえながらサバイブする主人公の運命は――!?

    『インドラネット』(桐野夏生/KADOKAWA) 小説家の桐野夏生氏は日本文学界の至宝である。84年にデビューした彼女がこれまでに受賞したのは、直木三十五賞、紫綬褒賞、泉…

    文芸・カルチャー

    2021/7/18

  • レビュー

    8年前に遭難した元夫は生きているのか…? 新聞連載で話題・桐野夏生の長編『とめどなく囁く』

    『とめどなく囁く』(桐野夏生/幻冬舎) 結婚して4年になるが、夫の意外な一面を見て、驚くことがいまだにある。だからこそ飽きずに結婚生活を続けることができているのか…

    文芸・カルチャー

    2019/6/23

  • まとめ

    綺麗ごとゼロ! 人間のドロドロとした感情が流れ込んでくる“最恐イヤミス小説”5選

    読後に余韻が残る小説を知りたい…。そう思っている方におすすめなのが、人間の心の奥にあるドロドロとした感情を巧みに描いたイヤミス小説。イヤミスとは、読んでいて嫌な…

    文芸・カルチャー

    2019/4/28

  • レビュー

    「夫はいらない。でも子供が欲しい」――ドバイの赤ん坊市場を訪ねる日本人女性…原発事故後のありえたかもしれない世界

    『バラカ』(桐野夏生/集英社) もし東日本大震災による原発事故がもっと大規模な被害をもたらしていたら……。 『バラカ』(桐野夏生/集英社)はそんな「あったかもしれな…

    文芸・カルチャー

    2019/3/1

  • まとめ

    少女と監禁犯の共同生活、指圧院で欲情…… 「家族と性愛」にまつわる文庫3選!

    家族の話や、性にまつわる話。語ることがタブーとされている話には、どうしてあんなにも興味をそそられるのだろう。しかも、“普通”でなければないほどに知りたくなる。歪…

    文芸・カルチャー

    2018/8/24

  • レビュー

    まさか自分が「W不倫」にハマるとは…“本当の恋”に出会い、翻弄されるママたちの不倫事情

    『ロンリネス』(桐野夏生/光文社) 幼い頃「大人」は、スーパーマンのように何でも完璧にこなす存在に見えていた。 だが、歳を重ねて実感する。彼らとて、本当はそんなに…

    文芸・カルチャー

    2018/8/12

  • ニュース

    桐野夏生が挑む、文豪と女たちの「デンジャラス」な四角関係 

    『デンジャラス』(中央公論新社) 『痴人の愛』『春琴抄』『細雪』…。名作を次々と生み出した文豪 谷崎潤一郎の原動力はどこにあったのか。桐野夏生さんによる最新刊『デ…

    文芸・カルチャー

    2017/7/28