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過去の筒井康隆

'筒井康隆'タグの記事一覧(29件)

  • まとめ

    Xのフォロワーが33万人超えのメンヘラ大学生の短編小説集。年末年始にこたつでうたた寝しながら読めるおすすめ短編小説5選

    年末年始はいかがお過ごしだろうか。忙しい台所仕事の隙間時間でも、こたつでうたた寝をしながらでも読める短編小説を、2023年にダ・ヴィンチWebで紹介した本から5冊ピッ…

    文芸・カルチャー

    2024/1/2

  • レビュー

    胃に2つ穴があいた筒井康隆が「死」について考えた本。用語辞書が必要なくらい難解な「ハイデガーの哲学」をわかりやすく解説

    『誰にもわかるハイデガー:文学部唯野教授・最終講義』(筒井康隆/河出書房新社) 『時をかける少女』『七瀬ふたたび』『日本以外全部沈没』……。数々の傑作で知られる文…

    文芸・カルチャー

    2023/11/20

  • 連載

    ギャグ満載の『同時代ゲーム』は「失敗作であることさえ度外視すれば傑作」文学界最後の巨匠・筒井康隆さんの【私の愛読書】

    さまざまな分野で活躍する著名人にお気に入りの本を紹介してもらうインタビュー連載「私の愛読書」。今回は、文学界の巨匠・筒井康隆さんにお話を伺った。筒井さんは御年8…

    文芸・カルチャー

    2023/11/19

  • レビュー

    訳の分からぬ妙な生物「クラムボン」から始まる物語は正解なのか? 作家生活50年の筒井康隆が教える小説に必要な項目31個

    『創作の極意と掟』(筒井康隆/講談社) 安易な攻略法・手っ取り早い正解に飛びついてしまうのが人間というものである。出版社に勤め、時にライターになる身として、筒井…

    文芸・カルチャー

    2023/11/17

  • レビュー

    筒井康隆が描く累計116万部突破の異色の警察ミステリー小説。大富豪の刑事、事件解決のために金を使いまくる!?

    『富豪刑事』(筒井康隆/新潮文庫) 累計発行部数116万部を突破している筒井康隆の小説『富豪刑事』(新潮文庫)。2005年に深田恭子主演でドラマ化されたイメージが強いが…

    文芸・カルチャー

    2023/11/16

  • インタビュー・対談

    「あらゆることを書き尽くした」巨匠・筒井康隆、最後の作品集はSF、ブラックユーモア、グロテスクなど全ジャンル詰め込み〈インタビュー〉

    『時をかける少女』『日本以外全部沈没』『七瀬ふたたび』『残像に口紅を』など、時代を超えて読み継がれる数々の傑作を生み出してきた巨匠・筒井康隆さん。そんな巨匠が…

    文芸・カルチャー

    2023/11/16

  • レビュー

    上半身は成長しても、下半身は子どものまま? 実在した画家がモチーフの、筒井康隆のどんでん返しミステリー

    『ロートレック荘事件』(筒井康隆/新潮文庫) “どんでん返し”の傑作として知られる筒井康隆さんのミステリー小説『ロートレック荘事件』(新潮文庫)は、タイトルどおり…

    文芸・カルチャー

    2023/11/14

  • レビュー

    50年前に書かれたSF短篇、現在実現しているのはどっち? 「テレビ電話」と「大便宇宙放出男」のSF作品を実現可能性の観点から比較考察

    『夜を走る トラブル短編集』(筒井康隆/KADOKAWA) 2007年アップルから「初代iPhone」が発表された。タッチディスプレイ機能を搭載したこのスマートフォンの登場で世界に…

    文芸・カルチャー

    2023/11/5

  • レビュー

    父を殺し母と結婚した「エディプス」を冠した超能力小説。筒井康隆「テレパスシリーズ」の七瀬が欲望をあらわにする第3弾

    『エディプスの恋人(新潮文庫)』(筒井康隆/新潮社) エディプス・コンプレックスとは、息子が母親に異性としての愛情を抱き、父親に嫉妬心を抱くというもので、実親と…

    文芸・カルチャー

    2023/11/3

  • レビュー

    『時をかける少女』の筒井康隆、最後の作品集。筒井作品を読んだことのない人こそ読んでほしいと思った理由

    『カーテンコール』(筒井康隆/新潮社) 「引退」という言葉で一番に思い浮かぶのは、ジブリの宮崎駿監督だ。彼は1997年に製作した「もののけ姫」の会見でも、2001年の「…

    文芸・カルチャー

    2023/11/1

  • レビュー

    筒井康隆の最後の短編集は「誤変換」だらけ? 意味のない文章によって高められた「物語性への飢餓感」の先にある快楽

    『ジャックポット』(筒井康隆/新潮社) スロットマシーンなどには「ジャックポット」と呼ばれる大当たりがあり、それまでの敗者たちの掛け金が累積されており、ギャンブ…

    文芸・カルチャー

    2023/10/31

  • レビュー

    筒井康隆氏の最後の長編小説『モナドの領域』。文字で「神」の全知全能さを表現する、難しすぎる挑戦に迫る

    『モナドの領域』(筒井康隆/新潮社) 何か危機的な状況に陥った時に、思わず「神」に助けを乞うことはあるだろうか? 僕は、ない。結局のところ、もし神がいたとしても、…

    文芸・カルチャー

    2023/10/30

  • レビュー

    日本以外が全部海に沈没したパロディ短編。ローマ法王が欲しがった「上野公園」の活用方法が大胆すぎる

    『日本以外全部沈没 パニック短篇集』(筒井康隆/KADOKAWA) 日本で1年の間に震度1以上の地震が起こる回数のおおよその平均は2000回とも言われている。1923年9月1日の関東…

    文芸・カルチャー

    2023/10/29

  • レビュー

    地上「最後の喫煙者」になっても、煙草を吸い続ける覚悟はあるか? 筒井康隆のドタバタ傑作集の楽しみ方を徹底解説

    『最後の喫煙者 自選ドタバタ傑作集』(筒井康隆/新潮社) たとえば、地球上のあなた以外の人間があまねく、髪の毛を剃り落としてつるんつるんのスキンヘッドになってしま…

    文芸・カルチャー

    2023/10/28

  • レビュー

    今敏監督の遺作、サイケデリックな狂気的映画『パプリカ』の原作。夢に入り込む精神病治療に説得力があるわけ

    『パプリカ』(筒井康隆/新潮社) 悪夢に苦しめられた経験は誰しもあるだろう。僕の同居人もひどい悪夢に頻繁に悩まされては夜な夜なうなされているタイプの人間だった。 …

    文芸・カルチャー

    2023/10/27

  • レビュー

    刑務所帰りのお爺ちゃんがカッコよすぎる! 筒井康隆のSFでもブラックユーモアでもない、王道&感動ジュブナイル小説

    『わたしのグランパ(文春文庫)』(筒井康隆/文藝春秋) 筒井康隆といえば、SF。そうでないなら、ブラックユーモアの作家だと思い込んでいる人は多いだろう。だが、実は…

    文芸・カルチャー

    2023/10/26

  • レビュー

    「ジブリがアニメ化を持ちかけ断られた」というデマが出た作品。生涯をかけて旅する男を描いた筒井康隆の傑作SF長編

    『旅のラゴス(新潮文庫)』(筒井康隆/新潮社) 読み終えた時、何だかうっとりしてしまった。旅とは人生であり、人生とは旅だ。やりたいことを貫き通し、ただ黙々と旅を…

    文芸・カルチャー

    2023/10/25

  • レビュー

    「あの連載をやめさせろ」と選考委員が文藝春秋に怒鳴り込んだ問題作。筒井康隆自身をモデルに、直木賞落選作家が選考委員を皆殺し

    『新装版 大いなる助走(文春文庫)』(筒井康隆/文藝春秋) こういう痺れるような悪ふざけを待っていた。「こんなこと書いちゃっていいの!?」と思わず圧倒される。と同時…

    文芸・カルチャー

    2023/10/24

  • レビュー

    全裸のうら若き男女が「温泉に乗る」奇妙な冒険短編。欲望を掻き立てられるも、満たされない筒井康隆の『エロチック街道』

    『エロチック街道』(筒井康隆/新潮社) たとえば今、相当な空腹に襲われてぺこぺこだとする。歩いていると目の前に中華料理屋の扉が開き、中からにんにくと胡椒のきいた…

    文芸・カルチャー

    2023/10/23

  • レビュー

    人間の首のような果実をつける人食い植物。恐怖とグロテスクを描いた筒井康隆の短編集の罠が恐ろしすぎる

    『メタモルフォセス群島』(筒井康隆/新潮社) 1986年に現在のウクライナで起きたチェルノブイリ原発事故で、放射能濃度が高まり、現地に生息していた緑色のアマガエルが…

    文芸・カルチャー

    2023/10/22

  • レビュー

    人の心を読める超能力者が、同じ能力者に出会うとどうなる? 超能力者の悲哀と葛藤を描く、筒井康隆の衝撃SFサスペンス

    『七瀬ふたたび(新潮文庫)』(筒井康隆/新潮社) 世の中には超能力者が登場する小説がたくさんある。その中でも異彩を放つ作品——それが、筒井康隆の『七瀬ふたたび(新…

    文芸・カルチャー

    2023/10/21

  • レビュー

    平凡なおれが「女性にデートを断られた」とTVニュースに? 集団心理を風刺的に描いた筒井康隆のユーモア短編集

    『おれに関する噂(新潮文庫)』(筒井康隆/新潮社) 〈NHKテレビのニュースを見ていると、だしぬけにアナウンサーがおれのことを喋りはじめた〉という一文で始まるのは、…

    文芸・カルチャー

    2023/10/20

  • レビュー

    兄弟の使用済みパンツも汚れがマシなものは使う? そんな不潔悪臭家族に、心を読めるテレパス女子が家政婦をした結果

    『家族八景』(筒井康隆/新潮社) 目の前の相手の心の中を覗きたい! そう思ったことはないだろうか。 好きな人の心が知りたい時、トランプ遊びをしている時、詐欺師に騙…

    文芸・カルチャー

    2023/10/19

  • レビュー

    引退間近!? の筒井康隆の青春SF小説『時をかける少女』。50年以上前の「タイムリープ」作品が今も愛される理由

    『時をかける少女(角川文庫)』(筒井康隆/KADOKAWA) 物語を読み終えた後も、しばらく辺りに甘い香りが立ち込めているような気がした。放課後の実験室、壊れた試験管の…

    文芸・カルチャー

    2023/10/18

  • レビュー

    わずか5行で衝撃体験…「文字だけの本」がニガテな人へのショートショートのススメ

    『にぎやかな未来(角川文庫)』(筒井康隆/KADOKAWA) 私は少年ジャンプ黄金期に小学生時代を過ごし、漫画ばかり読んでいた。文字だけの物語にふれるといえば、国語の教…

    文芸・カルチャー

    2022/12/4

  • レビュー

    「こんなこと書いちゃって大丈夫?」筒井康隆による皮肉とユーモアの極上SF短編集

    『堕地獄仏法/公共伏魔殿』(筒井康隆/竹書房) この本は、猛毒だ。「危険」と注意喚起しても良いくらいだ。ドキッとしてしまうような皮肉とユーモア。その刺激がいつの間…

    文芸・カルチャー

    2020/4/17

  • レビュー

    『アメトーーク!』で大反響! カズレーザーお薦めの「実験的小説」とは?

    『残像に口紅を』(筒井康隆/中央公論社) 「読書芸人」発の書籍ブームが続いている。2017年11月に放送された、テレビ朝日系バラエティ番組『アメトーーク!』では、「本…

    文芸・カルチャー

    2018/2/3

  • インタビュー・対談

    “スタジオジブリからのアニメ化の申し出を断った”?『旅のラゴス』はフェイクニュースで得をしていた! 筒井康隆×塩田武士『騙し絵の牙』対談【後編】

    小説のジャンルとスタイルの改革者・筒井康隆。出版界を舞台に、実在の俳優をあてがきした『騙し絵の牙』を8月31日に発表し、その新感覚小説に話題沸騰中の塩田武士。奇跡…

    エンタメ

    2017/12/8

  • インタビュー・対談

    筒井康隆も大ファンの“大泉洋”に騙された!?『罪の声』以上の傑作と絶賛!『大いなる助走』の“それ以後”を描いた 筒井康隆×塩田武士『騙し絵の牙』対談【前編】

    小説のジャンルとスタイルの改革者・筒井康隆。出版界を舞台に、実在の俳優をあてがきした『騙し絵の牙』を8月31日に発表し、その新感覚小説に話題沸騰中の塩田武士。奇跡…

    エンタメ

    2017/12/7