ロックバンド・SUPER BEAVERのボーカル渋谷龍太。全国各地を駆け巡り、音楽で人の心をつかんでいく彼の日常とは…。ステージを降りた渋谷龍太の生活の中で生まれた心のさざ波をつづる、くすっと笑えてちょっぴり共感できるエッセイ。
なんだかんだいい歳になり、周りは結婚だなんだを通り過ぎ、子供の話なんかをしている。もちろんそれぞれの家にはそれぞれの苦労もあるようで、時には「いやア、参ったよ…
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2024/11/27
ロックバンド・SUPER BEAVERのボーカル渋谷龍太。全国各地を駆け巡り、音楽で人の心をつかんでいく彼の日常とは…。ステージを降りた渋谷龍太の生活の中で生まれた心のさざ…
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2021/7/27
ロックバンド・SUPER BEAVERのボーカル渋谷龍太。全国各地を駆け巡り、音楽で人の心をつかんでいく彼の日常とは…。ステージを降りた渋谷龍太の生活の中で生まれた心のさざ…
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2021/8/27
ロックバンド・SUPER BEAVERのボーカル渋谷龍太。全国各地を駆け巡り、音楽で人の心をつかんでいく彼の日常とは…。ステージを降りた渋谷龍太の生活の中で生まれた心のさざ…
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2021/9/27
お嫁さんにするならどんな人がいい?なんて質問をされることがある。どんな人でも構いませんよ、と答えたいところではあるがそういうわけにもいかない。博愛主義ではない…
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2021/10/27
永続する気持ちは存在するのか否か。なかなかに難しい。生きている分だけ出会い、生きている分だけ話し、生きている分だけ考える。なので自らが何もしないまま気持ちだけ…
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2021/11/27
私の少し曲がった性格の発端は、人がああだからこうしよう、人がこうだからああしよう、といじわるばあさんよろしく、普通と呼ばれる類のつまらないものなんかではなくて…
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2021/12/27
少し前の話であるが、携帯電話を拾った。 自宅のマンションの目の前、あまりに無造作に落ちているそれを見て、正直逡巡した。 何かと物騒な世の中だ、関与することで厄介…
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2022/1/27
感性は人の数だけ。静かな海を見て涙を流す人もいるだろうし、歪(いびつ)に実った果実を見て美しいという人もいるだろう。そして、その感性の先にあるものが表現だと思…
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2022/2/27
映画館で映画を観るにあたって、守らなければならないことが幾つかある。「携帯の電源は切る」「前の座席を蹴らない」「おしゃべりをしない」「撮影をしない」など、劇場…
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2022/3/27
基本的に音楽のことであればある程度の応用は利くタイプである。元来そうであったわけではなく、時間と経験を重ねた結果のもの。志した当初のことを考えると、よくもまア…
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2022/4/27
今年も例年通り、一人で過ごす。もう何年も前からそうなのだが、誕生日当日はなるべく一人で過ごすようにしている。 自意識過剰もここまでいくと大変におめでたいのだが、…
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2022/5/27
これから綴る気持ちは、本当は三十代に突入したらすぐさま伝えたかったことである。しかし三十代に突入したばかりの三十代素人が伝えたのではどうにも説得力に欠けると思…
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2022/6/27
本日もアルバイト。 五時からの営業に向け、昼シフト組は二時に入って掃除や仕込みなどをする。この日も私は制服の胸ポケットに入れた携帯電話から小さく音楽を鳴らしなが…
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2022/7/27
ご飯を美味しそうに食べる人が好きだ。食べるという行為が生きることに直結しているからだろうか。ご飯を美味しそうに食べられる人はそれ自体が才能で、特技で、チャーム…
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2022/8/27
どうして私がライブ中に「みんな」や「あなたたち」ではなく、「あなた」という言い方をするのかというのが今回のお話。 フロアに向かってあなたと発し始めてから、十年近…
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2022/9/27
人と話をするのが好きだ。自分が知らないことを知っていたり、自分より面白い体験をしていたりという根底が好奇心の場合ももちろん、この人と話してたらなんか落ち着くと…
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2022/10/27
職業柄、ゴーイングマイウェイでもまア良しとは思っているのだが、私は昔から世間一般的な大人像に漠然とした憧れがあり、しっかり大人になったのなら、具体的に言うなれ…
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2022/11/27
心がさもしいと感じることほど、私を虚しくさせるものはない。もちろん自分に対して、そして人に対しても思う。 それを感じさせるのは、モノを盗みましたヒトを殺めました…
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2022/12/27
昔から継がれてきた話というものには、当然のように教訓がある。読んだ人間の、もしくは読み聞かせてもらった人間の心に染み入るような教訓が。 優しい人間になれるように…
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2023/1/27
昔からちょっとドジである。もちろん、私の話だ。 そんな私は、世の中に完全無欠のかっこいい人が実際に存在していると思っていて、そういう人に強い憧れがある。自分が完…
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2023/2/27
自意識過剰という言葉を初めて耳にしたのが一体いつのことだったか忘れてしまったが、意味を調べて心のそこから思ったことがある。私のことだ、と。 出来ないことや、失敗…
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2023/3/27
少し前の話になるが、アレルギー検査というものをしたことがある。原因不明の体調不良が続き、お医者にかかった時に勧められたのだ。 正直言って、全く気が乗らなかった。…
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2023/4/27
「字が綺麗ですね」 ありがたいことにそう言って頂く機会が多い。それを言われる度に正直しめしめといった気持ちになる。なぜならこの字はそう思って頂くべく、自ら計画を…
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2023/5/27
当たり前だとか、当然だとか、人々は往々に思いがちである。驕りや慢心、慣れによって引き起こされるそれは、ただの勘違いなのだ。当たり前だとか、当然だとか。それはあ…
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2023/6/27
よく見かける。「どうしたの」を待っている人を。 話したいのなら、能動的になって欲しい。なんで求められる側の姿勢でいるのだ。「ねエ、聞いてよ」って言ってくれれば気…
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2023/7/27
「あなたの地元はどこですか?」 趣味を訊かれるより、好きな食べ物を訊かれるより、休日の過ごし方を訊かれるより、一番訊かれる質問であり、一番してしまう質問なのでは…
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2023/8/27
昨今は「自己プロデュース」なる言葉がきちんと定着している。殊更新しい言葉ではないと思うが、昔からある言葉ではないこれはすなわち、流行り廃りの波の中で生き残って…
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2023/9/27
私が住んでいるマンションは築四十五年である。良く言えば風情があるし、悪く言うと古い。一見して年期の入った建物だと思ってしまうのは、壁などに劣化が見られるという…
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2023/10/27
私は有名人ではない。 もうこの入りからして、卑下であっても謙遜であっても、なんだか嫌味ったらしいので私だったら読むのを止めるが、これは一つの事実として、または自…
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2023/11/27
私には、ことあるごとに思い出してしまう事がある。それはすごく些細で、なんてことのない出来事。ただ、それがどういうわけだか自分の教訓となり、「思い立ったらすぐに…
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2023/12/27
しぶや・りゅうた=1987年5月27日生まれ。
ロックバンド・SUPER BEAVERのボーカル。2009年6月メジャーデビューするものの、2011年に活動の場をメジャーからインディーズへと移し、年間100本以上のライブを実施。2012年に自主レーベルI×L×P× RECORDSを立ち上げたのち、2013年にmurffin discs内のロックレーベル[NOiD]とタッグを組んでの活動をスタート。2018年4月には初の東京・日本武道館ワンマンライブを開催。結成15周年を迎えた2020年、Sony Music Recordsと約10年ぶりにメジャー再契約。「名前を呼ぶよ」が、人気コミックス原作の映画『東京リベンジャーズ』の主題歌に起用される。現在もライブハウス、ホール、アリーナ、フェスなど年間100本近いライブを行い、2022年10月から12月に自身最大規模となる4都市8公演のアリーナツアーも全公演ソールドアウト、約75,000人を動員した。さらに前作に続き、2023年4月21日公開の映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』に、新曲「グラデーション」が、6月30日公開の『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』の主題歌に新曲「儚くない」が決定。同年7月に、自身最大キャパシティとなる富士急ハイランド・コニファーフォレストにてワンマンライブを2日間開催。9月からは「SUPER BEAVER 都会のラクダ TOUR 2023-2024 ~ 駱駝革命21 ~」をスタートさせ、2024年の同ツアーでは約6年ぶりとなる日本武道館公演を3日間発表し、4都市9公演のアリーナ公演を実施。さらに2024年6月2日の東京・日比谷野外音楽堂を皮切りに、大阪、山梨、香川、北海道、長崎を巡る初の野外ツアー「都会のラクダ 野外TOUR 2024 〜ビルシロコ・モリヤマ〜」(追加公演<ウミ>、<モリ>)開催。現在「都会のラクダ TOUR 2024 〜 セイハッ!ツーツーウラウラ 〜」を開催中。
自身のバンドの軌跡を描いた小説「都会のラクダ」、この連載を書籍化したエッセイ集「吹けば飛ぶよな男だが」が発売中
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