『こわされた夫婦ルポ ぼくたちの離婚』(稲田豊史/清談社Publico) 「離婚するのは結婚の100倍疲れる」――。離婚経験者から、そんな言葉を聞いたことがある。結婚も離婚も…
暮らし
2023/7/14
『キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか』(北尾トロ/幻冬舎) 小さな勇気を出すか迷う瞬間が、日常の中には多くある。例えば、友人や恋人の鼻から鼻毛が出ている時。…
文芸・カルチャー
2023/3/16
『道徳教室いい人じゃなきゃダメですか』(高橋秀実/ポプラ社) あなたは「『道徳』とは何?」と聞かれたらどう答えるだろうか。2015年から小中学校では「道徳」が正式教…
社会
2022/3/30
『絶滅危惧個人商店』(井上理津子/筑摩書房) 最近、地元の商店街に足を運ぶ機会があった。高校生の頃訪れた際にはシャッター商店街となりかけていたその場所には、地域…
文芸・カルチャー
2021/2/14
『ルポ トラックドライバー』(刈谷大輔/朝日新聞出版) コロナ禍による巣ごもり需要で、宅配便の利用者が増加したという。消費者側からすれば、自宅にいながらにして欲し…
社会
2021/1/19
『声が通らない!』(新保信長/文藝春秋) 居酒屋で店員さんを呼ぶのが苦手だ。声が小さく、通らず、気づいてもらえない。 『声が通らない!』(文藝春秋)は、新保信長氏…
暮らし
2020/12/9
『NHKスペシャル ルポ 車上生活 駐車場の片隅で』(NHKスペシャル取材班/宝島社) 私が本を読む愉しみの一つは、意外な出逢いがあること。読む前に抱いていたのと違う内容…
文芸・カルチャー
2020/10/10
『世界の刑務所を訪ねて 犯罪のない社会づくり』(田中和徳、渡辺博道、秋葉賢也/小学館) つい先日も、ある有名歌手が覚せい剤取締法違反の疑いで2度目の逮捕となった。…
社会
2020/2/23
『扉を開けて』(共同通信ひきこもり取材班:編集/かもがわ出版) ひきこもりといえば“若者がなるもの”と思われていた時期があった。 しかし、2019年3月に発表された内閣…
社会
2020/2/21
『証言貧困女子助けて! と言えない39人の悲しき理由』(中村淳彦/宝島社) 一億総中流社会は崩壊し、貧富の差が拡大している日本。なかでも深刻化しているのが、若者と女…
社会
2020/2/13
『聖なるズー』(濱野ちひろ/集英社) AVの中には「これは残酷過ぎる」と、抗議の声が寄せられるジャンルがある。そのひとつが、性行為のために動物が登場するものだ。「…
文芸・カルチャー
2020/1/4
『パワースポットはここですね』(髙橋秀実/新潮社) 普段は格別な信仰心がなくても、お正月だけは神社にお参りに行くという人も多いだろう。冷たい冬の空気のなか参拝し…
文芸・カルチャー
2020/1/4
『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』(高橋ユキ/晶文社) 2013年7月21日、山口県周南市にある限界集落で凄惨な事件が発生した。後に「山口連続殺人放火事件」と呼ばれる…
社会
2019/10/8
『産声のない天使たち』(深澤友紀/朝日新聞出版) “産院は天国と地獄が同居する場所”——身を持ってその事実を知っている人は意外といるのではないだろうか。お腹の中で息…
出産・子育て
2018/4/12
『ルポ川崎』(磯部 涼/サイゾー) 街に「潜入」したという見せ方のルポは近年もいろいろと出ているが、その実潜入というほど街に入り込んではおらず、通り一遍、通り過ぎ…
社会
2018/3/24
『彼女たちの売春(ワリキリ)』(荻上チキ/新潮社) 男は傭兵、女は売春婦。「人類初の職業は?」の質問に対してしばしば耳にする答えだ。売春、性行為に対する意識は時…
社会
2017/12/2
『「母親に、死んで欲しい」介護殺人・当事者たちの告白』(NHKスペシャル取材班/新潮社) これほど衝撃的で、物凄い熱量をもって読者の心に訴えかけてくるルポを読んだの…
社会
2017/11/9
『スポットライト 世紀のスクープ カトリック教会の大罪』(ボストン・グローブ紙〈スポットライト〉チーム:編、有澤真庭:訳/竹書房) いつの時代でも“権力”というもの…
社会
2017/4/21
『ルポ思想としての朝鮮籍』(中村一成/岩波書店) 日本で暮らす「朝鮮籍」者は大韓民国の国籍所有者ではないことから、便宜上旅券の申請などは朝鮮総連が窓口になってい…
社会
2017/4/19
キングダム 74
【推しの子】 16
ブルーロック(32)