『古文書に見る江戸犯罪考』(氏家幹人/祥伝社) 大阪で我が子を殺して遺棄した親が逮捕され、ニュースやワイドショーで話題となっている。実にイヤな話だが、現代にはこ…
社会
2016/11/29
『サイコパス』(中野信子/文藝春秋) 平気でウソをつき、罪悪感ゼロ…。そんな“あの人”の脳の秘密を解き明かした『サイコパス』が、2016年11月18日(金)に発売された。 …
社会
2016/11/29
『密売』(小林和之/ミリオン出版) 今年2月、球界の番長こと清原和博が覚せい剤所持で逮捕された。執行猶予付き有罪判決を受け釈放後も清原は公の場に姿を現しておらず、…
芸能
2016/11/28
『京都の裏社会 山口組と王将社長射殺事件』(一ノ宮美成+グループK21/宝島社) 日本を代表する観光地といえば北は北海道、南は沖縄。新宿や浅草、秋葉原を擁する首都・東…
社会
2016/11/17
『さよなら渓谷』、『悪人』、『怒り』。芥川賞作家・吉田修一はこれまで、犯罪事件によって広がった波紋を描く長編を継続して発表してきた。最新作『犯罪小説集』は5編か…
新刊著者インタビュー
2016/11/14
『黒い司法 黒人死刑大国アメリカの冤罪と闘う』(亜紀書房) ブライアン・スティーヴンソン弁護士はアラバマ州モンゴメリーを拠点に「司法の公正構想(EJI)」の事務局長…
社会
2016/11/14
『ヤクザになる理由』(廣末 登/新潮社) 2010年以降、全国の自治体が次々に暴力団排除条例を施行するようになった。それらの条文で共通しているのは、暴力団の排除を都民…
社会
2016/11/9
11月4日(金)21時から、殺人事件に関与したとされる女性の人生にスポットをあてたドキュメンタリー番組『追跡!平成オンナの大事件』(フジテレビ系列)が放送される。取…
文芸・カルチャー
2016/11/4
『山口組顧問弁護士』(山之内幸夫/KADOKAWA) 2015年11月下旬、ある弁護士の有罪確定にともなう弁護士資格のはく奪が大きなニュースになった。その弁護士こそ、本書『山…
社会
2016/11/1
『ひきこもり・ニートが幸せになるたった一つの方法』(伊藤秀成/雷鳥社) 増え続けるひきこもりの現状に切り込んだ問題作『ひきこもり・ニートが幸せになるたった一つの…
社会
2016/10/25
『こころの筋力トレーニング』(浅海明子/イカロス出版) 人を死に追い込むこともある「キラーストレス」が知られるようになり、職場のストレスチェックも始まって、メン…
暮らし
2016/10/23
『冲方丁のこち留 こちら渋谷警察署留置場』(冲方 丁/集英社インターナショナル) 「この人はいったい、なんの小説の打ち合わせをしているんだろう」 身に覚えのない罪状…
社会
2016/10/21
『週刊文春』の記者として数々のスクープを飛ばしてきた、ジャーナリストの中村竜太郎さん。優秀な記者が集まり、取材費はケチらないという『週刊文春』の取材の裏側を明…
社会
2016/10/20
『週刊文春』記者として「シャブ&飛鳥」「NHKプロデューサー巨額横領事件」などをスクープしてきたジャーナリストの中村竜太郎さんが、これまでに追ってきた事件の真相、…
社会
2016/10/19
『クマにあったらどうするか』(姉崎 等・片山龍峯/筑摩書房) 春の山菜採りや秋のキノコ狩りなどで山に入った人がクマに襲われたというニュースが毎年のようにある。昔は…
暮らし
2016/10/15
『プリズン・ブック・クラブ――コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年』(アン・ウォームズリー:著、向井和美:訳/紀伊國屋書店) ときに本は不思議な力を発揮することがある…
社会
2016/10/14
『「南京事件」を調査せよ』(清水潔/文藝春秋) 事件取材を手掛けてきたジャーナリストの清水潔さんによる『「南京事件」を調査せよ』(清水潔/文藝春秋)は、南京事件を…
社会
2016/10/13
『「南京事件」を調査せよ』(清水潔/文藝春秋) これを扱うと、どこかから必ずや抗議やバッシングが来るだろうというテーマがいくつかある。その代表が「慰安婦」問題と…
社会
2016/10/12
時が来た。SF小説や時代モノなど、ジャンルの枠を超えて活躍する作家・冲方丁の最新作『十二人の死にたい子どもたち』は、いまこの時代だからこそ世に放つことができた渾…
新刊著者インタビュー
2016/10/6
『闇(ダーク)ウェブ』(セキュリティ集団スプラウト/文藝春秋) 今やクリックひとつで何でも手元に届く便利な時代。では、クリックひとつで違法ドラッグや個人情報が買…
社会
2016/9/30
『「鬼畜」の家:わが子を殺す親たち』(石井光太/新潮社) 一匹の蝶の羽ばたきが、地球の反対側で嵐を起こすかもしれないことを「バタフライ効果」と呼ぶ。ほんの些細な出…
社会
2016/9/28
『再生』(野村貴仁/KADOKAWA) 「明も暗もどん底も、ここに記す」。元プロ野球選手・野村貴仁の波瀾の半生がすべてつまった『再生』が、2016年9月28日(水)に発売される…
暮らし
2016/9/21
『障害者殺しの思想 増補新装版』(現代書館) はっきり言おう。 障害児は生きてはいけないのである。 障害児は殺されなければならないのである。 この、あまりに凄惨な文…
社会
2016/9/12
シリアスな警察小説からハートウォーミングな恋愛小説まで、幅広いジャンルを手がける雫井脩介さん。最新作『望み』ではこれまでたびたび取りあげてきた〈家族〉というモ…
新刊著者インタビュー
2016/9/6
『神経ハイジャック――もしも「注意力」が奪われたら』(マット・リヒテル:著、小塚一宏:その他、三木俊哉:訳/英治出版) 世界中を席巻している「ポケモンGO」で、問題…
暮らし
2016/8/23
『虹の巣』(野中ともそ/KADOKAWA) 一歩引いた場所から見てみると「何でこんなことをしてしまったのだろう」「もっと冷静に考えればよかったのに」と思ってしまうような…
文芸・カルチャー
2016/8/15
『私はこうしてストーカーに殺されずにすんだ』(遙洋子/筑摩書房) 人に好感を持ってもらうことはうれしいものだ。しかし受け入れられない相手からの過度の好感は時に嫌…
社会
2016/8/4
『失敗の研究巨大組織が崩れるとき』(金田信一郎/日本経済新聞出版社) 中国の工場で期限切れの鶏肉が使用されていたことが発覚したマクドナルド。2014年7月のことであり…
社会
2016/8/3
『あかんやつら 東映京都撮影所血風録』(春日太一/文藝春秋) NTTコムリサーチがネット上で実施したアンケート「第5回 『映画館での映画鑑賞』に関する調査」によれば、1…
エンタメ
2016/8/2
『〈刑務所〉で盲導犬を育てる』(大塚敦子/岩波書店) 犬を飼った経験がある人でも、ない人でも盲導犬の仕事ぶりを見て、どうしたらあんなに利口な性格に育つのだろうと…
社会
2016/8/2