『名作なんか、こわくない』(柚木麻子/PHP研究所) 誰もが知っている古典的名作というのは、手にとるハードルが高いものだ。なんだか小難しそうだし、“いまさら”という羞…
文芸・カルチャー
2018/2/24
『ピュタン ~偽りのセックスにまみれながら真の愛を求め続けた彼女の告白』(著:ネリー・アルカン、訳:松本百合子/パルコ) 2017年はカナダ建国150周年という記念すべ…
エンタメ
2017/10/21
『キリング・アンド・ダイング』(著:エイドリアン・トミネ、訳:長澤あかね/国書刊行会) グラフィック・ノヴェリストのエイドリアン・トミネによる最新作『キリング・…
文芸・カルチャー
2017/6/13
『文学としてのドラゴンクエスト~日本とドラクエの30年史~』(コアマガジン) 勇者である主人公が、ある日旅に出て世界を救う。 これがおそらくたいていの人が思い浮か…
文芸・カルチャー
2017/4/15
『映画は文学をあきらめない ひとつの物語からもうひとつの物語へ』(水曜社) どんなに完成度が高い作品でも、小説を映画化したときに全ての原作ファンを満足させること…
エンタメ
2017/4/14
ダークファンタジー小説『怪物はささやく』の実写映画が日本でも公開されることが決定し「ひとりぼっちの少年と怪物とかめっちゃおもしろそう」「スタッフと監督が私得過…
エンタメ
2017/4/8
『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(上・下)』(ランサム・リグズ :著、金原瑞人、 大谷真弓:訳/潮出版社) 来る2月にティム・バートンの新作映画『ミス・ペレグリ…
映画
2017/1/20
株式会社ドワンゴが運営する日本最大級の書評サイト「読書メーター」と、株式会社KADOKAWAが発行する本とコミックの情報サイト「ダ・ヴィンチニュース」がコラボして開催…
文芸・カルチャー
2016/12/15
『平家物語』(古川日出男訳/河出書房新社) 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」で始まる古典『平家物語』を、全く知らない方もいないだろう。私は学生の時、授業…
文芸・カルチャー
2016/12/15
『ツタよ、ツタ』(大島真寿美/実業之日本社) 本作は1932年『婦人公論』に「滅びゆく琉球女の手記」を書いた、久志芙沙子(くしふさこ)氏という実在の人物をモチーフに…
文芸・カルチャー
2016/12/10
『病(やまい)短編小説集(平凡社ライブラリー)』(ヘミングウェイ、モームほか/平凡社) いつの時代にも、小説や漫画、映画などのフィクションの世界には、主人公と病…
文芸・カルチャー
2016/11/4
『顔の剥奪: 文学から〈他者のあやうさ〉を読む』(鈴木智之/青弓社) 人は他者の顔を確認することで、その存在を確認する。顔に浮かぶ表情を読み取ることで、他者の心を…
文芸・カルチャー
2016/11/3
『世界の8大文学賞~受賞作から読み解く現代小説の今~』(都甲幸治、中村和恵、宮下遼、武田将明、瀧井朝世、石井千湖、江南亜美子、藤野可織、桑田光平、藤井光、谷崎由…
文芸・カルチャー
2016/9/20
アジア最大級の国際短編映画祭「ショート ショート フィルムフェスティバル & アジア2016」が6月2日(木)から開催されている。オープニングセレモニーでは、2015年から…
文芸・カルチャー
2016/6/6
大人にも読み応えのある「昔ばなし」を取り上げ、原点に忠実に再現した『読めば読むほど恐ろしい原典「日本昔ばなし」』。子殺し、残酷な仕打ち、剥き出しの性欲…。目を背…
文芸・カルチャー
2016/4/27
『あらゆる「学」の歴史とつながりがわかる 学問のしくみ事典』(日本実業出版社) 文系と理系。日本ではとりわけその違いが語られる機会も多く、実際、昨今は大学の「文…
文芸・カルチャー
2016/4/18
2016年2月23日(火)、『永遠の始まり』第3巻・第4巻が同時発売され、超大作「百年三部作」シリーズが遂に完結を迎えた。 著者は世界的人気作家ケン・フォレット。1978年…
文芸・カルチャー
2016/3/19
「小説家になろう」や「エブリスタ」などの投稿サイトが、新たな才能が生まれてくる場として活況を呈している。そこに2月29日、株式会社KADOKAWAの「カクヨム」がローンチ…
文芸・カルチャー
2016/2/27
『悲しみのイレーヌ』(ピエール・ルメートル/文藝春秋) フランスの作家、ピエール・ルメートル氏と言えば、『その女アレックス』(ピエール・ルメートル/文藝春秋)の大…
文芸・カルチャー
2016/2/3