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タグ:文芸

過去の'文芸'タグの記事一覧(945件)

  • レビュー

    「君は死んだとき、最後に何を思った?」――若者から圧倒的支持!『この世界に i をこめて』の魅力

    『この世界に i をこめて』 (佐野徹夜/KADOKAWA) 新人作家・佐野徹夜の勢いが止まらない。第23回電撃小説大賞で〈大賞〉を受賞したデビュー作『君は月夜に光り輝く』(…

    文芸・カルチャー

    2018/11/17

  • レビュー

    震えるほどの恋の記憶を抱き、少女たちは生きる…三浦しをん『ののはな通信』を読書メーターユーザーはどう読んだ?

    『ののはな通信』(三浦しをん/KADOKAWA) 魂が引き寄せられ、結ばれる。そんな美しくも麗しい瞬間をあなたは体感したことがあるだろうか。思い出すだけで全身が揺さぶら…

    文芸・カルチャー

    2018/11/14

  • 連載

    三島由紀夫『仮面の告白』あらすじ紹介。ゲイである自分とは、一体何者なのか

    『仮面の告白 (新潮文庫)』(三島由紀夫/新潮社) 生まれつき肌が白く病弱な“私”は、祖母に溺愛され、女の子のように育てられた。幼少期、汚れた青年の下半身の膨らみを見…

    文芸・カルチャー

    2018/11/11

  • レビュー

    日本人も知らない、戦後日本の裏話…1964年と2020年、ふたつの“東京五輪”の狭間で変わりゆく日本人の姿

    『ふたつのオリンピック東京1964/2020』(ロバート・ホワイティング:著、玉木正之:訳/KADOKAWA) 2020年のオリンピックまで2年を切り、今、東京は変革の真っ只中にある…

    文芸・カルチャー

    2018/10/29

  • レビュー

    フィンランドから「異次元」に行ける!? ココロに元気をくれる「サプリ小説」

    『くらげホテル』(尾﨑英子/KADOKAWA) 「どこか知らないところ、遠いところに行ってみたいなあ…」 なにか不満があるわけではなくても、ふとそんな気持ちになることはあ…

    文芸・カルチャー

    2018/10/27

  • レビュー

    日本史は“流れ”を理解せよ! 学び直しにも最適な文庫版『漫画版 日本の歴史』が続々刊行!

    日本史の学習は、ただ年表とにらめっこしているだけでは始まらない。筆者は大学受験に向けて勉強をしているとき、当時の先生に「“流れ”を理解しろ」と口を酸っぱくして言…

    文芸・カルチャー

    2018/10/27

  • まとめ

    自分のことを客観視できる人になりたい…。そう思うあなたに、芥川龍之介5選

    間違いなく日本文学史上最も優れた作家のひとりである芥川龍之介。「芥川賞」の注目度が高いこともあり、あまり純文学を読まない人でもその名前は知っていることだろう。 …

    文芸・カルチャー

    2018/10/24

  • レビュー

    時空を超えて巡り合う奇跡──話題作、待望の続刊!『また君と出会う未来のために』

    『また君と出会う未来のために』(阿部暁子/集英社) どこか遠くへ行ってしまえたらいいのにと、思春期などとっくに過ぎた今でも考える。もしかすると本を読む人は、似た…

    文芸・カルチャー

    2018/10/22

  • 連載

    川端康成『雪国』あらすじ紹介。ノーベル文学賞、究極の「書かないエロ」

    『雪国 (角川文庫)』(川端康成/角川書店) 親譲りの財産で生活を送る妻子持ちの文筆家・島村が、雪国の温泉旅館に通い、駒子という芸者との関係を深める様子を直接的に書…

    文芸・カルチャー

    2018/10/22

  • レビュー

    17人が死亡。毒殺大量殺人事件の犯人とされた男は自殺……真犯人は誰? 恩田陸『ユージニア』

    『ユージニア』(恩田陸/KADOKAWA) 殺人事件が起こった。――犯人は誰なのか。本来なら、それを追及するのが推理小説の楽しみであり、目的だろう。だが、『ユージニア』(…

    文芸・カルチャー

    2018/10/18

  • レビュー

    文学界を騒然とさせた『さよなら、田中さん』の“現役中学生作家”が、2作目『14歳、明日の時間割』で書いた内容は?

    『14歳、明日の時間割』(鈴木るりか/小学館) 藤井聡太7段がプロ入りした当時「14歳にしては将棋強いね」なんて誰も言わなかった。14歳だろうが20歳だろうが60歳だろうが…

    文芸・カルチャー

    2018/10/17

  • レビュー

    少女が迷い込んだ「三月の国」で起こる殺人事件――恩田陸『麦の海に沈む果実』

    『麦の海に沈む果実』(恩田陸/講談社) 『麦の海に沈む果実』(恩田陸/講談社)は、不思議な世界観に夢中になる読者が多く、長きにわたって読み継がれている名作の一つで…

    文芸・カルチャー

    2018/10/16

  • 連載

    芥川龍之介「藪の中」あらすじ紹介。3人が殺害を自白。真犯人は誰なのか

    『藪の中・将軍 (角川文庫)』(芥川龍之介/KADOKAWA) 藪の中で起こった殺人事件に関して、尋問を受けた7人の証言を並べた話。それぞれの証言は微妙に食い違い、真相はま…

    文芸・カルチャー

    2018/10/15

  • レビュー

    はじまりは20年前の女児殺害事件。ネット上の“行き過ぎた正義感”が引き起こした、新たな惨劇――『人間狩り』

    『人間狩り』(犬塚理人/KADOKAWA) 正義が怖い、と先日放送された『ボクらの時代』で有働由美子さんは言った。NHKのキャスターとして世間の倫理や善悪に直面し続けた彼女…

    文芸・カルチャー

    2018/10/14

  • レビュー

    冴えない中学生がモテるために「イケとる化計画」を実行!【90年代愛炸裂の友情譚】

    『別れ際にじゃあのなんて、悲しいこと言うなや』(黒瀬陽/早川書房) 1996年にフジテレビで『めちゃ×2イケてるッ!』が放送開始したのはある意味で象徴的な出来事だった…

    文芸・カルチャー

    2018/10/13

  • レビュー

    夫の浮気を見過ごす代わりにフランス料理店を開業する妻――。90年代に連載された幻の不倫小説『みずうみの妻たち』

    長年連れ添った夫が不倫して「はいそうですか」とすぐに離婚できる妻は一体どのくらいいるのだろうか?少なくとも筆者は無理だ。きっと様々な感情が交錯するだろうし、周…

    文芸・カルチャー

    2018/10/13

  • 連載

    芥川龍之介「地獄変」あらすじ紹介。娘を焼かれても…描く。芸術至上主義

    『蜘蛛の糸・地獄変(角川文庫)』(芥川龍之介/角川書店) 平安時代の伝説的な画師、良秀(よしひで)の話。天下一の腕前として、彼は大殿様から気に入られていた。その一…

    文芸・カルチャー

    2018/10/1

  • レビュー

    “遊んで暮らせる時代”がやってきたら、あなたはどうする?

    『未来職安』(柞刈湯葉/双葉社) 遊んで暮らせる時代がやってくる――。実業家の堀江貴文氏は、『10年後の仕事図鑑』(堀江貴文・落合陽一/SBクリエイティブ)にて、こう断…

    文芸・カルチャー

    2018/9/29

  • ニュース

    電子書籍を読むなら、まさに今! 年に1度の大規模感謝祭「ニコニコカドカワ祭り2018」が、各電子書籍ストアにて今年もスタート!

    年に1度のKADOKAWA電子書籍大感謝祭、「ニコニコカドカワ祭り2018」が今年も開催!2018年9月28日(金)より19もの電子書籍ストアにてスタートした。 KADOKAWAの人気作品、…

    エンタメ

    2018/9/28

  • レビュー

    南極に隠された“災厄”と“秘密”――江戸川乱歩賞始まって以来、最大スケールの冒険ロマン

    『到達不能極』(斉藤詠一/講談社) 到達不能極――。それは、陸のなかで最も海から遠い点、あるいは海のなかで陸から最も遠い点のことである。“不能”といっても本当にたど…

    文芸・カルチャー

    2018/9/26

  • まとめ

    日本人なら読んでおかなきゃヤバい! 夏目漱石おすすめ作品まとめ

    日本近代文学の巨峰として、今なお高い人気を誇る夏目漱石。日本人の私たちが文学の世界に浸るためには、彼が外せないことは言うまでもない。高校生の頃、教科書に抜粋さ…

    文芸・カルチャー

    2018/9/16

  • レビュー

    彼女を苦しめたのは、「普通」という“呪い”――ゴトウユキコが描く『夫のちんぽが入らない』は、さらに痛々しく、それでいて朗らかだ

    9月6日に、漫画版『夫のちんぽが入らない』の第1巻が発売された。 コミカライズを手がけるのがゴトウユキコさんだと知った瞬間、両手を叩いて喜んだのを覚えている。きっ…

    マンガ

    2018/9/16

  • レビュー

    不思議な猫のお告げが導く、気づきと再生の物語──『猫のお告げは樹の下で』

    『猫のお告げは樹の下で』(青山美智子/宝島社) そういえば、「人生って思うとおりにはいかないな」と感じ始めたのは、小学4年生くらいのときだった。クラスの友人関係に…

    文芸・カルチャー

    2018/9/14

  • レビュー

    思わずヨダレが出ちゃう…! 仕出し&弁当屋を営むお嬢さまの、ほのぼのお料理小説『ちどり亭にようこそ』

    『ちどり亭にようこそ~京都の小さなお弁当屋さん~』(十三湊/KADOKAWA) 料理を美味しく作るコツは面倒くさがらず、一手間をかけること。些細に思える手間が、料理の味…

    文芸・カルチャー

    2018/9/13

  • 連載

    夏目漱石『三四郎』あらすじ紹介。チェリー・ボーイの切ない失恋

    『三四郎 (角川文庫)』(夏目漱石/KADOKAWA) 熊本の高等学校を卒業し、東京帝国大学に合格した真面目な主人公の三四郎は、23歳だが女性経験がない田舎者。女性と共に相部…

    文芸・カルチャー

    2018/9/13

  • 連載

    芥川龍之介「羅生門」あらすじ紹介。死体の髪をむしる老婆。生き延びるための罪は許されるのか

    『羅生門・鼻・芋粥 (角川文庫)』(芥川龍之介/KADOKAWA) 物語の舞台は平安京。日暮れどき、ひとりの身分の低い男が、都の正門である羅生門の下で雨宿りをしていた。その…

    文芸・カルチャー

    2018/9/9

  • インタビュー・対談

    『夫のちんぽが入らない』こだま×ゴトウユキコ対談――「漫画にするとこんなに伝わるんだ、って感動した」

    ゴトウユキコさんの描く『夫のちんぽが入らない』は、原作では決して書かれなかった二人の名前がついている。 鳥居さち子と倉本慎。 こだまさん原作の『夫のちんぽが入ら…

    マンガ

    2018/9/8

  • インタビュー・対談

    怪談マニアもゾッとした! 予測不可能な展開とどんでん返しに騙される…話題の小説『火のないところに煙は』裏話

    『火のないところに煙は』(芦沢央/新潮社) これは実話か、それともフィクションか?刊行直後から各メディアで話題騒然の、芦沢央さんの小説『火のないところに煙は』(…

    文芸・カルチャー

    2018/9/7

  • レビュー

    人はなぜセックスをし、子供を産むのか? “宇宙人”からはこう見えている!

    『地球星人』(村田沙耶香/新潮社) 人間は、働くのもセックスするのも本当は嫌いなんだよ。催眠術にかかって、それが素晴らしいものだと思わされているだけだ 芥川賞作家…

    文芸・カルチャー

    2018/9/7

  • レビュー

    シリーズ第1作公開50周年を前に『男はつらいよ』のエピソード・ゼロが刊行!山田洋次監督が書き下ろした初小説作品『悪童』

    『悪童(ワルガキ) 小説 寅次郎の告白』(山田洋次/講談社) 筆者がまだ年端もいかない幼少の頃、両親が「男はつらいよ」シリーズを鑑賞して、目頭を押さえていた記憶が…

    文芸・カルチャー

    2018/9/7