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タグ:文芸

過去の'文芸'タグの記事一覧(945件)

  • レビュー

    自意識過剰で、プライドが高い。生きにくい日々を送る、コミュ障の男性歯科医に訪れた転機とは……『ひとりぼっちじゃない』

    『ひとりぼっちじゃない』(伊藤ちひろ/KADOKAWA) 映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の脚本執筆時は20歳。映画『スカイ・クロラ』の脚本も手掛け、原作者の森博嗣氏をは…

    文芸・カルチャー

    2018/9/7

  • レビュー

    「絶食系男子」が出会ったのは…欲望まみれの美人姉妹!? 煩悩まみれな人の悩みを異色のトリオが解決!

    『バー極楽』(遠藤彩見/KADOKAWA) この世には誘惑が多すぎる。煩悩を捨てるだなんて困難。あらゆるものに惑わされて、悩まされるのが人間のサガだ。そんな人間の煩悩を…

    文芸・カルチャー

    2018/9/6

  • レビュー

    青春小説を読んでいたつもりだったのに…!? エピローグにガツンとやられる電撃小説大賞《大賞》受賞作

    『この空の上で、いつまでも君を待っている(メディアワークス文庫)』(こがらし輪音/KADOKAWA) 「将来の夢なんてバカらしい」 「人生って、つまんない」 「私以外は全員…

    文芸・カルチャー

    2018/9/3

  • 連載

    夏目漱石『坊っちゃん』あらすじ紹介。曲がったことが許せない人情物語

    『坊っちゃん(角川文庫)』(夏目漱石/KADOKAWA) 親譲りの無鉄砲で子供の頃から乱暴ばかりしている少年「坊っちゃん」は、両親と兄から疎まれていた。母親が亡くなったと…

    文芸・カルチャー

    2018/9/3

  • レビュー

    SNSに翻弄された人の末路…読後に残るのはいたたまれなさばかり、なのになぜか癖になる『静かに、ねぇ、静かに』

    『静かに、ねぇ、静かに』(本谷有希子/講談社) なんてヒリヒリとした“いや”な作品を描くのだろう、と思った。『静かに、ねぇ、静かに』(本谷有希子/講談社)。SNSをテ…

    文芸・カルチャー

    2018/9/2

  • レビュー

    人生が分からなくなったときに読みたい! 生きづらさを抱えるすべての大人に送る感涙小説

    『大人は泣かないと思っていた』(寺地はるな/集英社) 就職や結婚、転職、死別。大人になると、さまざまな出来事を乗り越えなければいけない転機がやってくる。中でも、…

    文芸・カルチャー

    2018/8/28

  • レビュー

    侍女を天職として生きるヒロインが、いよいよ恋愛にも目覚める……か?『転生しまして、現在は侍女でございます。 2』

    『転生しまして、現在は侍女でございます。 2』(著:玉響なつめ、イラスト:仁藤あかね /フロンティアワークス) 異世界や魔法世界を舞台に、恋や冒険、立身出世など己の…

    文芸・カルチャー

    2018/8/24

  • 連載

    夏目漱石『草枕』あらすじ紹介。漱石の考える芸術と人生とは

    『草枕・二百十日(角川文庫)』(夏目漱石/KADOKAWA) 画家は山道を歩きながら、こう考えた。「智(ち)に働けば角が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮…

    文芸・カルチャー

    2018/8/20

  • レビュー

    東京が、日本がヴィヴィッドピンクに染まる!? ネオ・デジ世代が起こす戦争とは――

    『真夜中乙女戦争』(F/KADOKAWA) パソコンやインターネットが学生時代から身近にあった世代(1980年前後以降の生まれ)を「デジタルネイティブ世代」と呼ぶ。その中でも…

    エンタメ

    2018/8/10

  • レビュー

    “つきまとい”をする人間たちの心理――女性の靴に異常に執着する変態男、家を出た娘を監視・干渉する毒母…

    『ツキマトウ 警視庁ストーカー対策室ゼロ係』(KADOKAWA) 特定の対象への一方的な好意、あるいは憎悪から執拗なつきまといを繰り返す“ストーカー”。60万部突破のベスト…

    文芸・カルチャー

    2018/8/9

  • レビュー

    小説だけが持つ圧倒的な読書体験をもたらす、480ページの大作『名もなき王国』――ラストで読者が目にするものとは?

    『名もなき王国』(倉数 茂/ポプラ社) 言葉でしか綴れない物語、というものがある。 そして、小説という表現でしか顕現できない世界も。 この『名もなき王国』(倉数 茂/…

    文芸・カルチャー

    2018/8/4

  • レビュー

    デビュー作が芥川賞候補に! 平成生まれの注目作家、待望の初小説集『蹴爪(ボラン)』

    『蹴爪(ボラン)』(水原涼/講談社) 次世代を担うにちがいない作家の初の単行本がついに発売された。『蹴爪(ボラン)』(講談社)は、水原涼氏による初めての単行本。…

    文芸・カルチャー

    2018/7/31

  • レビュー

    胸キュンと切なさと……「無性にときめきたい」全国の女性に捧げる、 新人教師と女子高校生の淡い恋愛小説

    『東校舎、きみと紡ぐ時間』(桜川ハル/スターツ出版) この小説にときめかなかったら、何にときめくのだろう?……というくらい、「胸キュン」が詰まった新米教師と女子高…

    文芸・カルチャー

    2018/7/31

  • レビュー

    「君が死ぬときは、僕も死ぬ」何度も読み返したい、切なくも美しい青春ストーリー『七月のテロメアが尽きるまで』

    『七月のテロメアが尽きるまで』(天沢夏月/KADOKAWA) 「生きていれば、いいことがある」という言葉ほど、身勝手な言葉はない。長い時間が残されている人にとっては、そ…

    文芸・カルチャー

    2018/7/30

  • まとめ

    サド・マゾ・フェチ・レズ…。大人になった今だからこそ読みたい谷崎潤一郎名作5選

    明治から昭和にかけて、日本の文壇は大きく花開いた。その中で「性愛」というジャンルをしっかりと埋めた文豪こそが谷崎潤一郎だろう。一般に耽美主義(※)に分類される谷…

    文芸・カルチャー

    2018/7/22

  • レビュー

    36歳未婚・処女。普通ってなんだろう? 芥川賞受賞作『コンビニ人間』

    『コンビニ人間』(村田沙耶香/文藝春秋) 36歳で未婚・処女。職歴はコンビニアルバイトのみで、18年間ずっと同じ店舗で同じ毎日を繰り返している。 世間一般で考えたら、…

    文芸・カルチャー

    2018/7/21

  • 連載

    谷崎潤一郎『細雪』あらすじ紹介。昭和初期の女の婚活。マリッジブルーで下痢が止まらない!?

    『新装版細雪上(角川文庫)』(谷崎潤一郎/KADOKAwA) 蒔岡家は大阪の名家だが、衰退しつつあった。四姉妹の中でいちばん美人である三女の雪子には多くの縁談があったが、…

    文芸・カルチャー

    2018/7/18

  • レビュー

    あの骨は本物だったのか? 幼き日々の思い出の色が塗り替えられた瞬間、事件は始まる――推協賞作家・宇佐美まこと『骨を弔う』

    『骨を弔う』(宇佐美まこと/小学館) 心の中を覗いてみれば、誰にだって幼い頃に体験した小さな冒険の記憶があるだろう。いつもはやらないことを、親たちには内緒で、こ…

    文芸・カルチャー

    2018/7/18

  • ニュース

    優秀作品は“カタチ”になる! monogatary.com初のコンテスト「モノコン2018」が開幕

    毎日出される「お題」に対し自由に「物語」を投稿でき、それに対して「表紙」をつけたり様々なリアクションをして遊べるストーリーエンタテインメントプラットフォーム「m…

    文芸・カルチャー

    2018/7/17

  • レビュー

    ある日、息子が虫になっていたら——それでもあなたは愛せますか?

    『人間に向いてない』(黒澤いづみ/講談社) あなたは、自分の家族がどうなっても、変わらず愛することができるだろうか。人生、何が起こるかわからない。苦労して育てた…

    文芸・カルチャー

    2018/7/17

  • レビュー

    働く女性は共感必至! なりたい自分になるために魔法少女が奮闘する『魔法世界の受付嬢になりたいです』

    『魔法世界の受付嬢になりたいです』(著:まこ、イラスト:まろ/フロンティアワークス) 〈働く女性の“読むサプリ”〉をコンセプトに、異世界や魔法世界で女の子が恋や冒…

    文芸・カルチャー

    2018/7/17

  • インタビュー・対談

    “死の権利”を行使する人に寄り添う若き医師を描いた「浜辺の死神」が、第5回「暮らしの小説大賞」を受賞!

    第5回「暮らしの小説大賞」の授賞式が、2018年6月22日(金)、都内で開催された。同賞は、産業編集センター出版部主催の文学賞。2013年6月の創設当初は、暮らしのベースと…

    文芸・カルチャー

    2018/7/16

  • レビュー

    吹奏楽小説でデビューした著者が、みずみずしい青春を綴る『風に恋う』

    『風に恋う』(額賀澪/文藝春秋) 注目の若手作家、額賀澪。『ヒトリコ』(小学館)で小学館文庫小説賞を、『屋上のウインドノーツ』(文藝春秋)で松本清張賞をダブル受…

    文芸・カルチャー

    2018/7/13

  • レビュー

    女優・橋本愛推薦! 直木賞候補作家・彩瀬まるの最新刊『不在』は、愛ゆえの盲目と呪縛にあがく女性の物語

    『不在』(彩瀬まる/KADOKAWA) 好きな人と結ばれて幸せ、ではなく、他者に依存しないエンディングを迎えてほしいと思います。と、担当編集者から指摘を受けて、マンガ家…

    文芸・カルチャー

    2018/7/12

  • インタビュー・対談

    第7回ポプラ社小説新人賞を受賞!『跡を消す 特殊清掃専門会社デッドモーニング』でデビューを果たす作家・前川ほまれインタビュー

    人が死を迎えたとき、そこにはなにが残るのか。生の本質に迫るような問いかけに、ひとつの解をくれる小説がある。それが「第7回ポプラ社小説新人賞」で大賞を受賞した、『…

    文芸・カルチャー

    2018/7/12

  • 連載

    谷崎潤一郎『春琴抄』あらすじ紹介。SMのような、深く結ばれた師弟の愛

    『春琴抄(角川文庫)』(谷崎潤一郎/KADOKAWA) 容姿端麗な春琴には舞の才能があったが、彼女は9歳の頃に病気で失明し、三味線を学ぶようになった。彼女は三味線の才能も持…

    文芸・カルチャー

    2018/7/9

  • レビュー

    どうせいつか別れることになる。そして別れを切り出すのは、私からではない。

    『真夜中乙女戦争』(F/KADOKAWA) 人生ではじめてデートで行った場所は覚えている。十八歳、初恋。東京タワーだった。 なにを着て、なにを話したかはもう忘れた。夢中だ…

    恋愛・結婚

    2018/7/8

  • レビュー

    冷静沈着なイケメン高校生が謎の美女に翻弄される!? KZシリーズファンも必読! 藤本ひとみ『失楽園のイヴ』

    『失楽園のイヴKZ Upper File』(藤本ひとみ/講談社) 燃え盛る炎の表紙も含め、いろんな意味で衝撃的だった『失楽園のイヴKZ Upper File』(藤本ひとみ/講談社)。サブタ…

    文芸・カルチャー

    2018/7/8

  • 連載

    樋口一葉『たけくらべ』あらすじ紹介。吉原に暮らす少年少女の淡い恋物語

    『たけくらべ・にごりえ(角川文庫)』(樋口一葉/角川書店) 吉原に住む14歳の勝気でおてんばな少女美登利(みどり)は遊女の姉を持ち、自身もゆくゆくは遊女となることが…

    文芸・カルチャー

    2018/7/4

  • まとめ

    「人妻と少女の同性愛」「燃えるような不倫関係」小説の美しいベッドシーンまとめ

    小説に登場するベッドシーンは、グロテスクに性を炙り出したものから、爽やかな切り口でえぐみをまったく感じさせないものまで、実に多種多様だ。本稿ではそんな中から、…

    文芸・カルチャー

    2018/6/30