KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

タグ:文芸

過去の'文芸'タグの記事一覧(945件)

  • レビュー

    【カクヨムWeb小説コンテスト「ホラー部門」大賞受賞作】頭の中にこびりついて離れない! 不思議な存在「ナイナイ」のかわいさが徐々に恐怖に変わっていく現代ホラー

    『みんなこわい話が大すき』(尾八原ジュージ/KADOKAWA) “こわい”ってなんだろう。 急に大きな音が鳴る、熊や蛇などに遭遇する、といった本能的なもの。幸せな日常が徐々…

    文芸・カルチャー

    2024/1/30

  • レビュー

    堺雅人が演じた「半沢直樹」が探偵役の美術ミステリー!? 名セリフ“倍返し”が気持ち良い半沢シリーズ・エピソードゼロ

    『半沢直樹 アルルカンと道化師(講談社文庫)』(池井戸潤/講談社) やっぱり、こんなにスカッとさせられる物語は他にはない。池井戸潤による国民的大人気シリーズ「半沢…

    文芸・カルチャー

    2024/1/29

  • レビュー

    4歳の頃に小指と薬指の半分を事故で失った男が吠える。世界を呪い、地球全体にガンを飛ばす中学生の物語

    『無敵の犬の夜』(河出書房新社) ありとあらゆることに苛立ち、世界を呪い、地球全体にガンを飛ばしているような中学生。それが、小泉綾子氏『無敵の犬の夜』(河出書房…

    文芸・カルチャー

    2024/1/27

  • レビュー

    芥川賞・受賞作『東京都同情塔』は新種のディストピア小説。多様性への配慮が犯罪者への過保護を生み出す!?

    『東京都同情塔』(新潮社) 昨年4月に刊行された『ユリイカ 特集=〈フィメールラップ〉の現在』で、とりわけ目を惹いたのが、実在の音楽家の名前が登場する短編小説『Pl…

    文芸・カルチャー

    2024/1/26

  • レビュー

    SNSで話題の怪異譚がコミカライズ! ビビりな堅物公務員と隻腕の青年の異色のバディホラー『夜行堂奇譚』

    『夜行堂奇譚』(立藤灯:漫画、嗣人:原作/KADOKAWA) 全身を駆け上がるゾクゾクとした震え。叫び出したいような、逃げ出したいような恐怖を抱きながらも、それでも怖い…

    マンガ

    2024/1/26

  • レビュー

    「チワワテロ」と呼ばれる事件の真相は? 「自分は弱い」アピールがはびこる現代の炎上社会をリアルに描き出す

    『チワワ・シンドローム』(文藝春秋) 道行く誰かに、知らないうちにチワワのピンバッジをつけられていたら、どう思うだろう。かわいい、けれどちょっと怖い。やろうと思…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/1/26

  • レビュー

    「初音ミク」ゲームの収録曲が起源の物語。悲しみ、怒り、憎しみなどの負の感情を雪だるまの化身に奪われた男の末路とは?

    『スノーマン』(halyosy:原著, 髙松良次:著/河出書房新社) 人の感情はよく正負であらわされる。喜びや楽しさは正、悲しみや怒り、憎しみは負といったように。世界平和…

    文芸・カルチャー

    2024/1/21

  • レビュー

    第20回本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』の続編。運命の恋と永遠の別れを体験した後も人生は長く続く…

    『星を編む』(凪良ゆう/講談社) 純愛を題材とした多くの作品は、主人公とヒロインの運命的な恋愛が、困難を乗り越えた後、永遠に続くかのように描写される。私が定期的…

    文芸・カルチャー

    2024/1/8

  • 連載

    太宰治『火の鳥』あらすじ紹介。未完の長編で描きたかったものとは? 死の淵から蘇った女は女優を目指し…

    薬物中毒や自殺未遂などの荒れた私生活を私小説として昇華し、数々の名作を残した太宰治。未完ながら彼の精神性が垣間見える作品のひとつに『火の鳥』があります。本稿で…

    文芸・カルチャー

    2023/11/28

  • 連載

    アドルフ・ヒトラー『わが闘争』あらすじ紹介。世紀の極悪独裁者が記した悪魔の書

    この記事には不快感を伴う内容が含まれます。ご了承の上、お読みください。 『わが闘争』は20世紀最大の独裁者、悪人と言われるアドルフ・ヒトラーが、自身の思想を書いた…

    文芸・カルチャー

    2023/11/27

  • 連載

    魯迅『阿Q正伝』あらすじ紹介。無知は罪なのか? 冤罪で処刑されるも、嘲笑われる主人公の悲惨なラスト

    『阿Q正伝』は中国の作家・魯迅が強いメッセージを込めて書いた名作小説です。無知という罪を問いかける内容は、現代にも通ずる部分がたくさんあると思います。本稿では魯…

    文芸・カルチャー

    2023/11/26

  • 連載

    『古事記』あらすじ紹介。刺激的な神々による日本誕生の物語をダイジェストで紹介!

    『古事記』は、我が国の最も古い書物として知られ、歴史の教科書で名前を知る人も多いかもしれません。アマテラス、スサノオ、ヤマトタケル…、と聞いたことはあるけれど、…

    文芸・カルチャー

    2023/11/25

  • 連載

    『白鯨』あらすじ紹介。巨大クジラと乗組員との壮絶な戦い! 片足を食いちぎられた船長の復讐の結末は…?

    『白鯨』という小説をご存じでしょうか。まだ捕鯨が盛んに行われていた頃のアメリカを舞台にした長編小説で、作者のハーマン・メルヴィルが捕鯨船の乗組員であった経験を…

    文芸・カルチャー

    2023/11/24

  • 連載

    挨拶してから入るのが江戸の銭湯マナー。身分も脱ぎ去り同じ湯に浸かるからこそ礼儀道徳が必要/江戸POP道中文字栗毛⑥

    『江戸POP道中文字栗毛』(児玉雨子/集英社)第6回【全6回】作詞家で小説家の児玉雨子氏が、江戸文芸の世界を現代の視点で読み解いた話題作! 俳諧と現代ポピュラー音楽に…

    文芸・カルチャー

    2023/11/3

  • 連載

    サウナブームの要因は、リラクゼーション目的だけでなくコミュニティ醸成の場にもなるから/江戸POP道中文字栗毛⑤

    『江戸POP道中文字栗毛』(児玉雨子/集英社)第5回【全6回】作詞家で小説家の児玉雨子氏が、江戸文芸の世界を現代の視点で読み解いた話題作! 俳諧と現代ポピュラー音楽に…

    文芸・カルチャー

    2023/11/2

  • 連載

    『オオカミ少年』あらすじ紹介。オオカミ少年効果とは? 慣れと嘘が重なった時、悲劇が起こる

    童話『オオカミ少年』がどんな話だったか、あなたは思い出せますか? 近年の絵本などでは、別の邦題が与えられている場合も多くあります。本稿ではあらためて、よく知られ…

    文芸・カルチャー

    2023/11/2

  • 連載

    江戸時代の作品を超現代語訳してみると流行語が連発! 文学作品に持つ興味は気楽でOK/江戸POP道中文字栗毛④

    『江戸POP道中文字栗毛』(児玉雨子/集英社)第4回【全6回】作詞家で小説家の児玉雨子氏が、江戸文芸の世界を現代の視点で読み解いた話題作! 俳諧と現代ポピュラー音楽に…

    文芸・カルチャー

    2023/11/1

  • 連載

    『ねずみの恩がえし』あらすじ紹介。鶴だけじゃない! 小さなねずみの恩返しとは?

    助けた鶴が猟師に恩返しをする『鶴の恩返し』は有名な昔話ですが、動物が動物に恩返しをするお話があったことはご存じでしょうか? 『ねずみの恩がえし』は小さな1匹のね…

    文芸・カルチャー

    2023/11/1

  • 連載

    常に移り変わっていく流行り言葉。そんな流行語は江戸時代にも存在していた!/江戸POP道中文字栗毛③

    『江戸POP道中文字栗毛』(児玉雨子/集英社)第3回【全6回】作詞家で小説家の児玉雨子氏が、江戸文芸の世界を現代の視点で読み解いた話題作! 俳諧と現代ポピュラー音楽に…

    文芸・カルチャー

    2023/10/31

  • 連載

    『ぶんぶくちゃがま』あらすじ紹介。たぬきが茶釜に化けて芸をする…だけじゃなかった! 芸達者なたぬきと心優しい男の交流を描いた昔話

    昔話の登場人物としては常連といえるたぬき。ほとんどの作品ではずる賢い・いたずら好き・たちが悪い、といったイメージで描写されていますが、『ぶんぶくちゃがま』に登…

    文芸・カルチャー

    2023/10/31

  • 連載

    『金の斧銀の斧』あらすじ紹介。泉の女神、最初は女性ではなかった!? 予期せぬ質問、求められていたのは対応力ではなく…

    世の中が乱れ、道理がなかなか通らないことを「正直者は馬鹿を見る」と言うことがあります。一方で「正直者は得をする」という教訓を含んだ物語は古くからみられ、『金の…

    文芸・カルチャー

    2023/10/30

  • 連載

    芭蕉が起こした画期的な変化と、現代ポピュラー音楽との意外な共通点 /江戸POP道中文字栗毛②

    『江戸POP道中文字栗毛』(児玉雨子/集英社)第2回【全6回】作詞家で小説家の児玉雨子氏が、江戸文芸の世界を現代の視点で読み解いた話題作! 俳諧と現代ポピュラー音楽に…

    文芸・カルチャー

    2023/10/30

  • 連載

    俳諧は和歌、連歌に対するカウンターカルチャー!? 雅と俗、ふたつの文化の具体的な違いは?/江戸POP道中文字栗毛①

    『江戸POP道中文字栗毛』(児玉雨子/集英社)第1回【全6回】作詞家で小説家の児玉雨子氏が、江戸文芸の世界を現代の視点で読み解いた話題作! 俳諧と現代ポピュラー音楽に…

    文芸・カルチャー

    2023/10/29

  • 連載

    アンデルセン『赤い靴』あらすじ紹介。赤い靴に魅せられた少女の悲劇。両足を切断されたその後は…

    『赤い靴』という作品を知っていますか? 赤い靴は、デンマークの童話作家であるアンデルセンの作品のなかでも特によく知られている作品のひとつで、『マッチ売りの少女』…

    文芸・カルチャー

    2023/10/29

  • 連載

    紫式部『源氏物語 六帖 末摘花』あらすじ紹介。センスも美貌もないけど源氏の恋人!? 赤鼻の姫君の物語

    『源氏物語』といえば古典の名作として有名です。教科書で一部分を読んだことがあるけど、内容は詳しく分からないという人も多いのでは? 本稿では、第6章「末摘花」のあ…

    文芸・カルチャー

    2023/10/28

  • 連載

    『大きなかぶ』あらすじ紹介。「うんとこしょ、どっこいしょ」諦めないこと、力をあわせて頑張ることの大切さ

    皆さんは『大きなかぶ』という童話を知っていますか。「うんとこしょ、どっこいしょ」というかぶを抜こうと引っぱるときの掛け声が有名で、国語の教科書にも採用されてい…

    文芸・カルチャー

    2023/10/28

  • 連載

    紫式部『源氏物語 五帖 若紫』あらすじ紹介。恋焦がれる義母との過ち。さらには、10歳の少女に一目惚れして誘拐!?

    誰もが知っている古典作品、『源氏物語』。教科書で勉強したことがあるけど、原文を読むのは難しいというイメージがあるかもしれません。しかし、現代にも通ずる魅力あふ…

    文芸・カルチャー

    2023/10/27

  • 連載

    『北風と太陽』あらすじ紹介。北風と太陽はどっちが勝った? 何事も方法はひとつではないことを教えてくれる物語

    児童書・絵本の定番として知られる『イソップ童話』の中でも、『北風と太陽』は知名度が高い作品の一つでしょう。簡潔ながら、子どもにもわかりやすく教訓を与えてくれる…

    文芸・カルチャー

    2023/10/27

  • 連載

    紫式部『源氏物語 四帖 夕顔』あらすじ紹介。生き霊に殺された!? 源氏に愛された薄命のヒロインの最期

    千年前の物語でありながら色あせることのない名作『源氏物語』。教科書で勉強した時の難しいイメージがあるかもしれませんが、とても魅力的で人間味溢れる登場人物に今も…

    文芸・カルチャー

    2023/10/26

  • 連載

    アンデルセン『裸の王様』作品解説。空気を読みすぎて、間違いを指摘できなくなっていませんか? 権力社会をユーモラスに描いた童話

    『裸の王様』は、デンマークの童話作家アンデルセンの手によって翻案された童話です。アンデルセンの作品のなかでも特に有名な作品のひとつで、真実が見えなくなった権力…

    文芸・カルチャー

    2023/10/26