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タグ:文藝春秋

過去の'文藝春秋'タグの記事一覧(218件)

  • レビュー

    「あの連載をやめさせろ」と選考委員が文藝春秋に怒鳴り込んだ問題作。筒井康隆自身をモデルに、直木賞落選作家が選考委員を皆殺し

    『新装版 大いなる助走(文春文庫)』(筒井康隆/文藝春秋) こういう痺れるような悪ふざけを待っていた。「こんなこと書いちゃっていいの!?」と思わず圧倒される。と同時…

    文芸・カルチャー

    2023/10/24

  • レビュー

    替え玉受験、誘拐に次ぐ誘拐…厳しい格差社会を描き出す、スパイス効かせまくりのインドミステリー

    『ガラム・マサラ!』(ラーフル・ライナ:著、武藤陽生:訳/文藝春秋) 格差社会なんてクソ喰らえ。ヒエラルキーの底辺に生まれたら最後。一生這い上がることなどできな…

    文芸・カルチャー

    PR 2023/10/24

  • インタビュー・対談

    「想像で書いたのに、結果的に自分が似た境遇になってしまった」――新作小説『うるさいこの音の全部』で作家デビューの舞台裏を描いた思いとは? 芥川賞作家・高瀬隼子さんインタビュー

    『うるさいこの音の全部』 (高瀬隼子/文藝春秋) 2022年『おいしいごはんが食べられますように』(講談社)で第167回芥川龍之介賞を受賞した小説家・高瀬隼子さん。2023…

    文芸・カルチャー

    2023/10/20

  • レビュー

    外野が一番うるさい! 芥川賞作家・高瀬隼子が生々しく描き出す「作家デビュー」の不穏な舞台裏

    『うるさいこの音の全部』(高瀬隼子/文藝春秋) 外野はうるさい。ペチャクチャと好き勝手に物を言う。「いや、それは違う」「やめてくれ」と言いたくても、そういう時、…

    文芸・カルチャー

    2023/10/10

  • レビュー

    死者が遺した「七不思議」の謎に小学生が挑む! 『屍人荘の殺人』今村昌弘が贈るオカルト×ミステリー×ジュブナイル

    『でぃすぺる』(今村昌弘/文藝春秋) 提示された謎は、論理的に解き明かせるのか、それとも心霊現象や怪異などの超自然的要素を含んでいるのか。本格ミステリーとオカル…

    文芸・カルチャー

    2023/9/21

  • レビュー

    直木賞作家・千早茜が等身大の女性を書いた新作長篇! 40歳目前で離婚。さまざまな恋愛と結婚の価値観に触れ、たどり着いた答えは

    『マリエ』(千早茜/文藝春秋) 「結婚」とはなんなのだろう。広辞苑は「男女が夫婦となること」とそっけなく、ほぼ同じ意味の「婚姻」を引けば「一対の男女の継続的な性…

    文芸・カルチャー

    2023/8/25

  • レビュー

    【芥川賞候補作】修学旅行から大脱走?! 青春のすべてが詰まった、高校生たちの1日限りの冒険譚

    『それは誠』(乗代雄介/文藝春秋) 青くさくも愛おしい自分語りが紡ぎ出す、青春のひととき。そのまばゆいほどのきらめきに、胸がいっぱいになる。どうしようもない懐か…

    文芸・カルチャー

    2023/8/6

  • レビュー

    青春時代を自粛生活で過ごした若者が伝える「人と関わることの意味」。感染症の流行が人々に与えたもの、奪ったものとは何か?

    『私たちの世代は』(瀬尾まいこ/文藝春秋) 泥がついた心を、まっさらに洗い流してくれる――。作家・瀬尾まいこ氏の作品には、そんな温かさがある。本屋大賞を受賞し、映…

    文芸・カルチャー

    2023/8/3

  • レビュー

    万城目学の最新刊『八月の御所グラウンド』は16年ぶりに“京都”が舞台。青春のまぶしさと切なさを描く小説2篇を収録

    『八月の御所グラウンド』(万城目学/文藝春秋) 日本で一番、歴史と文化が詰まった町といえば、なんといっても「京都」だろう。いまや国際的観光都市でもある京都には世…

    文芸・カルチャー

    2023/8/3

  • レビュー

    鮮やかな推理と忘れ難い余韻…米澤穂信による初の警察ミステリーシリーズが開幕!

    『可燃物』(米澤穂信/文藝春秋) あの米澤穂信氏が、ついに警察を舞台にした本格ミステリーを生み出した。米澤氏といえば、『氷菓』(KADOKAWA)に始まる「古典部」シリ…

    文芸・カルチャー

    2023/7/25

  • レビュー

    【第30回松本清張賞受賞】「これは選考委員への挑戦状だ!」5つのジャンルの物語が絡まり合う衝撃のデビュー作

    『ノウイットオールあなただけが知っている』(森バジル/文藝春秋) 度肝を抜かれるとは、こういうことをいうのだろう。そんな風に思わされた小説が『ノウイットオールあ…

    文芸・カルチャー

    2023/7/5

  • レビュー

    岩井俊二監督の映画『キリエのうた』原作小説。歌うことでしか声を出せないシンガー・キリエと、彼女を取り巻く人々の物語

    『キリエのうた(文春文庫)』(岩井俊二/文藝春秋) 10月13日、岩井俊二監督の待望の新作映画『キリエのうた』が公開されることになった。「歌だけが居場所だった」――印…

    文芸・カルチャー

    2023/7/5

  • レビュー

    ままならない男女の日常をリアルに描く桐野夏生の新作短篇集! 結婚の理想と現実の間で苦しむ主婦が選ぶ道は

    『もっと悪い妻』(桐野夏生/文藝春秋) 人の心は複雑だ。ひとりで生きていきたいと願う強さと、何かにすがらなければ生きていけない弱さを抱えている。特に愛や恋が絡む…

    文芸・カルチャー

    2023/6/29

  • レビュー

    芸歴60周年を迎えたお笑い界のレジェンド・西川きよし。少年時代から「小さなことからコツコツと」を体現してきた激動の人生を綴る

    『小さなことからコツコツと 西川きよし自伝』(西川きよし/文藝春秋) 人気漫才師、タレント、司会者、元参議院議員、そしてなにより愛妻家……いくつもの顔を持つ西川きよ…

    文芸・カルチャー

    2023/6/28

  • レビュー

    「私の身体は生きるために壊れてきた」――圧倒される言葉の強さ、迫力。衝撃の第128回文學界新人賞受賞作『ハンチバック』

    『ハンチバック』(市川沙央/文藝春秋) 何も知らずにいた自分をもっともっと叩きのめしてほしい。ページをめくりながら、そう思ったのは初めてのことだった。純文学とは…

    文芸・カルチャー

    2023/6/22

  • レビュー

    デタラメな情報も、もっともらしく回答する「チャットGPT」。進化し続けるAIが社会にもたらす革新と恐ろしいリスク

    『チャットGPTvs.人類』(平和博/文藝春秋) 世界を席巻しつつある、アメリカのオープンAI社による人工知能を駆使したチャットサービス「チャットGPT」。人間の代わりに“…

    暮らし

    2023/6/20

  • レビュー

    身近な食品が健康長寿のカギ! 40年にわたり食と健康の関係を調べ続けた医学博士が教える“4つの健康長寿食”

    『80代現役医師夫婦の賢食術』(家森幸男/文藝春秋) いつまでも、若々しく健康でありたいと願うのは人として自然なこと。そして、健康を願うほど、具体的にどんなことに…

    健康・美容

    2023/6/20

  • レビュー

    永山瑛太×松田龍平で映画化『まほろ駅前多田便利軒』便利屋・名物コンビの活躍を読み直す

    『まほろ駅前多田便利軒(文春文庫)』(三浦しをん/文藝春秋) 『まほろ駅前多田便利軒(文春文庫)』(文藝春秋)は、三浦しをん氏の代表作である。2006年に単行本が刊…

    文芸・カルチャー

    2023/6/14

  • レビュー

    圧倒的な熱量と愛で語られる沢田研二の足跡。今なお輝き続ける“ジュリー”の魅力を追ったノンフィクション

    『ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒』(島﨑今日子/文藝春秋) 映画監督のギレルモ・デル・トロ監督やJ・J・エイブラムス監督なども訪れるサブカルの聖地として知られ…

    文芸・カルチャー

    2023/6/12

  • インタビュー・対談

    「3つの“いじ”を遠ざけてキラキラ輝く年寄りに」全世代に響く金言が詰まった『70歳からの人生相談』毒蝮三太夫さんインタビュー

    俳優で長年ラジオパーソナリティもつとめる毒蝮三太夫さんが「70歳以上が抱えている悩み」と「70歳以上の身内にまつわる悩み」に答えるWEBの人気連載がついに書籍化。87歳…

    暮らし

    2023/6/8

  • レビュー

    「勉強すること」「学ぶこと」とは何か? 元教師のパン職人が無料学習塾を通して子どもたちとその意味を探し成長していく物語

    『クロワッサン学習塾』(伽古屋圭市/文藝春秋) なぜ「勉強」しなければいけないのか――子どもから、こんな疑問をぶつけられたことはないだろうか。「将来に役に立つから…

    文芸・カルチャー

    2023/6/7

  • レビュー

    千年前の運命の恋人と出会うため輪廻転生を繰り返す男女――軽やかなのに胸を焦がすように愛おしい、『いなくなれ、群青』の河野裕が描くファンタジー小説

    『愛されてんだと自覚しな』(河野裕/文藝春秋) 運命の恋に憧れたことはあるだろうか。前世からの因縁で、いくたび生死を繰り返しても、どんな姿かたちをしていても、必…

    文芸・カルチャー

    2023/5/25

  • レビュー

    この子が生きているうちにできることがある――。「その日」のために備えておきたいペットロスとの向き合い方

    『ペットロス いつか来る「その日」のために』(伊藤秀倫/文藝春秋) どんな命にも限りがあり、別れの日は必ずやってくる。そう分かっているのに、大切であればあるほど愛…

    暮らし

    2023/5/18

  • レビュー

    大手企業に就職しても女性はお茶汲みとコピー取り。ジェーン・スーが敬愛する13人の女性たちは組織のなかでどう生き抜いたか

    『闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由』(ジェーン・スー/文藝春秋) ジェーン・スー氏の『闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由』(文藝春秋)は、スー氏が敬愛する1…

    文芸・カルチャー

    2023/5/11

  • ニュース

    ついに十番目の勝負が幕を開ける――! 佐伯泰英の人気時代小説「空也十番勝負」シリーズが堂々の完結へ

    『奔れ、空也 空也十番勝負(十)』(佐伯泰英/文藝春秋) 2023年5月9日(火)、作家の佐伯泰英氏による小説『奔れ、空也 空也十番勝負(十)』(文藝春秋)が発売。本作…

    文芸・カルチャー

    2023/5/9

  • インタビュー・対談

    ジェーン・スーさんが13人の女性たちを通して見えた共通点とは。書籍タイトルを『闘いの庭 咲く女』とした意味と現代を生きる女性たちに向けたメッセージ

    このほど、足掛け6年にわたって手がけてきた『文春WOMAN』でのインタビュー連載を、『闘いの庭咲く女彼女がそこにいる理由』(文藝春秋)にまとめられたコラムニストのジ…

    文芸・カルチャー

    2023/5/2

  • レビュー

    校則のない高校で絶対視されるのは「法律」。ある事件をきっかけに暴かれる学校と街の謎とは? 注目の現役弁護士作家による新作リーガルミステリー!

    『魔女の原罪』(五十嵐律人/文藝春秋) もしも校則がなかったら、それに代わるものが“法律”だとしたら。髪型、靴下や下着の色、帰宅時の行動制限……。ブラック校則に悩ま…

    文芸・カルチャー

    2023/4/24

  • レビュー

    結果につながる議事録は会議前に6割作る!? べテランコンサルが教える「働きがい」を持てる仕事術

    『コンサルティング会社完全サバイバルマニュアル』(メン獄/文藝春秋) まもなくゴールデンウイーク。読者の皆さんの中にはこの1カ月ほどで、新しい社員を迎えた方や、新…

    ビジネス

    2023/4/17

  • インタビュー・対談

    「今回はあえて曲調を変えたイメージ」これまでとは全く異なるタッチで書き上げた新作『特撮家族』のバックにあるものとは。小説家・髙見澤俊彦さんインタビュー

    ロックバンド・THE ALFEEのリーダーとして知られる“タカミー”こと高見沢俊彦さんは、小説家・髙見澤俊彦として青春小説の『音叉』(2018年、文藝春秋)と大人の愛を描いた…

    文芸・カルチャー

    2023/4/15

  • レビュー

    孤高の歌姫・中森明菜は何がすごかったのか? そして今、彼女が選んだ新たなステージとは?

    『中森明菜 消えた歌姫』(西﨑伸彦/文藝春秋) その華々しい活躍をリアルタイムで見ていなくても、中森明菜の名前は広い世代に知られているし、曲を聴けば「ああ、あれ」…

    エンタメ

    2023/4/11