『新装版 大いなる助走(文春文庫)』(筒井康隆/文藝春秋) こういう痺れるような悪ふざけを待っていた。「こんなこと書いちゃっていいの!?」と思わず圧倒される。と同時…
文芸・カルチャー
2023/10/24
『ガラム・マサラ!』(ラーフル・ライナ:著、武藤陽生:訳/文藝春秋) 格差社会なんてクソ喰らえ。ヒエラルキーの底辺に生まれたら最後。一生這い上がることなどできな…
文芸・カルチャー
PR 2023/10/24
『うるさいこの音の全部』 (高瀬隼子/文藝春秋) 2022年『おいしいごはんが食べられますように』(講談社)で第167回芥川龍之介賞を受賞した小説家・高瀬隼子さん。2023…
文芸・カルチャー
2023/10/20
『うるさいこの音の全部』(高瀬隼子/文藝春秋) 外野はうるさい。ペチャクチャと好き勝手に物を言う。「いや、それは違う」「やめてくれ」と言いたくても、そういう時、…
文芸・カルチャー
2023/10/10
『でぃすぺる』(今村昌弘/文藝春秋) 提示された謎は、論理的に解き明かせるのか、それとも心霊現象や怪異などの超自然的要素を含んでいるのか。本格ミステリーとオカル…
文芸・カルチャー
2023/9/21
『マリエ』(千早茜/文藝春秋) 「結婚」とはなんなのだろう。広辞苑は「男女が夫婦となること」とそっけなく、ほぼ同じ意味の「婚姻」を引けば「一対の男女の継続的な性…
文芸・カルチャー
2023/8/25
『それは誠』(乗代雄介/文藝春秋) 青くさくも愛おしい自分語りが紡ぎ出す、青春のひととき。そのまばゆいほどのきらめきに、胸がいっぱいになる。どうしようもない懐か…
文芸・カルチャー
2023/8/6
『私たちの世代は』(瀬尾まいこ/文藝春秋) 泥がついた心を、まっさらに洗い流してくれる――。作家・瀬尾まいこ氏の作品には、そんな温かさがある。本屋大賞を受賞し、映…
文芸・カルチャー
2023/8/3
『八月の御所グラウンド』(万城目学/文藝春秋) 日本で一番、歴史と文化が詰まった町といえば、なんといっても「京都」だろう。いまや国際的観光都市でもある京都には世…
文芸・カルチャー
2023/8/3
『可燃物』(米澤穂信/文藝春秋) あの米澤穂信氏が、ついに警察を舞台にした本格ミステリーを生み出した。米澤氏といえば、『氷菓』(KADOKAWA)に始まる「古典部」シリ…
文芸・カルチャー
2023/7/25
『ノウイットオールあなただけが知っている』(森バジル/文藝春秋) 度肝を抜かれるとは、こういうことをいうのだろう。そんな風に思わされた小説が『ノウイットオールあ…
文芸・カルチャー
2023/7/5
『キリエのうた(文春文庫)』(岩井俊二/文藝春秋) 10月13日、岩井俊二監督の待望の新作映画『キリエのうた』が公開されることになった。「歌だけが居場所だった」――印…
文芸・カルチャー
2023/7/5
『もっと悪い妻』(桐野夏生/文藝春秋) 人の心は複雑だ。ひとりで生きていきたいと願う強さと、何かにすがらなければ生きていけない弱さを抱えている。特に愛や恋が絡む…
文芸・カルチャー
2023/6/29
『小さなことからコツコツと 西川きよし自伝』(西川きよし/文藝春秋) 人気漫才師、タレント、司会者、元参議院議員、そしてなにより愛妻家……いくつもの顔を持つ西川きよ…
文芸・カルチャー
2023/6/28
『ハンチバック』(市川沙央/文藝春秋) 何も知らずにいた自分をもっともっと叩きのめしてほしい。ページをめくりながら、そう思ったのは初めてのことだった。純文学とは…
文芸・カルチャー
2023/6/22
『チャットGPTvs.人類』(平和博/文藝春秋) 世界を席巻しつつある、アメリカのオープンAI社による人工知能を駆使したチャットサービス「チャットGPT」。人間の代わりに“…
暮らし
2023/6/20
『80代現役医師夫婦の賢食術』(家森幸男/文藝春秋) いつまでも、若々しく健康でありたいと願うのは人として自然なこと。そして、健康を願うほど、具体的にどんなことに…
健康・美容
2023/6/20
『まほろ駅前多田便利軒(文春文庫)』(三浦しをん/文藝春秋) 『まほろ駅前多田便利軒(文春文庫)』(文藝春秋)は、三浦しをん氏の代表作である。2006年に単行本が刊…
文芸・カルチャー
2023/6/14
『ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒』(島﨑今日子/文藝春秋) 映画監督のギレルモ・デル・トロ監督やJ・J・エイブラムス監督なども訪れるサブカルの聖地として知られ…
文芸・カルチャー
2023/6/12
俳優で長年ラジオパーソナリティもつとめる毒蝮三太夫さんが「70歳以上が抱えている悩み」と「70歳以上の身内にまつわる悩み」に答えるWEBの人気連載がついに書籍化。87歳…
暮らし
2023/6/8
『クロワッサン学習塾』(伽古屋圭市/文藝春秋) なぜ「勉強」しなければいけないのか――子どもから、こんな疑問をぶつけられたことはないだろうか。「将来に役に立つから…
文芸・カルチャー
2023/6/7
『愛されてんだと自覚しな』(河野裕/文藝春秋) 運命の恋に憧れたことはあるだろうか。前世からの因縁で、いくたび生死を繰り返しても、どんな姿かたちをしていても、必…
文芸・カルチャー
2023/5/25
『ペットロス いつか来る「その日」のために』(伊藤秀倫/文藝春秋) どんな命にも限りがあり、別れの日は必ずやってくる。そう分かっているのに、大切であればあるほど愛…
暮らし
2023/5/18
『闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由』(ジェーン・スー/文藝春秋) ジェーン・スー氏の『闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由』(文藝春秋)は、スー氏が敬愛する1…
文芸・カルチャー
2023/5/11
『奔れ、空也 空也十番勝負(十)』(佐伯泰英/文藝春秋) 2023年5月9日(火)、作家の佐伯泰英氏による小説『奔れ、空也 空也十番勝負(十)』(文藝春秋)が発売。本作…
文芸・カルチャー
2023/5/9
このほど、足掛け6年にわたって手がけてきた『文春WOMAN』でのインタビュー連載を、『闘いの庭咲く女彼女がそこにいる理由』(文藝春秋)にまとめられたコラムニストのジ…
文芸・カルチャー
2023/5/2
『魔女の原罪』(五十嵐律人/文藝春秋) もしも校則がなかったら、それに代わるものが“法律”だとしたら。髪型、靴下や下着の色、帰宅時の行動制限……。ブラック校則に悩ま…
文芸・カルチャー
2023/4/24
『コンサルティング会社完全サバイバルマニュアル』(メン獄/文藝春秋) まもなくゴールデンウイーク。読者の皆さんの中にはこの1カ月ほどで、新しい社員を迎えた方や、新…
ビジネス
2023/4/17
ロックバンド・THE ALFEEのリーダーとして知られる“タカミー”こと高見沢俊彦さんは、小説家・髙見澤俊彦として青春小説の『音叉』(2018年、文藝春秋)と大人の愛を描いた…
文芸・カルチャー
2023/4/15
『中森明菜 消えた歌姫』(西﨑伸彦/文藝春秋) その華々しい活躍をリアルタイムで見ていなくても、中森明菜の名前は広い世代に知られているし、曲を聴けば「ああ、あれ」…
エンタメ
2023/4/11
キングダム 74
【推しの子】 16
ブルーロック(32)