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タグ:海外文学

過去の'海外文学'タグの記事一覧(58件)

  • レビュー

  • レビュー

    2024年SF海外版1位 ブラックユーモア満点のロボット小説。人間たちが生来持っていてロボットにはないもの、それは「罪」!?

    『チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク(竹書房文庫)』(鯨井久志:訳/竹書房)…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/3/23

  • レビュー

    両親指を切断された泥棒、全身大火傷の男の救いようのない悲劇。第二次世界大戦末期の4つの破壊された人生の物語

    『イギリス人の患者』(マイケル・オンダーチェ:著、土屋政雄:訳/東京創元社) 学生時代、歴史の授業でそれとなく学んできた戦争のこと。「大義」という言葉に隠れた「…

    文芸・カルチャー

    2024/3/5

  • レビュー

    世界で読まれている「ソーシャルスキル」を学べる絵本。気分で色が変わるユニコーンのお話『かってもまけてもいいんだよ』

    『かってもまけてもいいんだよ』(オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ:著、垣内磯子:訳/主婦の友社) 「No.1にならなければ意味がない」と教えるビジネス書があれば、…

    文芸・カルチャー

    2024/2/17

  • レビュー

    女性でも自分の人生は自分で選ぶ! 変わらない男社会に問いを投げかける、人気ドラマの原作小説

    『化学の授業をはじめます』(ボニー・ガルマス:著、鈴木美朋:翻訳/文藝春秋) Apple TV+のドラマ「レッスン in ケミストリー」を視聴している人は多いかと思います。…

    文芸・カルチャー

    2024/2/10

  • ニュース

    20年にわたり読み継がれる韓国ベストセラー小説『私書箱110号の郵便物』が日本上陸! 著者イ・ドウと語り合える記念オンラインイベントも実施

    『私書箱110号の郵便物』(イ・ドウ:著、佐藤結:翻訳/アチーブメント出版) 2023年10月3日、韓国ベストセラー小説家イ・ドウ氏の処女作にして、マスターピースとの呼び…

    文芸・カルチャー

    2023/11/8

  • レビュー

    人間をぎっしり詰め込んだ家畜運搬列車の傍で生まれた世界観。不条理に満ちたロシア文学の入門的ショートショート集

    『ハルムスの世界』(ダニイル・ハルムス:著、増本浩子:訳/白水社) “ひとりの老婆が好奇心にかられて身を乗り出すうちに、窓から落ちて死んだ。 もうひとりの老婆が窓…

    文芸・カルチャー

    2023/9/14

  • レビュー

    生きるために人を襲い人を喰らう世界。6月に惜しくも亡くなった著者が描く、絶望と孤独が際立つ終末世界『ザ・ロード』

    『ザ・ロード』(コーマック・マッカーシー:著、黒原敏行:訳/早川書房) コーマック・マッカーシーが6月13日に亡くなった。 マッカーシーは、アメリカとメキシコの境界…

    文芸・カルチャー

    2023/8/1

  • レビュー

    海外旅行気分で楽しめる! ラテン・アメリカ文学ブームの火付け役・ガルシア=マルケスの中短編が新訳で登場

    『ガルシア=マルケス中短篇傑作選』(ガブリエル・ガルシア=マルケス:著、野谷文昭:訳/河出書房新社) 7月半ば、「海外旅行パッケージの販売再開」のPRが日本各地で行…

    文芸・カルチャー

    2022/7/27

  • レビュー

    世界初、エドワード・ケアリー待望の短篇集『飢渇の人』。不気味で独特な世界観がそこに広がる

    『飢渇の人』(エドワード・ケアリー:著、古屋美登里:訳/東京創元社) エドワード・ケアリーといえば、最後の一文まで読者を捉えて離さない、長編小説のイメージが強い…

    文芸・カルチャー

    2021/8/7

  • レビュー

    Netflix史上もっとも視聴されたオリジナルドラマの原作は、現代のジェーン・オースティンが描きだす、全米1000万部突破のロマンス小説!

    『ブリジャートン家1 恋のたくらみは公爵と』(ジュリア・クイン:著、村山美雪:訳/竹書房) ときは19世紀、ロンドンの社交界を舞台にくりひろげられる貴族たちの恋模様…

    文芸・カルチャー

    2021/3/5

  • レビュー

    フィッツジェラルドと並ぶ、村上春樹の愛読書。現代に通じる“アメリカの古典”を新訳で!

    『心は孤独な狩人』(カーソン・マッカラーズ:著、村上春樹:訳/新潮社) 邦訳版が入手が困難になっていた、アメリカの作家カーソン・マッカラーズの小説『心は孤独な狩…

    文芸・カルチャー

    2020/11/15

  • レビュー

    感染症との闘いが、人間同士の争いに?『ロビンソン・クルーソー』の著者が約300年前に書いたペスト禍の物語

    『新訳ペスト』(ダニエル・デフォー:著、中山 宥:訳/興陽館) 新型コロナウイルスによって世界中が混乱する中、『ペスト』というタイトルの2冊の本が、まさに現在の状…

    文芸・カルチャー

    2020/10/31

  • レビュー

    自慢の兄が突然トランスジェンダーであると語りだした…。男らしさや女らしさより大事なものって?

    『兄の名は、ジェシカ』(ジョン・ボイン:著、原田勝:訳/あすなろ書房) ジェンダーフリーの風潮が広まりつつある。だが、もし自分の家族から突然、性に関する悩みを打…

    文芸・カルチャー

    2020/6/28

  • レビュー

    その謙虚さは女の枷になる。フランスのベストセラー作家の話題作がついに日本初上陸!

    『縫いながら、紡ぎながら』(アニエス・マルタン・リュガン:著、徳山素子:訳/TAC出版) 叶えられなかった夢を思うときに過る、砂を噛むような思い。自分に能力がなかっ…

    文芸・カルチャー

    2020/6/13

  • レビュー

    こんな小説解説、見たことない!世界的な有名小説がギャグテイストになる『よちよち文藝部 世界文學編』

    『よちよち文藝部 世界文學編』(久世番子/文藝春秋) どうしてカタカナの名前は、覚えにくいのだろう。子どもの頃、私は祖父からよく小説を与えられた。しかし、覚えてい…

    マンガ

    2020/5/11

  • レビュー

    緊急事態宣言下のイタリアから日本へ…現地の作家が綴る新型コロナウイルスの真理とは?

    『コロナの時代の僕ら』(パオロ・ジョルダーノ:著、飯田亮介:訳/早川書房) 世界中で猛威をふるう新型コロナウイルス。日本でも史上初の「緊急事態宣言」が政府から出…

    社会

    2020/5/4

  • レビュー

    愛の行為はどう描かれる? ヒロインが必ずハッピーエンドを迎える「ハーレクイン」の気になる内容

    『ハーレクイン・ロマンス 恋愛小説から読むアメリカ』(尾崎俊介/平凡社) 「ハーレクイン・ロマンス」を読んだことはあるだろうか? ――え、恥ずかしくてたえられない? …

    文芸・カルチャー

    2020/3/3

  • レビュー

    「なんだこれ!」と思わず声が出る 世界中の“アリス・マニア”の叡智を結集した大著『詳注アリス 完全決定版』!

    『詳注アリス 完全決定版』(マーティン・ガードナー、ルイス・キャロル:著、高山宏:訳/亜紀書房) 書店へ行くと、ときどき「うわ、なんだこれ!」と思わず声が出そうに…

    文芸・カルチャー

    2020/2/9

  • インタビュー・対談

    【ひとめ惚れ大賞】ラヒリが描くのは、人が他者とのあいだで抱く普遍的孤独『わたしのいるところ』新潮クレスト・ブックス担当編集者インタビュー

    『わたしのいるところ』 ジュンパ・ラヒリ:著中嶋浩郎:訳 装丁(日本語版):新潮社装幀室 カバー写真(日本語版):大木靖子 編集(日本語版):須貝利恵子 新潮社1700…

    文芸・カルチャー

    2019/12/29

  • レビュー

    嫉妬、見栄、偏見、そして愛。国境なき人の感情をナイジェリア出身の女性が描き出す『なにかが首のまわりに』

    『なにかが首のまわりに』(チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ/河出書房新社) ンケム。ジョシュ。ウカマカ。『なにかが首のまわりに』(河出書房新社)に登場する女性…

    文芸・カルチャー

    2019/12/7

  • レビュー

    【累計10万部突破】猫を愛し、猫に振り回され続けるすべての人に読んでほしい“通い猫物語”最新刊!

    『通い猫アルフィーの約束』(レイチェル・ウェルズ:著、中西和美:訳/ハーパーコリンズ・ジャパン) 「猫科の一番小さな動物、つまり猫は最高傑作である」。かのレオナ…

    文芸・カルチャー

    2019/11/20

  • レビュー

    夫を射殺した女性はなぜ6年間沈黙を続けるのか? どんでん返しが炸裂する、話題の海外ミステリー

    『サイコセラピスト』(アレックス・マクリーディーズ:著、坂本あおい:訳、早川書房) あなたがもしミステリー小説に興味があるなら、アレックス・マイクリーディーズと…

    マンガ

    2019/10/26

  • ニュース

    スティーヴン・キング「やられた、それも完膚なきまで」 半世紀にわたる麻薬戦争を描いたシリーズの完結作『ザ・ボーダー』

    『ザ・ボーダー』上巻(ドン・ウィンズロウ:著、田口俊樹:訳/ハーパーコリンズ・ジャパン) 国境や法を超えて繰り広げられる麻薬戦争を描いた小説『ザ・ボーダー』(ハ…

    文芸・カルチャー

    2019/10/5

  • レビュー

    アウシュヴィッツ収容所という地獄で見出した恋と希望――実話をもとにした抵抗の物語

    『アウシュヴィッツのタトゥー係』(ヘザー・モリス:著、金原瑞人・笹山裕子:訳/双葉社) 好きな仕事をみつけて成長したい。さまざまな経験を積んで、世界を見て回りた…

    文芸・カルチャー

    2019/10/4

  • レビュー

    あなたには自分の居場所がありますか? 身の回りに潜む孤独と向き合って生きる女性の美しい物語

    『わたしのいるところ』(ジュンパ・ラヒリ:著、中嶋浩郎:訳/新潮社) 本書を読んでまず感じたのは、「孤独」はそれほど悪くないということ。世間一般には孤独はマイナ…

    文芸・カルチャー

    2019/10/1

  • レビュー

    メキシコ麻薬戦争を描く、ドン・ウィンズロウ畢生の三部作『ザ・ボーダー』、ついに完結!

    『ザ・ボーダー』(ドン・ウィンズロウ:著、田口俊樹:訳/ハーパーコリンズ・ジャパン) 1975年からの30年に及ぶ、アメリカ麻薬取締局のアート・ケラーとメキシコ麻薬カ…

    文芸・カルチャー

    2019/8/10

  • インタビュー・対談

    【ひとめ惚れ大賞】この本は ケーススタディとして 「使うための本」なんです『82年生まれ、キム・ジヨン』訳者・斎藤真理子インタビュー

    『82年生まれ、キム・ジヨン』 チョ・ナムジュ:著 斎藤真理子:訳 装丁(日本語版):名久井直子 装画(日本語版):榎本マリコ 編集(日本語版):井口かおり 筑摩書房1…

    文芸・カルチャー

    2019/6/12

  • レビュー

    性差別と、それに立ち向かう人々の姿―理不尽な差別に正面から向き合うことの大切さ

    『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ:著、斎藤真理子:訳/筑摩書房) 家庭で、学校で、職場で、前に進もうとする女性の前に立ちはだかり行く手を阻んできた性…

    社会

    2019/2/19

  • レビュー

    井上芳雄主演で舞台化決定! 94万部突破のベストセラー『十二番目の天使』が読み継がれる理由とは?

    『十二番目の天使』(オグ・マンディーノ:著、坂本貢一:訳/求龍堂) 思いもよらぬ理不尽や悲劇が身にふりかかったとき、「自分の何が悪かったのだろう」と責める人は多…

    文芸・カルチャー

    2019/2/10