『おやすみの歌が消えて』(リアノン・ネイヴィン:著、越前敏弥:翻訳/集英社) 幼い子どもを主人公にしたシリアスな小説で、読者が違和感を覚えることが多いのは、語り…
社会
2019/2/1
『巨大なラジオ/泳ぐ人』(ジョン・チーヴァー:著、村上春樹:訳/新潮社) 『巨大なラジオ/泳ぐ人』(ジョン・チーヴァー:著、村上春樹:訳/新潮社)は、『キャッチャ…
文芸・カルチャー
2018/12/26
『用心棒』(デイヴィッド・ゴードン:著、青木千鶴:訳/早川書房) デイヴィッド・ゴードンと言えば、『二流小説家』である。いや、当然ながらゴードンが二流の小説家だ…
文芸・カルチャー
2018/12/16
『ジーヴズの事件簿 才智縦横の巻(文春文庫)』(P.G.ウッドハウス:著、岩永正勝・小山太一:編訳/文藝春秋) 2018年10月、お誕生日を迎えられた皇后陛下が、「公務を離…
文芸・カルチャー
2018/12/6
『大統領失踪(上・下巻)』(ビル・クリントン、ジェイムズ・パタースン:著、越前敏弥、久野郁子:訳/早川書房) 4年ごとの大統領選挙の中間の年に実施されるアメリカの…
文芸・カルチャー
2018/11/20
『両方になる』(アリ・スミス:著、木原善彦:訳/新潮社) 15世紀のイタリアに暮らす画家・フランチェスコと、21世紀のイギリスで母を失った悲しみを抱える少女・ジョー…
文芸・カルチャー
2018/11/14
『願いをかなえる呪文』(クリス・コルファー:著、田内志文:訳/平凡社) おとぎ話といえば、多くの人が子どものころから慣れ親しんでいる物語で、グリム童話やアンデル…
エンタメ
2018/11/10
『マイ・プレシャス・リスト』(カレン・リスナー/ハーパーBOOKS) 人とうまく関われない19歳の少女が、幸せになるためのToDoリストの課題をクリアしようと奮闘することで…
エンタメ
2018/10/24
『IQ』(ジョー・イデ:著、熊谷千寿:訳/早川書房) 舞台はLAの危険地域、主人公のIQは高校中退の黒人探偵、相棒は地元ギャングチームの一員。絡んでくるのは、ギャング…
文芸・カルチャー
2018/10/20
『アフリカのことわざ』(アフリカのことわざ研究会/東邦出版) 「ことわざのない話は、塩気のない料理のようなもの」 アフリカには、こんなユニークな言葉があるほど、日…
文芸・カルチャー
2018/9/2
『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』(J.D.サリンジャー:著、金原瑞人:訳/新潮社) 『ライ麦畑でつかまえて』あるいは『キャッチャー・イン…
文芸・カルチャー
2018/7/30
『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 女子刑務所での13ヵ月』(パイパー・カーマン:著、村井理子:訳、安達眞弓:訳/駒草出版) Netflixでオリジナルドラマとして製作さ…
文芸・カルチャー
2018/7/15
発売後たちまちベストセラーになり、英米で話題沸騰の『エレノア・オリファントは今日も元気です』(ゲイル・ハニーマン:著、西山志緒:訳/ハーパーコリンズ・ジャパン)…
文芸・カルチャー
2017/12/28
『エレノア・オリファントは今日も元気です』(ゲイル・ハニーマン:著、西山志緒:訳/ハーパーコリンズ・ジャパン) ドラマ『明日の約束』がおもしろい。毒母による支配…
文芸・カルチャー
2017/12/19
『その日の後刻に』(文藝春秋) 2017年3月に出た、これまでの翻訳仕事についてまとめられた『村上春樹翻訳ほとんど全仕事』(村上春樹/中央公論新社)で「今訳していると…
文芸・カルチャー
2017/9/12
『MONKEY vol.12』(柴田元幸:編/Switch Publishing) 翻訳家・柴田元幸が責任編集を務める文芸誌『MONKEY vol.12』(柴田元幸:編/Switch Publishing)は本号で12号目。…
文芸・カルチャー
2017/7/14
『村上春樹翻訳ほとんど全仕事』(村上春樹/中央公論新社) 村上春樹はハードワーカーである。2017年2月の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文藝春秋)以来…
文芸・カルチャー
2017/5/14
「こんばんは、村上春樹です」 作家・村上春樹さんが姿を現したのは、4月27日(木)新宿サザンシアターにて開催された13年ぶりとなるトークイベント「本当の翻訳の話をし…
文芸・カルチャー
2017/4/28
『サラ、いつわりの祈り』(金原瑞人:訳/アーティストハウス) 90年代後半、カルチャー界の話題をさらったJ.T.リロイといえば、金髪の美少年作家。娼婦の母親のもとに生…
映画
2017/4/18
7年ぶりとなる村上春樹の長編小説、『騎士団長殺し』(新潮社)が2月24日(金)に発売されました。村上春樹の長編といえば、発売前から関連イベントが開催されるなど、ち…
文芸・カルチャー
2017/3/1
村上春樹の長編小説『騎士団長殺し』(新潮社)が2月24日に発売決定!『1Q84』以来7年ぶりの長編とだけあって、Amazonでは予約注文の時点ですでにランキング入りを果たす…
文芸・カルチャー
2017/2/19
『ダークタワーⅠガンスリンガー』(風間賢二訳/KADOKAWA) あのダークファンタジーの傑作「ダークタワー」がリニューアルして帰ってくる!そんなニュースが昨年後半あたり…
文芸・カルチャー
2017/1/26
2015年7月18日(月)に国内で発売された『Wonder』が大きな話題を呼び、大ヒットシリーズ『ハリー・ポッター』のその後を描いた最新作『ハリー・ポッターと呪いの子 第一…
文芸・カルチャー
2016/8/2
2015年7月18日に発売された、生まれつき顔に障害がある少年・オーガストの日常を描いたR・J・パラシオによる児童書『Wonder』。全世界で300万部を突破した同作に、「毎日…
エンタメ
2016/8/2
2016年2月23日(火)、『永遠の始まり』第3巻・第4巻が同時発売され、超大作「百年三部作」シリーズが遂に完結を迎えた。 著者は世界的人気作家ケン・フォレット。1978年…
文芸・カルチャー
2016/3/19
2015年9月、「もっと海外文学を!」「翻訳物はおもしろいんだ!」というコンセプトを元に『BOOKMARK(ブックマーク)』というフリーペーパーが発行され、今、作家を始め、…
文芸・カルチャー
2016/3/10
2005年に公開されて大ヒットした映画「ダ・ヴィンチ・コード」(05)、ヴァチカンを舞台にガリレオの遺した暗号を解き秘密結社イルミナティの陰謀に迫った「天使と悪魔」…
映画
2016/2/21
『わたしを離さないで』(カズオ・イシグロ:著、土屋政雄:訳/早川書房) 人生につまずいた時、誰でも一度は「自分は何のために生きているのか、そして何を成すために生…
文芸・カルチャー
2016/1/6
キングダム 74
【推しの子】 16
ブルーロック(32)