『行きたくない』(加藤シゲアキ、阿川せんり、渡辺優、小嶋陽太郎、奥田亜希子、住野よる/KADOKAWA) 休日明けの朝、学校や仕事に行きたくないと思う人は多いだろう。会…
文芸・カルチャー
2019/8/18
『県民には買うものがある』(笹井都和古/新潮社) リアルの友人のフォロワーが3万人だった…! なんて事態も珍しくない今日この頃。SNSやTwitterは、一部の人間にとって、…
文芸・カルチャー
2019/8/17
『帰郷』(浅田次郎/集英社) 平成が「戦争のない時代」として幕を閉じた。新しい令和という時代も、平和を当たり前と思える時代であってほしい。多くの人はそう思ってい…
文芸・カルチャー
2019/8/6
『初恋さがし』(真梨幸子/新潮社) 人生でたった一度きりの「初恋」。この言葉に、甘く特別な響きを感じ取る人は多いだろう。もしできることなら、初恋の相手が今どこで…
文芸・カルチャー
2019/7/31
『魔法がとけたあとも』(奥田亜希子/双葉社) 年々増える顔のシミ。マッサージしても中々消えないクマ。治りにくくなった傷跡。おまけに頭頂部には白髪もチラホラ…。30代…
文芸・カルチャー
2019/7/14
『海の見える理髪店』(荻原浩/集英社) 本作『海の見える理髪店』(集英社)は、2016年に、まもなくデビュー20年目を迎えようとしていた荻原浩を直木賞受賞に導いた短篇…
文芸・カルチャー
2019/6/8
『泥の女通信』(にくまん子/太田出版) 自分のこと、友達のこと、恋人のこと……すべてが順風満帆なタイミングなんて、意外と少ないもの。昨日までは夢のような時間を過ご…
マンガ
2019/5/27
『カモフラージュ』(松井玲奈/集英社) 4月5日(金)に発売された、女優・松井玲奈さんによるデビュー短編集『カモフラージュ』(集英社)。発売即日で重版がかかるなど…
文芸・カルチャー
2019/5/25
『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(江國香織/集英社) 小説は、ときに私たちの夜をゆったりとほぐしてくれる。 日中に歩く街の喧騒、次から次へと届くメール、謝…
文芸・カルチャー
2019/5/17
『白昼夢の森の少女』(恒川光太郎/KADOKAWA) 衝撃、感動、恐怖、希望、絶望…。この世にあるすべての感情を、巧みな表現力で小説作品に閉じ込めてきた恒川光太郎は、異彩…
文芸・カルチャー
2019/5/12
『カモフラージュ』(松井玲奈/集英社) NHK連続テレビ小説『まんぷく』に出演していた女優・松井玲奈さん。これまで、型破りなストーカー女子や鉄道オタク、ミステリアス…
文芸・カルチャー
2019/4/13
『リアルプリンセス』(著:寺地はるな、飛鳥井千砂、島本理生、加藤千恵、藤岡陽子、大山淳子/ポプラ社) 2019年4月4日(木)に、6人の女性作家が集結したアンソロジー集…
文芸・カルチャー
2019/4/13
現在役者として活躍中の松井玲奈が、初の短編集『カモフラージュ』を出版。昨年、『小説すばる』で発表した『拭っても、拭っても』を含む、恋愛モノからホラーテイストま…
文芸・カルチャー
2019/4/10
何もかもが初めてづくしだった幼い頃、世界は新鮮な驚きに満ちていた。色も、音も、においも、すべてが“ここではないどこか”へ誘ってくれる舟のような存在だった。そんな…
文芸・カルチャー
2019/4/3
『ひとんち 澤村伊智短編集』(澤村伊智/光文社) 『ぼぎわんが、来る』の実写映画化(中島哲也監督『来る』)と、同作の著者・澤村伊智氏のブレイクは、昨年のエンタメ小…
文芸・カルチャー
2019/3/8
『トイレで読む、トイレのためのトイレ小説』(著:雹月あさみ/イラスト:ヨシタケシンスケ/KADOKAWA) トイレ――そこはお酒を呑み過ぎた夜や翌日にこもったり、会社で心折…
文芸・カルチャー
2019/2/2
『意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語』(氏田雄介/PHP研究所) 「インスタ映え」という言葉があるように、Instagramを通じて発信するほとんどは、誰かに見…
文芸・カルチャー
2019/1/1
『かけらのかたち』(深沢潮/新潮社) 誰かをうらやんでも意味がないし、虚しくなるだけ……。わかったつもりでいても、他人のSNSを見て、心がザワザワしたことはないだろう…
文芸・カルチャー
2018/12/31
『巨大なラジオ/泳ぐ人』(ジョン・チーヴァー:著、村上春樹:訳/新潮社) 『巨大なラジオ/泳ぐ人』(ジョン・チーヴァー:著、村上春樹:訳/新潮社)は、『キャッチャ…
文芸・カルチャー
2018/12/26
『世にも奇妙な君物語』(朝井リョウ/講談社) 誰もが知る国民的番組『世にも奇妙な物語』は、最後にゾクッとするオチが付くホラーやミステリーが多く、どちらかといえば“…
文芸・カルチャー
2018/12/25
『絵本処方院ウサミの謎カルテ』(古都こいと/ポプラ社) “絵本”を軸に人々の心温まる交流を描いた連作短編集『絵本処方院ウサミの謎カルテ』(古都こいと/ポプラ社)が11…
文芸・カルチャー
2018/12/2
『青い春を数えて』(武田綾乃/講談社) 「青春」と聞けば、多くの人がさわやかで、輝いている毎日をイメージするだろう。だが、こうしたイメージには往々にして、年長者…
文芸・カルチャー
2018/10/23
『ベランダは難攻不落のラ・フランス』(衿沢世衣子/イースト・プレス) 漫画家・衿沢世衣子が描く『ベランダは難攻不落のラ・フランス』が2018年10月6日(土)に発売。10…
マンガ
2018/10/14
『叙述トリック短編集』(似鳥鶏/講談社) 誰かにミステリー小説をすすめるとき、“叙述トリックもの”ほど厄介な存在はない。叙述トリックとは、「作者が読者に仕掛けるト…
文芸・カルチャー
2018/10/10
『母のあしおと』(神田茜/集英社) 「自分のこれまでの人生には、どんなドラマが詰まっているのだろう」―そう考えさせてくれる『母のあしおと』(神田茜/集英社)は、ひ…
文芸・カルチャー
2018/10/9
『カフカショートセレクション雑種』(フランツ・カフカ:著、ヨシタケシンスケ:イラスト、酒寄進一:訳/理論社) 夏の読書感想文の定番の1冊と言えば、カフカの『変身』…
文芸・カルチャー
2018/9/30
『ポイズンドーター・ホーリーマザー』(湊かなえ/光文社) 湊かなえ氏は“反転”を描く作家だ。人は誰しも自分だけの物語を生きている。よかれと思っての言動が、誰かを苦…
文芸・カルチャー
2018/9/18
『檸檬 (280円文庫)』(梶井基次郎/角川春樹事務所) 『檸檬 (角川文庫)』(梶井基次郎/角川書店) 『檸檬 (新潮文庫)』(梶井基次郎/新潮社) 読み返せば読み返すほど、…
文芸・カルチャー
2018/8/23
『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』(J.D.サリンジャー:著、金原瑞人:訳/新潮社) 『ライ麦畑でつかまえて』あるいは『キャッチャー・イン…
文芸・カルチャー
2018/7/30
『噛みあわない会話と、ある過去について』(辻村深月/講談社) 最近、以前にも増して“毒親”という言葉をネットで見るようになったと思う。身近な知り合いでも「ウチの家…
文芸・カルチャー
2018/7/18
キングダム 74
【推しの子】 16
ブルーロック(32)