『本当の夜をさがして―都市の明かりは私たちから何を奪ったのか』(ポール・ボガード:著、上原直子:訳/白揚社) 本を読むことができるくらいの街灯や店の明かりというの…
暮らし
2016/9/7
『ルポ居所不明児童―消えた子どもたち(ちくま新書)』(石川結貴/筑摩書房) 2万4000人という数字が何の数字だかご存じだろうか。54年間、およそ半世紀の間にどこにいる…
社会
2016/8/26
『神経ハイジャック――もしも「注意力」が奪われたら』(マット・リヒテル:著、小塚一宏:その他、三木俊哉:訳/英治出版) 世界中を席巻している「ポケモンGO」で、問題…
暮らし
2016/8/23
『あなたがもし残酷な100人の村の村人だと知ったら』(江上 治/経済界) 他国と比べて治安が良く、目立った貧困も食糧難もない日本はなんて幸せな国なのだろう。しかしそ…
社会
2016/8/18
『下り坂をそろそろと下る(講談社現代新書)』(講談社) 人にとって最も堪え難い感情は「寂しさ」なのかもしれない。寂しさは様々な負の感情を誘発する。『スター・ウォ…
社会
2016/8/16
『産廃Gメンが見た食品廃棄の裏側』(石渡正佳/日経BP社) 以前、コンビニ弁当の消費期限が切迫すると、すべてを廃棄することがマスコミで報道され、騒がれたことがある。…
社会
2016/7/31
『昼、介護職。夜、デリヘル嬢。』(家田荘子/ブックマン社) 極道の妻、歌舞伎町に生きる女性たち、愛と性を追い続ける作家、家田荘子。「風俗を取材すると、日本の縮図…
社会
2016/7/29
『万引き老人』(伊東ゆう/双葉社) 『万引き老人』――社会の暗部をのぞきこむようなタイトルだ。 失うものがない人間は、一番強い。その意味でいうと、人生をあきらめてい…
社会
2016/7/14
『歌舞伎町はなぜ〈ぼったくり〉がなくならないのか』(武岡 暢/イースト・プレス) 2020年に東京オリンピックが開かれる。このため、日本中で様々なオリンピック関連の取…
社会
2016/7/14
『新築マンションは9割が欠陥』(船津欣弘/幻冬舎) 「住宅」購入は一生ものの大きな夢。こんな街のこんな住まいで、こんな風に暮らしたい…希望を思い描く。それゆえ、見…
暮らし
2016/7/13
『女の子は本当にピンクが好きなのか』(堀越英美/Pヴァイン) 友人に赤ちゃんが生まれたのでお祝いの品を選びに行く。何をあげるかはすぐに選べなくてもプレゼントする物…
社会
2016/7/12
『1982 名前のない世代』(佐藤 喬/宝島社) 1980年代前半に生まれた世代には、バブル世代(1965~70年生まれ)や団塊ジュニア世代(1971~74年生まれ)といった明確な名…
社会
2016/7/10
『父よ、ロング・グッドバイ男の介護日誌』(盛田隆二/双葉社) 介護をして、初めて目の当たりにした父の姿がある。介護老人保健施設で自由に喫煙できないのを不満に思っ…
社会
2016/5/18
『拝啓市長さま、こんな図書館をつくりましょう』(みすず書房) 町の図書館といえば、書架と机が整然と並んでいて、本や雑誌を無料で借りられる場所。そんなイメージが一…
社会
2016/5/10
『母さんごめん、もう無理だきょうも傍聴席にいます』(朝日新聞社会部/幻冬舎) 朝日新聞社会部には、裁判の傍聴を専門にする記者たちがいる。そのひとりが上司に「いま…
社会
2016/4/18
『ストーカー加害者私から、逃げてください』(田淵俊彦、NNNドキュメント取材班:著/河出書房新社) 3年連続で2万件超え――。これは2013年から15年にかけて、警察庁が把握…
社会
2016/4/15
『エロスと「わいせつ」のあいだ表現と規制の戦後攻防史』(園田 寿・臺 宏士/朝日新聞出版) 春画ブームである。昨年、永青文庫で開催された日本初の『春画展』は新聞や…
暮らし
2016/3/28
『セーラー服の歌人 鳥居 拾った新聞で字を覚えたホームレス少女の物語』(岩岡千景/KADOKAWA/アスキー・メディアワークス) あなたは「鳥居」という歌人をご存じだろうか…
文芸・カルチャー
2016/2/10
『知って役立つ民俗学』(福田アジオ/ミネルヴァ書房) 民俗学と聞くと「昔の村や地方の風習などを研究する学問」だと思う人も多いかもしれません。確かにそれはそうなの…
社会
2016/1/17
キングダム 74
【推しの子】 16
ブルーロック(32)