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タグ:裁判

過去の'裁判'タグの記事一覧(36件)

  • レビュー

  • レビュー

    冤罪で監獄に48年間入れられた元死刑囚。彼の無罪をひとり信じた裁判官の悔しさと精神崩壊、死去までを追ったルポルタージュ

    『完全版 袴田事件を裁いた男』(尾形誠規/朝日新聞出版) 骨太で精緻なルポルタージュである。尾形誠規氏『完全版 袴田事件を裁いた男』(朝日新聞出版)は、1966年に袴…

    文芸・カルチャー

    2023/10/18

  • レビュー

    『裁判官も人である』――出世のために上司への忖度は当たり前!? 前例主義、倫理観で揺れ動く、裁判官の重圧とは

    『裁判官も人である 良心と組織の狭間で』(岩瀬達哉/講談社) 人生で「できれば行きたくない場所」はいろいろあるが、「裁判所」は確実に上位にランクインする場所だ。訴…

    暮らし

    2020/3/10

  • レビュー

    中3少年を彼氏にした女教師、ナンパしてきた男性の頭に包丁…ドロドロの情念渦巻く「女性の性犯罪」

    『実録 女の性犯罪事件簿』(諸岡宏樹/鉄人社) 痴漢をはじめ、男が加害者となる性犯罪が後を絶たない。しかし一方で、現実には女性が加害者になるというケースもある。 …

    社会

    2020/2/6

  • レビュー

    死刑と無期懲役の間で葛藤! クールな裁判官が裏に抱える「本音」を告白

    『裁判官失格 法と正義の間(はざま)で揺れ動く苦悩と葛藤』(高橋隆一/SBクリエイティブ) 黒い法服をまとう裁判官には、謹厳実直という言葉がよく似合う。だが、裁判官…

    社会

    2020/2/4

  • レビュー

    40代課長、電車内で性器露出して「俺、生きてる」と実感。真面目なビジネスマンが見せた裏の顔

    『なぜ元公務員はいっぺんにおにぎり35個を万引きしたのか ビジネスマン裁判傍聴記』(北尾トロ/プレジデント社) これほどまでタイトルを二度見し、それでも内容がうまく…

    社会

    2019/11/4

  • レビュー

    騙した相手に惚れてしまった女結婚詐欺師! 新聞には載らない事件の「その後」を傍聴ルポで追う

    『きょうも傍聴席にいます』(朝日新聞社会部/幻冬舎) 北尾トロの『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』(文春文庫)や、裁判傍聴芸人として有名な阿曽山大噴火(あそさ…

    社会

    2019/1/8

  • レビュー

    壮絶な老人犯罪実録! 暴走老人の異常な執着、奔放な犯罪、呆れた言い訳…

    『暴走老人・犯罪劇場』(高橋ユキ/洋泉社) 検察官「あなた逮捕された時、調書作りましたね?」 被告「ハァ~、作ってましたかね」 検察官「調書、見たことありますか?…

    社会

    2018/12/16

  • インタビュー・対談

    冤罪は他人事ではない―今なお続く「袴田事件」の裁判を検証する【インタビュー】

    『袴田事件これでも死刑なのか』(小石勝朗/現代人文社) あなたの上司とその家族が殺され、「アリバイがない」という理由であなたが逮捕されてしまう。無罪を訴えても聞…

    社会

    2018/10/5

  • レビュー

    「パワハラ」と「教育的指導」の境界線は? 会社のルールのグレーゾーンを一刀両断

    『会社のやってはいけない!』(内海正人/クロスメディア・パブリッシング) ここ数年で会社員の働き方も会社の働かせ方も大きく変わってきた。残業時間やハラスメントに…

    ビジネス

    2018/8/8

  • レビュー

    「ムショ帰り」のムショは「刑務所」ではない? 大人のための、知っていると差がつく雑学

    『知っていると差がつく知的雑学知識の博覧会』(曽根翔太/彩図社) 薀蓄は過ぎると人に嫌われるけれど、会話の材料にはなる。私の場合、初対面の人にはどんな話題を振れ…

    暮らし

    2018/7/13

  • インタビュー・対談

    服役して初めて知った、刑務所の「現実」……『刑務所しか居場所がない人たち 学校では教えてくれない、障害と犯罪の話』

    『刑務所しか居場所がない人たち学校では教えてくれない、障害と犯罪の話』(大月書店) あなたは刑務所と聞いて、何を想像するだろう。 さしずめ「和彫りの入った凶悪な…

    社会

    2018/6/20

  • レビュー

    「女子刑務所へ入っていました」――元受刑者が明かす塀の中の実態は……

    『女子刑務所へ入っていました』(今は普通の主婦:原作、東條さち子:作画/竹書房) 先日、刑務所から脱走した囚人が1ヶ月近い逃走劇の末、ようやく逮捕された。私はこの…

    暮らし

    2018/6/17

  • レビュー

    ある日突然、720万円の請求書…認知症だった父を奪った鉄道事故で息子は「被告」となった―

    『認知症鉄道事故裁判 ~閉じ込めなければ、罪ですか?~』(ブックマン社) 2007年12月7日、夕方。JR東海道本線共和駅で、高井良雄さんが鉄道事故に遭い亡くなった。良雄…

    社会

    2018/5/26

  • レビュー

    “加害者”にされたら最後。「痴漢冤罪」裏ビジネスの実態

    『痴漢冤罪』(新堂冬樹/祥伝社) 「この人、痴漢です」 電車内で、こんな女性の叫び声を聞いたことがあるだろうか? もちろん痴漢行為があれば償わなければならないが、…

    文芸・カルチャー

    2018/3/30

  • ニュース

    医学博士の学位を持つ弁護士が語る「医療裁判」の戦い方——ヤブ医者に騙されないために

    『医療事故に「遭わない」「負けない」「諦めない」』(石黒麻利子/扶桑社) 日本の高齢者の割合は全人口のおよそ30%を占めるようになり、医者にかかる人の割合も同時に増…

    社会

    2018/1/24

  • レビュー

    独身男性を好きになった既婚女性たち

    男女がいれば、どこでも恋愛が生じる可能性がある。既婚の女性が独身男性を好きになったとき、どういう思いで付き合いに至るのか。そこにどんな葛藤があるのだろうか。 ■…

    恋愛・結婚

    2017/12/11

  • レビュー

    総国民が陪審員となったネット社会…一億人が犯人を裁くSFサスペンス

    『公開法廷 一億人の陪審員』(一田和樹/原書房) 2016年のアメリカ大統領選は実質上の「情報戦」だったと言われている。真偽はともかく、より国民の共感を得られるような…

    文芸・カルチャー

    2017/12/8

  • レビュー

    元カレを取り戻すために家族を殺した放火犯、過剰な気遣いが犯罪を呼ぶ夫婦……恋愛事件だけを集めた傍聴記!

    『恋の法廷式(朝日文庫)』(北尾トロ/朝日新聞出版) 最近、「裁判傍聴」にハマる人が多いという。傍聴人を数多く集める裁判トップ3は、大事件(大きく報道されている事…

    暮らし

    2017/9/5

  • ニュース

    「受刑者は日々、何をしている?」「性処理はどうする?」──刑務官が明かす、知られざる刑務所の内情

    『刑務官が明かす刑務所の絶対言ってはいけない話』(一之瀬はち/竹書房) 口論での「ゴメンで済めば警察はいらない!」というセリフはもはや常套句だが、現実としては対…

    社会

    2017/8/28

  • レビュー

    日本の殺人事件の55%が「親族間殺人」という現実──。「親を奴隷化する引きこもり」リアルな現場を知る著者が訴える、親子問題の解決策とは?

    『子供の死を祈る親たち』(押川剛/新潮社) 警察庁が今年4月、ショッキングなデータを公表した。2016年に摘発した殺人事件(未遂含む)のうち55%、つまり半数以上が、「…

    社会

    2017/6/28

  • ニュース

    人工子宮で夫が出産する未来も…… 。『黒い結婚 白い結婚』にみる「結婚の実態」7つのケースとは?

    『黒い結婚白い結婚』(中島京子、窪美澄、木原音瀬、深沢潮、成田名璃子、瀧羽麻子、森美樹/講談社) 結婚すると天国にいけるのか?地獄に落ちるのか?「夫が妻にとって…

    恋愛・結婚

    2017/3/15

  • ニュース

    奥さんに浮気されたのに、離婚裁判で3888万円を支払うことに!?  知らないとマズイ「離婚の真実」

    『損する結婚儲かる離婚』(藤沢数希/新潮社) 結婚は人生の到達点の1つだ。素晴らしいパートナーと出会い、笑いの絶えない温かい家庭を築く。これぞ人生の幸せだ。しかし…

    恋愛・結婚

    2017/3/14

  • ニュース

    高齢者詐欺、「自分は大丈夫」の思い込みが危険! 騙されないために知っておくべき対策マニュアル

    『マンガでわかる! 高齢者詐欺対策マニュアル』(著:西田公昭、漫画:山本あり/ディスカヴァー・トゥエンティワン) 年々高齢者の被害総額が膨れ上がっている通称「オレ…

    暮らし

    2017/1/6

  • ニュース

    大切な人が、交通事故に遭ったら…被害者を苦しめる“トライアングル”に負けないために知っておきたいこと

    『国・裁判所・保険会社の不合理な真実 虚像のトライアングル』(平岡将人/幻冬舎) 自転車保険市場が活況だそうですね。私も対人補償の手厚いものに入っていますが、朝の…

    社会

    2016/12/15

  • ニュース

    恐怖と絶望の中、死の直前に絞り出したメッセージ… 2007年「名古屋闇サイト殺人事件」に迫る慟哭のノンフィクション

    『いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件』 (大崎善生/KADOKAWA) デビュー作『聖の青春』が映画化され、話題となっている作家・大崎善生の最新作『いつかの夏 名古屋闇サイ…

    社会

    2016/12/1

  • インタビュー・対談

    人はなぜ罪を犯すのか?『怒り』『悪人』で知られる芥川賞作家・吉田修一が『犯罪小説集』で“加害者の歪んだ心”を描く!

    『さよなら渓谷』、『悪人』、『怒り』。芥川賞作家・吉田修一はこれまで、犯罪事件によって広がった波紋を描く長編を継続して発表してきた。最新作『犯罪小説集』は5編か…

    新刊著者インタビュー

    2016/11/14

  • ニュース

    白人の人妻と関係を持ったことで、犯してもいない殺人の罪で死刑を宣告された黒人。米国司法の闇に迫るノンフィクション

    『黒い司法 黒人死刑大国アメリカの冤罪と闘う』(亜紀書房) ブライアン・スティーヴンソン弁護士はアラバマ州モンゴメリーを拠点に「司法の公正構想(EJI)」の事務局長…

    社会

    2016/11/14

  • ニュース

    セックス自慢、過激なポルノ私小説、獄中結婚…男を狂わす“木嶋佳苗”の正体とは?

    11月4日(金)21時から、殺人事件に関与したとされる女性の人生にスポットをあてたドキュメンタリー番組『追跡!平成オンナの大事件』(フジテレビ系列)が放送される。取…

    文芸・カルチャー

    2016/11/4

  • ニュース

    三匹のこぶたは正当防衛? 計画的犯行? 昔話たちの主人公が法廷で争う『昔話法廷』

    『昔話法廷』(今井雅子/金の星社) オオカミを殺した「三匹のこぶた」の末っ子ブタは、正当防衛で無罪か?それとも計画的殺人で有罪か?慣れ親しんだ昔話に登場するキャ…

    暮らし

    2016/10/27